ウサギの島?毒ガスの島?
終戦まで、毒ガス製造工場があった島なのです。
毒ガスの動物実験用として飼われていたウサギ
しかし、当時のウサギの子孫はもうこの島はいません。
今では島のマスコットとして
戦争が終わり、高度成長時代に入った日本。
観光の大衆化が進み、この島の安全性も確認され、国民休暇村として整備されることになりました。
その際、観光客を呼び込むために、島のマスコット的な存在としてウサギが選ばれたそうです。
大久野島とウサギは過去から深い縁で繋がっているようです。
瀬戸内の小さな島にある毒ガス製造所の存在が、明らかになれば攻撃を受ける可能性があるため、地図から大久野島は消され、一帯は何もない海で表現されていました。
「毒ガスの島」としての一面を知ることで、平和への願いが一層深まります。
忠海港から船で約15分。忠海港近辺には駐車場もありますので、大変アクセスのしやすい場所となっています。