"第二のドバイ"といわれる「アゼルバイジャン(Azərbaycan)」
アゼルバイジャン共和国は、北はロシア、北西はグルジア、西はアルメニア、南はイランと国境を接し、東はカスピ海に面している国。カスピ海の石油採掘により資本が集まり、急速に経済発展した国です。日本ではまだあまり知られていない国で、聞きなれない人も多いと思いますが、ドバイやロサンゼルスに匹敵する雰囲気を持った国として、近年じわじわと注目を集めています。
中でも発展しているのが首都"バクー"
首都のバクーには約200万人の人が住んでいます。ベルシア語で「風の街」という意味で古くから交通の要所として栄えています。城壁の街とも言われ、その一部は世界文化遺産に認定されるなど、歴史的にも魅力ある街です。
バクーの旧市街は「イチェリ・シェヘル」と言い、現地の言葉で「内城」を意味し、この内城の街を取り囲むように城壁が造られています。この旧市街には、世界文化遺産に指定された「乙女の塔」や「シルヴァン・シャー宮殿」などがあります。
また首都バクーには、街の豊かさを象徴するような近代的な建築物もいくつかあります。この3つのビル群は「フレームタワーズ」と言って、炎をイメージしてデザインされました。アゼルバイジャンの国名が「火の国」の意味を持つことからなんだそう。
見所はなんといっても夜景!
アゼルバイジャンといったら、なんといっても見逃せないのが圧巻の夜景。夜になると、街中の至る所がライトアップされます。高台から、カスピ海を眺めると幻想的な景色が広がります。
進化する街"世界一高いタワー"を建設中
2018年には世界一高い「アゼルバイジャンタワー」が開業予定でしたが、計画がずれて2020年から2025年の間に開業を目標としているそうです。現在世界で最も高い超高層ビルの一つと言われているドバイの「ブルジュ・ハリファ」の全長828メートルを抜き去る1050メートルの高さとなる予定です。完成したらぜひとも、拝見したいです。
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世界遺産にも登録されている「旧市街」の美しい町並み
一方美しい夜景が見られる近代的な景色とは違った、美しい歴史的な雰囲気が味わえるのが、この世界遺産にも登録されている「旧市街」。アラブやトルコ、ロシアなどさまざまな国の影響を受けて味のある町並みとなっています。
まるでSFの世界にある様な近未来の建築物たち
アゼルバイジャンには、まるでSFの世界に入り込んだような近未来的な建築物があります。アゼルバイジャンの象徴的なランドマークタワー「フレームタワーズ」や、テレビ塔、展覧会やコンサートなどに使用される文化施設「ヘイダル・アリエフ・センター」、ユニークな形をした絨毯博物館など、外から見ているだけでも楽しくなりそうですね。
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アゼルバイジャンに行ってみよう
いかがでしたか?まだあまり日本で観光地として知られていないアゼルバイジャンですが、日本との友好関係は良好で、つながりの深い国でした。近代的な都市の景色だけでなく、世界遺産にも登録されているヒストリカルな雰囲気をもつ旧市街も味わえる、さまざまな姿をもった「アゼルバイジャン」の今後の発展が楽しみですね。美しい夜景好きのみなさん、いちはやく訪れてみる価値ありです!