世界遺産はオフシーズンでも素晴らしい。静寂が支配する”冬の屋久島”に行こう

鹿児島県の南西部に位置する世界遺産「屋久島」。縄文杉を始めとする屋久杉や、降雨量の多さなどで有名なこちらの島ですが、冬にはオフシーズンということで観光客の数も大きく減ってしまいます。しかし、冬の屋久島には見逃してはもったいない知られざる魅力が溢れています。今回はそんな冬の屋久島の魅力をご紹介します。 (※掲載されている情報は2018年2月に公開されたものです。)

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このまとめ記事の目次

屋久島とは

「屋久島」は九州の南西約60㎞に位置する鹿児島県の島の一つです。手つかずの自然が多く残され、樹齢7200年とも言われる縄文杉をはじめとする「屋久杉」が有名です。1993年には世界遺産にも登録され、国内外から多くの人気を集めています。
島の90%が森林におおわれている「屋久島」。さらにはそのほぼ全域が山岳地域であり、1000m~1900m級の山々の連なりは八十岳、通称「洋上アルプス」とも呼ばれています。そんな「屋久島」では山岳部のトレッキングや離島の特徴を生かしたマリンアクティビティも人気です。

冬の屋久島はどうなっている?

九州の南部ということで沖縄も近く暖かいイメージのある「屋久島」ですが、標高によって気温にはかなりの差があります。標高の低い里地帯ではマリンスポーツも楽しめるほどの暖かさであるのに対し、標高が高くなる山岳部では積雪が観測されることも珍しくありません。
「屋久島」のメインスポットとも言える縄文杉が位置するのは標高およそ1300m地帯。積雪がひどくなければトレッキングを楽しむことができますが、この標高における2月の平均気温は4度前後ですので、防寒対策は必須です。

そんな冬の屋久島をおすすめしたい理由とは?

「屋久島」の冬は一般的にオフシーズンになります。そんなオフシーズンの「屋久島」の魅力の一つとも言われているのが「静寂」です。雪が積もった「屋久島」の山岳部では自然の音すらもかき消され、山道を歩く人間の足音だけが耳に届きます。
観光の客足も減り、人影が少なくなるオフシーズンの「屋久島」では、山岳部で野生動物たちに出逢える機会も増えるそうです。雪山を逞しく生きる動物たちの姿は、どことなくエネルギーを与えてくれそうな感じがします。

2月がピークの屋久島グルメも

黒潮の本流に乗ってたくさんの魚が辿り着く「屋久島」では豊富な海の幸を味わうことができます。こちらの「首折れサバ」は鮮度を保つために漁獲後すぐに首を追って血抜きをしたもので、刺身やサバスキとして親しまれています。
ぽんかんは「屋久島」が発祥の地で、たんかんはぽんかんとネーブルを掛け合わせた果実です。そんなぽんかんとたんかんは「屋久島」では冬に最盛期を迎え、ジュースやジャムなど加工グルメを味わえる他、お土産としても人気です。

屋久島に行くには?

「屋久島」へのアクセスは空路か海路の2つから選ぶことになります。いずれにせよひとまずは鹿児島まで行き、そこから船では高速船で2時間、飛行機では30分ほどの所要時間で訪れることができます。船には高速船よりのんびり安価なフェリーで行くという選択肢もあります。旅のスタイルに合わせてお選びください。

冬は静寂の漂う屋久島に行こう

年が明けたかと思えば早いものでもう2月。春ももう間近に迫ろうかというこの時期ですが、残り少ない冬の季節の楽しみ方として屋久島の冬をご紹介しました。ぜひ連休などを利用し足を運んでみてはいかがでしょうか。

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