国なき国を巡ろう。スペインの異郷バスクの観光スポット7選

皆さんはバスク地方をご存知ですか?スペインとフランスのまたがるこの地域は、古くからの独自の文化や言語を守り続けている”もう一つの国”のような地域。「スペインバスク」と呼ばれるスペイン側は、青く美しいビスケー湾とピレネー山脈に挟まれた風光明媚な土地。美食の地域とも知られ、美味しいバルやレストランがひしめき合っています。今回はそんな魅力たっぷりのスペインバスクの訪れるべき観光スポットをご紹介します!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

①ビルバオ

最初にご紹介する「ビルバオ」は、自然に囲まれた工業都市です。また、有名建築家たちによる様々な建築物が特徴的なアートの街でもあります。1997年に建てられたビルバオの新しいランドマーク「グッゲンハイム美術館」はモダンアートの殿堂。外観自体が芸術作品のようです。
一方、木造のバルコニーがついた趣のある建物が並ぶ旧市街もビルバオの見どころ。ビルバオ郊外にある「ビスカヤ橋」は、世界最古の運搬橋といて世界遺産に登録されています。鉄のワイヤーで吊り下げられたゴンドラは、今でも人々を載せています。

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ビルバオ

bilbao, pais vasco

3.00 067

②サン・セバスティアン

次にご紹介するのはフランス国境に近い美しい町「サン・セバスティアン」です。「ビスケー湾の真珠」と呼ばれる高級避暑地です。サンティアゴ巡礼の中継地でかつては貿易で栄えましたが、スペイン独立戦争で町の大半が焼失してしまいました。その後再建され現代の美しい姿になりました。
また、サン・セバスティアンは美食の町としても有名で、ミシュランの星付きレストランが集中しています。旧市街の路地にはバルが軒を連ねており、夜になるとバル巡りをする人々で活気が溢れます。バスクを訪れるなら、サン・セバスチャンでバルをはしごして美味しいタパスやピンチョスに舌鼓を打ってみては?

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③ゲルニカ

次にご紹介する「ゲルニカ」の名前を聞いて、あのピカソの絵画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?スペイン内戦時のナチスドイツによる無差別爆撃の悲劇の舞台となった場所です。今では町は修復され新しい町に生まれ変わっています。
また、バスクの自治・独立についてもとても重要な町で、議事堂の広場にある「ゲルニカの木」の下で古くから地域の議会が行われていました。バスク人にとっての自由の象徴であるこのゲルニカの木は、バスク州の紋章にも描かれています。

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ゲルニカ

Guernica, basque

3.00 02

④オンダリビア

次にご紹介するのは、フランスと国境を接する町「オンダリビア」です。バスク地方特有のカラフルなバルコニーにお花が飾られている家々が可愛らしいフォトジェニックな町です。また、国境に接しているため旧市街ではかつての城壁を見ることができます。
また美食の町としても知られ、バルはもちろん、絶品の魚介料理が食べられるレストランが店を構えています。港から渡し船に乗れば、対岸のフランス側にすぐ行くこともできます。徒歩で歩き回れる小さな町なので日帰り旅行にオススメです!

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オンダリビア

Hondarribia, basque

3.00 013

⑤サン・フアン・デ・ガステルガチェ

次にご紹介するのは、絶景の島「サン・フアン・デ・ガステルガチェ」です。「世界のすごい階段7選」にも選ばれたことで一躍注目されました。海の上に造られた階段は200段以上。島の頂上には小さな教会が建っており、そこで鐘を3回鳴らすと願いが叶うと言われています。
対岸の展望台から見える美しい島の景色はまさに絶景です。神秘的な景観はこの世のものとは思えないような美しさですよね。ビルバオからは車で30分ほど。是非足を伸ばしてこの景色を見に行ってみてくださいね。

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ガステルガチェ

スペイン 〒48130 ビスカヤ Gaztelugatxeko Doniene, ガステルガチェ

3.00 08

⑥ビトリア

次にご紹介するのは、バスク観光の穴場スポット「ビトリア」です。山間に佇むビトリアは、緑豊かで古い街並みが残る落ち着いた古都。美食の街としても名高く、またバスク自治共同体の議会や首長官邸などがおかれています。
他にも、7月に開催されるジャズフェスティバルが有名で、街中で様々なジャズコンサートが開かれます。ミュージシャンたちによる生のライブパフォーマンスを見れるとあって、フェスティバルの時期は多くの人がビトリアに集まります。

詳細情報

ビトリア

vitoria, pais vasco

3.00 02

⑦パンプローナ

最後にご紹介する、「パンプローナ」は牛追い祭りことサン・フェルミン祭で有名な町。かつてナバーラ王国の都として栄え、中世の雰囲気を残す美しい町です。また、サンティアゴ巡礼の宿場町としても知られています。旧市街は美しいゴシック様式の建築が残り、多くの観光スポットが集中しています。
また、アメリカの小説家ヘミングウェイが愛した町としても知られ、作品「日はまた昇る」の舞台にもなりました。彼がいきつけだった旧市街のレトロなカフェ「カフェ・イルーニャ」は多くの観光客が訪れます。

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パンプローナ

pamplona, pais vasco

3.00 02

いかがでしたか?

温暖な気候と美味しい料理、アートや歴史で彩られた美しい土地バスク。たくさんの魅力が詰まったこの地域をぜひいつか訪れてみてくださいね!

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