冬の旅は電車でのんびりと。海と山を堪能する五能線“リゾートしらかみ”に乗ろう。

秋田県と青森県を跨ぎ、沿線に世界遺産の白神山地と日本海に挟まれた絶景を望む路線で知られる五能線の「リゾートしらかみ」。寒い日が続きお出かけが億劫になりがちなこの時期だからこそ、移動も快適に楽しく過ごしたい方にはぜひおすすめの観光列車です。今回はそんな「リゾートしらかみ」についてご紹介します。

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このまとめ記事の目次

”リゾートしらかみ”とは?

「リゾートしらかみ」は秋田県の東能代駅(ひがしのしろえき)と青森県の川部駅を結ぶ五能線を走る全席指定席の観光電車です。沿線に世界遺産である白神山地、そして風光明媚な日本海の絶景を楽しめることで知られ、人気を集めています。
「リゾートしらかみ」の列車には「くまげら」、「青池」、「橅」の三種の編成車両があり、それぞれ内装デザインの造りが異なることから、旅の雰囲気や見える景色の情緒をそれぞれの違った趣に演出してくれます。

絶景が広がる沿線地域

リゾートしらかみの人気の最大の要因と言っても過言ではないのが、何と言ってもこの沿線地域の絶景です。車窓からの見渡せる世界遺産の「白神山地」、その中の「十二湖」にも選定されている「青池」は、「十二湖駅」からバスでアクセスできる文字通り絵の具を垂らしたかのように色鮮やかな青色を放つ湖です。白神山地の窓とも言われ、ここに来たら見ずには帰れない絶景の一つです。
一方、白神山地とは反対側の窓の景色になる日本海側には、「日本の夕陽百選」にも選ばれた夕陽の景勝地「千畳敷(せんじょうじき)」があります。1792年の地震によりできた岩浜で、当時物珍しがった津軽浦の殿様がこの上で宴会を開いたとも言われています。今でもこの岩床の上は立ち入ることもできます。

詳細情報

青池

青森県西津軽郡深浦町松神 青池

3.66 13184
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千畳敷

和歌山県西牟婁郡白浜町

3.17 27504
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趣の異なる三種の編成

くまげら

現在運行しているリゾートしらかみの三種の編成の中で、最も古い2006年にデビューしたのが「くまげら」です。車窓からの景色を売りにしている車両だけあり、展望スペースが設けられている他、各座席の窓はかなり大きめに作られています。
こちらは2010年に東北新幹線の全線開業と同時にデビューした「青池」編成です。環境にやさしい省エネのハイブリッド車で、車窓からは沿線沿いの風景はもちろん、設置されている車内モニターからはゲームのような運転席からの眺めも楽しむことができます。
リゾートしらかみで最も古い編成で合った「ブナ」編成が、2016年にリニューアルされ再デビューしたのがこちらの「橅(ぶな)」編成です。内装インテリアには沿線地域の木材をふんだんに使っており、自然の暖かみを感じながら旅を楽しめます。車内のシンボルツリーやカフェカウンターも設置されており、景色以外にも見逃せないコンテンツが目白押しです。

各駅に用意された観光体験メニュー

沿線の魅力に溢れる「リゾートしらかみ」。停車する駅では、その地域ならではのおもてなしを味わうことができます。東北の海の幸をふんだんに生かした名物駅弁「帆立釜飯」など見逃せないグルメが満載です。
三種の各編成に設けられたイベントスペースでは、津軽の伝統に触れるイベントも開催されます。人形劇の「金多豆蔵(きんたまめじょ)」や、津軽三味線の生演奏など盛りだくさん。行われる駅の区間が事前に決まっているのでチェックしてみてください。

リゾートしらかみに乗るには?

リゾートしらかみは全席指定席の完全予約制の列車です。車内での購入はできないため、乗車するには事前にみどりの窓口や自動券売機などで切符の購入と座席の予約を済ませる必要があります。
リゾートしらかみの運行区間へアクセスするにはまず新幹線で新青森駅か秋田駅を目指し、その両駅から乗り継ぎで乗車することができます。1日に3編成が各1往復のみ行う運行のため、目的の車両や時間がある場合は乗り逃しの無いようにご注意ください。

冬のお出かけは移動も快適な電車旅へ

秋田県と青森県を跨ぎ、まさに海と山の間を縫うように走る五能線。自然あふれる絶景スポットは、冬のお出かけには厳しい印象がありますが列車の中から楽しむ分には何も問題ないですね。ぜひこの冬のお出かけに五能線リゾートしらかみを利用してみてはいかがでしょうか。
(※掲載されている情報は2018年1月に公開されたものです。)

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