北イタリア・ロンバルディア州の観光スポット!文化も自然も網羅の7選

みなさんは北イタリアの「ロンバルディア州」をご存じですか?州都であるファッションの発祥地ミラノは世界的にも有名な観光地ですよね。ただし、せっかく訪れたならミラノだけでは勿体無い!ロンバルディア州には歴史的価値のある美しい古都や古代から愛された湖畔の景観など、人々を惹きつけ続ける美しい観光地がたくさんあります。今回はそんなロンバルディア州の観光スポットを7つに厳選し、ご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

①ミラノ / ミラノ

最初にご紹介するのは、ロンバルディア州の州都「ミラノ」です。世界最先端のファッションの発祥地、また長い歴史の中で生み出された建築や美術作品が殘る街でもあります。中世の時代はミラノ公国の首都として栄えました。ミラノを象徴するのはアーチ型のガラス天井のアーケードが美しい「ガッレリア」。カフェやレスラン、イタリアンブランドの店が並び、常に観光客で賑わっています。
町のシンボルである「ドゥオーモ」は、ゴシック建築の傑作である大聖堂。135本の尖塔や荘厳な外観だけでなく、内部のステンドグラスも大変美しく必見です。他にも、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」が殘る「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」やかつてのミラノ公国の要塞「スフォルツァ城」など見所はたくさん。歴史的にとても貴重な美術品の数々を見学しながら、おしゃれなミラノの街をぜひ満喫してくださいね。

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②ベルガモ / ベルガモ

次にご紹介するのは、ロンバルディア州で最も美しい街と言われる「ベルガモ」です。ベルガモは、中世とルネッサンス時代の建築がそのまま殘る丘の上の旧市街ベルガモ・アルタと、近代的な建物が建てられている丘の下の新市街ベルガモ・バッサの大きく2つに分かれています。ベルガモの観光地の多くはベルガモ・アルタの方に集中しており、中世の雰囲気がそのまま残る幻想的な景観を今に留めています。
アルタは、ヴェネツィア共和国の支配下の中世の時代、隣接するミラノ共和国との間に境界を築く目的で建設されました。このアルタを取り囲む城壁からは、バッサの街並みとアルプスを一望できます。現代と過去が交錯するような不思議な街、ベルガモを訪れれば中世にタイムスリップしたかのような気分になれるかもしれませんね。ミラノからは列車で1時間弱、日帰り旅行がオススメです。

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ベルガモ

bergamo,italy

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③ブレーシャ / ブレーシャ

次にご紹介するのは、ミラノに次ぐロンバルディアの第二の都市「ブレーシャ」です。第二の都市と言っても、徒歩で観光して回れるほどの大きさの街で、ミラノから日帰り旅行も可能です。噴水の多くある街として有名で、地上の楽園とも言われたそう。その歴史は古く、ローマ時代以前に遡ります。その後ヴェネツィア公国やオーストリア帝国の支配時に作られた建物が今でも残っています。
古代ローマからの歴史を伝える「サンタ・ジュリア博物館」は必見。その広大な建物は9世紀に建てられた修道院で、その歴史的価値から世界遺産にも登録されています。また、サンタ・ジュリア博物館のすぐ近くには、古代遺跡の残る「考古学公園」があります。列柱の残る神殿やローマ劇場などが残っており、古代ローマ時代の面影を感じることができます。

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ブレーシャ

brescia, italy

3.00 06

④シルミオーネ / ブレーシャ

次にご紹介する「シルミオーネ」は、イタリア最大の湖「ガルダ湖」に突き出る岬にあるリゾート地。なんと紀元前から景勝地として知られており、古代ローマ人も通ったというから驚きです。古くから温泉保養地として有名で、古代から多くの人が癒されにやってきたとか。今でも温泉スパがあるので、伝統ある温泉地で是非旅の疲れを癒しに訪れてみてくださいね。
町のシンボルは「スカラ家の城塞」。スカラ家とは13世紀ごろ近郊地域を支配した領主の名前です。城門内の旧市街は歩行者天国になっており、おしゃれなお店が建ち並んでおり、買い物をする観光客で賑わっています。エメラルドグリーンに輝くガルダ湖を眺めながら、歴史あるリゾート地で過去に思いを馳せる、そんな素敵な旅もどうですか?

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⑤マントヴァ / マントヴァ

次にご紹介するのは、湖に囲まれた芸術の町「マントヴァ」です。オペラ「リゴレット」の舞台として有名です。ルネッサンス期にマントヴァを支配していたゴンザガ家によってルネッサンス的都市計画がなされ、拡張・発展した町です。当時の町並みはそのままに、古き良き落ち着いた中世の雰囲気を今でも感じることができます。
小さな町なので、観光地は全て徒歩で廻る事ができます。マントヴァのシンボルである「ドゥカーレ宮殿」は、ゴンザガ家の豪華な宮殿で500近くの部屋があり、全て見るには1カ月かかるとか。部屋や廊下には価値の高い有名画家によるフレスコ画があり必見です。また、マントヴァは30km先の城壁に囲まれた町「サッビオネータ」と一緒に世界遺産に登録されているので時間があれば足をのばしてみては。ミラノからは列車で2時間ほどです。

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マントヴァ

mantova, italy

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⑥コモ湖 / コモ・レッコ

ミラノから列車で30分ほど行くと、美しい湖水地域が広がっています。その中でも今回紹介するのは、ヨーロッパ最深の湖と言われる「コモ湖」です。古代ローマ時代からカエサルやアウグストゥスと言ったローマ皇帝に愛された避暑地で、その後ヨーロッパの富豪たちが湖畔にヴィラ(別荘)を競って建て、現代のような景観になりました。
美しい湖畔を望む多くのヴィラはその建築様式や庭園も見どころ。映画の舞台になったことでも有名です。古代から多くの人々に愛されてきた北イタリアの美しい自然を眺めながら、当時の富豪たちの華やかな生活に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。古都巡りに疲れたら、イタリアの美しい景観を癒されに出かけてみましょう。

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⑦レーティッシュ鉄道 / ソンドリオ

最後にご紹介するのは、スイス最大の私鉄会社による「レーティッシュ鉄道」です。スイスとイタリアを結ぶアルブラ線とベルニナ線が、その100年の歴史と周辺の美しい景観でスイスとイタリアにわたって世界遺産に登録されています。イタリア領の登録範囲は、スイスのサンモリッツとイタリアのティラーノを結ぶベルニナ線の一部。ティラーノへはミラノから列車で2時間半ほどです。
アルプスを南北に縦断するベルニナ線は、1910年の開通。4000m級のベルニナ山群やアルプスの美しい谷の中を走り抜けます。イタリアからスイスに抜ける交通手段として利用するもよし、スイスに行く予定がなくても往復して観光する価値は十分にあります。ミラノやベルガモからの日帰りツアーも催行しているので是非チェックしてみてくださいね。

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北イタリアの美しい地を訪れよう。

古代から愛されてきた景観や中世から残る美しい小都市など一見の価値がある観光地のあるロンバルディア州。ミラノを訪れた際は、北イタリアの風景に是非、出会いに行ってくださいね。

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