月島といえばもんじゃ焼き。東京で本格的なもんじゃを食べるなら月島ですよね。月島駅を出ると、80店舗以上のもんじゃ焼きのお店が並ぶ「もんじゃストリート」があります。今回は、その中にある「もんじゃ・鉄板焼 えびすや」についてご紹介します。

「もんじゃ・鉄板焼 えびすや」は、月島もんじゃストリートの真ん中、駅から徒歩3分ほどのところにあります。昔懐かしいレトロな店内ですが、清潔感もあり入りやすいです。定休日は火曜日なので、行く際はお気をつけください。

2階には、お座敷があります。忘年会や、新年会など大人数での利用ができるのは嬉しいポイントですね。みんなで鉄板を囲んで、もんじゃをつつけば話も弾みそうです。また、絵本がやブロックがあるので、お子様も一緒に楽しめますよ。

腕の良い店員さんが焼いてくれるので、本格的なもんじゃを味わえるというのも嬉しいポイント。目の前の鉄板の上で、もんじゃの具材を細かく、そしてとても素早く刻む姿には圧倒されます。元気で気さくなスタッフの方々や、人情味あふれる女将さんとの会話も楽しめますよ。

一押しメニューのひとつに、「七福神もんじゃ」があります。7種類あり、それぞれ七福神になぞらえた具の入ったもんじゃです。弁財もんじゃ（山海ミックス風）や、寿老人もんじゃ（健康スタミナ系）など縁起も良さそうです。どれも2、3人前なので、みんなでシェアして食べられます。さらに、えびすやには、”幻のもんじゃ”と言われている早いもん勝ちの「びっくり宝船もんじゃ」があるんです。

「びっくり宝船もんじゃ」は、一度は食べたい”幻のもんじゃ”です。なんと1日限定5食で、ランチタイムでしか提供されないというのです。普通のもんじゃと比べると、大きさは歴然。3、4人でも十分に満足できるほどのボリュームです。

この「びっくり宝船もんじゃ」には、豚、エビ、タコ、あさり、コーン、チーズ、ベビースターなど、もんじゃには欠かせない人気の具材が全て入っています。まさに「七福神もんじゃ」のいいとこ取りです。

鉄板から溢れんばかりのこのボリューム。それなのに、お値段は1500円というコスパの良さです。限定5食で、平日はすぐになくなってしまうそうなので、開店と同時に行きたいですね。

月島もんじゃストリートには、もんじゃ焼きのお店が数多くありますが、えびすやには「びっくり宝船もんじゃ」だけでなく、オリジナリティーに溢れたメニューが他にもいくつかあるんです。

もんじゃストリートの中で、えびすやでしか食べることのできない「たらし焼き」があります。「たらし焼き」は、和風チヂミとも言われ、お好み焼きより薄く、パリッという食感も楽しめます。生地はモチモチした口当たりでありながら、お好み焼きよりあっさり。中濃ソース、辛マヨ、酢じょうゆなど4種類の味が用意されているので、お味を変えながらいただくのもおすすめです。

きのこや海鮮のバター焼きや串ものも目の前の鉄板で焼いてくれます。「アスパラベーコン」や「プチトマト生ハム」などの串焼きはぜひ食べてほしい一品。また、「まぐろほほカルビ」は鉄板焼メニューの中で特におすすめです。

しめの定番メニューである焼きそばですが、えびすやの焼きそばは少し特別なんです。「富士宮焼きそば」といって、独特なコシのある富士宮の麺を使用しています。Ｂ級グルメで一位になったこともあるというほど絶品。焼きそばも店員さんが焼いてくれますよ。

そして、食後には甘いものが食べたいという方には、「あんこ巻」、「あんず巻」も人気です。もちもちした生地の上に、あんこやあんずを乗せて、クレープ状に巻いたものを黒蜜かあんず蜜をつけていただきます。もんじゃ焼きのお店らしいデザートですね。

月島には数多くのもんじゃ焼きのお店がありますが、えびすやのオリジナリティー溢れるメニューはどれも魅力的です。そして、ランチタイムに1日5食限定の「びっくり宝船もんじゃ」はボリューム満点で美味しく、コスパも最強なので、ぜひ一度食べに行ってみてはいかがでしょうか。