高原リゾートで見つけた、時が止まった廃駅「旧東青山駅」

三重県青山高原にある「旧東青山駅」。1975年、近鉄大阪線の複線化によって廃駅となってしまったこの駅には、いまだにホームが残っています。たびたびテレビなどでも紹介され、廃墟・廃駅マニア以外の方にも注目を浴びています。

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このまとめ記事の目次
大和と伊勢を結ぶ街道は、奈良県・長谷寺(はせでら)のある初瀬を通ることから「初瀬街道」と名づけられました。この街道は別名、参宮表街道とも呼ばれ、江戸時代から明治時代には、伊勢神宮への参拝客で賑わいました。
初瀬街道の峠、青山峠の東側に垣内宿(かいとじゅく)という宿場町があります。大和方面からの旅人は峠を越えて一休み、伊勢方面からの旅人は峠を控えての宿泊などで賑わいました。
その垣内宿の近くに昭和時代の廃墟があるのをご存知でしょうか?
垣内宿を通り抜け、狭い街道を進みます。
このあたりまでは、バイクや車で通れそうですが、運転に自信のない方は徒歩をおすすめします。
橋を越えると急坂が待ち受けています。
右側に見える滝が、清涼剤。上り坂のつらさを和らげてくれます。
橋から約5分〜10分、坂を登りきると、そこには信じられないような建造物が…
ホームの階段のようです。
駅です。廃駅です。なぜこんなところに廃駅があるのでしょう?
もともと、ここは近鉄大阪線の旧線が通っていました。
垣内集落の住民の要望で、この山奥に「東青山駅」ができたそうです。
垣内集落からこの駅まで、かなりの道のりがありますが、それでも駅がないよりは、あったほうが便利に決まってます。
1975年、近鉄大阪線の複線化により東青山駅が移転。
この場所にあった駅は廃駅となってしまいました。
今では、廃墟マニアやハイカーしか訪れない場所となっています。
山奥にひっそりたたずむ線路のない駅。なんとも言えない不思議な空間です。
ホームの上に立てば、トンネルの向こうから今にも列車が走ってきそうです。
廃墟に興味があり、健脚に自信のある方に、ぜひこの景色をぜひ見ていただきたいです!

青山高原

三重県伊賀市勝地

3.38 8108
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移設され、新しい東青山駅の駅前には、広くてきれいな公園「東青山四季のさと」があります。四季折々の季節の花をお楽しみいただけます。

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