死ぬまでに一度は行きたい!秘境の宝庫「中国」にある奇跡の絶景8選

お隣りにありながらまだまだ知らないことの多い中国。広大な面積の中国には数々の世界遺産をはじめとした絶景や秘境と呼ばれる場所があるのですが、今回はその中でも特に美しく“奇跡”とも言える場所を厳選しました。すでに人気の場所から中国でもまだあまり知られていない場所まで8つの魅力的なスポットをご紹介します。(掲載の情報は2018年10月時点のものになります。訪れる際には必ず事前にご確認下さい。)

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このまとめ記事の目次

奇跡の絶景に出会いたい!

長い年月をかけて造られてきた“奇跡の絶景”と言えるスポットが多い中国。ずっと昔から存在していたはずなのに発見されたのは2000年代に入ってから、なんて場所も。今回ご紹介するのは、中国ならではの地形からできた大自然や独特な建築様式の建物など、想像をはるかに超えた中国スケールの「一生に一度は行ってみたい」絶景ばかりです。

①枸杞島 後頭湾(ほうとうわん)村/浙江省

まずご紹介するのは上海沖の枸杞(クコ)島にある「後頭湾村」。かつては漁業で栄えた村が住民の移住計画によって2002年に廃村になり、いつの間にか村全体が蔦や草木で覆われてしまった場所。その幻想的な姿から「中国で最も美しい廃村」と言われているそう。
大都市上海のすぐ近くにありながら、ここだけすっかり時間が止まってしまったようなノスタルジックで美しい光景が印象的な後頭湾村。一部ではアニメの映像にも似ていると話題になっているとか。このような緑に覆われた光景は春から初夏にかけての時期に見ることができるそうですよ。

詳細情報

枸杞島

中華人民共和国 舟山市 ジョウ泗県 枸杞島

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3.00 02

②鳳凰古城(ほうおうこじょう)/湖南省

300年以上前に造られた街並みが今も完全な形で残る「鳳凰古城」は湖南省に住む少数民族ミャオ族の居住地。2001年に中国の国家歴史文化名城に指定されて以来、人気スポットになり「中国で最も美しい古城の街」と称される場所。「吊脚楼(ちょうきゃくろう)」と言う独特な建築様式の建物が川に面した斜面に所せましと並ぶ姿は圧巻の一言です。
朝には川から立ち上る水蒸気によって水墨画のような幻想的な光景が見られることも。時間があれば遊覧船に乗りながら鳳凰古城を眺めるのもおすすめです。また夜にはライトアップされ日中とはまた違った煌びやかな雰囲気が楽しめますよ。ゆっくり過ごして鳳凰古城の美しさを堪能したい場所です。

詳細情報

鳳凰古城 Phoenix Ancient Town

沱江镇, 鳳凰県, 中国

3.04 036

③張掖丹霞(ちょうえきたんか)国家地質公園/甘粛省

中国北西部の甘粛(かんしゅく)省にある広大なジオパーク「張掖丹霞国家地質公園」。東洋のグランドキャニオンとも言われるその場所に広がるのは一面真っ赤に染まったような大地の絶景。白亜紀の地層が隆起してむき出しになったもので、2002年に発見されました。その後2009年公開の中国映画のロケ地にもなったことで一気に話題になったそうです。
赤い堆積岩で形成されていますが、さまざまな種類の鉱石が重なることから太陽の光に照らされると色鮮やかに輝いて見えるんです。その光景がまるで地面に広がっている虹のようで「七彩山」とも呼ばれるそう。ベストシーズンは秋。しかも夕陽に染まる時間帯なら別の惑星に来たかのような絶景が見られます。

詳細情報

張掖丹霞地貌

甘粛省張掖市肅南裕固自治県倪家営郷南台子村 張掖丹霞国家地質公園

3.00 08

④白水台(はくすいだい)/雲南省

純白の鍾乳洞が地上に現れたような絶景が目に飛び込んでくるこの場所は、「雲南保護地域の三江併流群」の一部として世界遺産にも登録されている「白水台」。地下水から石灰分が溶け出し長い年月をかけて沈積してできたもの。チベット族が暮らす雲南省シャングリラ県からさらに南東へ100キロほど行った標高2300mの白水村にある秘境です。
その美しさから「天池」とも呼ばれる白水台は、この地に住む少数民族ナシ族ににまつわるいくつもの伝説があり聖地として大切に残されてきた場所でもあります。ナシ族はこの地を「次第に成長する花」を意味する「スプズ」と呼んでいるそう。美しいだけでなく大きなパワーまでもらえそうな場所です。

詳細情報

白水台

中華人民共和国 雲南省 徳欽県 シャングリラ

3.00 02

雲南 三江併流群

674600 中国徳欽県维西县

3.00 02

⑤武陵源(ぶりょうげん)/湖南省

高さ200メートル以上の奇岩が3100本以上も立ち並ぶ「武陵源」。“中国の絶景”と言えばこの光景を思い浮かべる人も多いのでは?地殻変動や雨風による浸食によって作り出された信じられないような自然の産物で、1970年代までは未開の地だったと言うまさに秘境。ハリウッド映画のモデルになったと言われ世界的にも有名になりました。
この絶景を見ることができる袁家界(えんかかい)エリアへは世界で最も高く速度が最も早いとギネスにも認定されている「百龍エレベーター」で一気に登ることができます。その高さ326m。ガラス張りでスピードも速いので高所が問題ない人限定になるかも知れません。
ベストシーズンは比較的雨の少ない春と秋ですが、雨の多い夏は雲海が、冬は水墨画のような美しい雪化粧が望める可能性が高くなるのでその時期を狙っていく人もいるそうです。

詳細情報

3.57 072

⑥天門洞(てんもんどう)/湖南省

武陵源と同じく湖南省張家界(ちょうかかい)南部にある「天門洞」。巨大な岩に空いた大きな穴と、そこへ向かうための長い階段が神秘的で「天国への入口」「天の目」とも言われている場所。地震で崩れてできたというこの穴の大きさは高さ131m、幅57m、奥行き60mと想像を超えたスケールです。
天門洞へ行くための階段はなんと999段!天国への階段はそんなに簡単ではないようですが、実は張家界市内からロープウェイでも登頂可能。全長7500mもあり約28分間の空中散歩が楽しめますよ。天門洞の先は天門山の散策コースになっていてガラス張りの桟橋をあるくこともできるんです。冬場は凍結などで閉鎖されていることもあるので、春や秋に訪れるのがおすすめです。

詳細情報

張家界天門山

中華人民共和国湖南省張家界市永定区

3.00 026

⑦福建土楼(ふっけんどろう)/福建省

福建省南西部の山岳地帯にある土楼群「福建土楼」。巨大な要塞のようにも見えるこの建物は12世紀~20世紀にかけて建てられた客家(はっか)と呼ばれる北方移民が住む集合住宅なんです。内部には200を超える部屋があり現在も生活しています。2008年に世界遺産に登録されました。
いくつかある土楼群にはそれぞれ特徴があり、振成楼は中国伝統様式だけでなくギリシャ様式も取り入れていたり、承啓楼はその大きさから「土楼の王」と呼ばれ中国の1元切手の絵柄にも選ばれたりしています。通常は一般の立ち入りは禁止ですが一部の土楼では見学や宿泊体験が可能なところもあります。ぜひ宿泊して世界的にも珍しい建築様式と客家の暮らしを体験してみては?

詳細情報

福建土楼

中国福建省永定県湖坑郷洪坑村

3.47 08

⑧嘉陽炭鉱鉄道(かようたんこうてつどう)/四川省

最後にご紹介するのは四川省を走る「嘉陽炭鉱鉄道(芭石鉄道)」。レール幅が狭いためとても小さな蒸気機関車で「嘉陽小火車(嘉陽の小さい列車)」とも呼ばれて親しまれているそう。かつては石炭を運ぶ炭鉱鉄道だったものが、2003年にその役割を終えて今では一般客車に観光用客車も連結され、全長20キロほどの道のりを片道1時間半かけて往復しています。
2010年に近隣に高速道路が開通したばかりなので、鉄道沿線は今でも美しい自然の風景や炭鉱街の古い街並みが残る場所も。またイギリスとの合弁会社で炭鉱を掘ったこともあって終点の芭溝駅はヨーロッパ風の建物が見られる面白い街でもあるんです。中国でも珍しくなった蒸気機関車なので、撮影スポットではフォトランができたり、菜の花の季節には見どころで停車してくれることもあるそうです。

詳細情報

嘉陽小火車(芭石铁路)

中華人民共和国 四川省 楽山市 ケン為県

3.00 03

人生観が変わる、中国の絶景

いかがでしたか?どの場所も秘境と言われるだけあり決して行きやすい場所ばかりではないのですが、だからこそ一生に一度は行ってみたくなりますよね。日本や中国の都市からツアーで行くこともできるので気になる場所があればぜひ調べてみて下さいね!(掲載している情報は公開日時点のものです。訪れる際には公式サイトなどでご確認下さい。)

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