「青梅(おうめ)」って聞くと、何を思いつきますか? 都心から電車で1時間程度で行ける青梅は、実はカメラを持って観光するのにもってこいの場所なんです。街中に名作映画のポスターや古いオブジェが数多く展示されているアートな街、青梅。今回はそんな昭和レトロ発祥の地、青梅の観光スポットをご紹介します。(なお記事は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)
①JR青梅駅/青梅市本町
まず最初に紹介するのは「JR 青梅駅」。青梅の昭和レトロは青梅駅に着いた瞬間から始まっているんです。JR新宿駅から中央線に乗ること約1時間、JR青梅駅に到着。ホームを降りると、なんとレトロな木造の待合室が出迎えてくれます。
さらに、ホームから改札口への地下道にも古い映画のポスターずらりとが並んでいて、まるで昭和の映画館のロビーのよう。駅構内の「ようこそ 昭和の街 青梅へ」という看板の言葉に見送られ、これからの散策に期待がふくれあがります。
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②住吉神社(すみよしじんじゃ)/青梅市住江町
2つめにご紹介するのは、「住吉神社」です。住吉神社は戦国時代以来青梅の鎮守社であり、青梅の街並みが一望できるほどの急斜面の石段上に社殿があります。さらに、毎年5月初旬に行われる青梅市最大のお祭り「青梅大祭」は、住𠮷神社を中心に展開されます。
実は青梅は猫の街としても有名で、住吉神社では猫を祭っているんです。鳥居をくぐって参道を歩くと、祠の中に祀られている「大黒天猫」と「恵比寿猫」を見つけることできます。ほかにも境内には猫の神様がいるので、ぜひ見つけてみてください。
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③昭和幻燈館(しょうわげんとうかん)/青梅市住江町
3つめにご紹介するのは、「昭和幻燈館」です。青梅からデビューし活躍されているユニット『Q工房』の墨絵作家の有田ひろみさんと、ぬいぐるみ作家の有田ちゃぼさんのお2人の作品が展示された常設展です。猫をモチーフにしたぬいぐるみや絵画、ポスターなどが展示されていて、猫好きにはたまらない作品展示となっています。
なかでも、ジオラマは人気の高い作品です。猫町の居酒屋がネズミ料理の専門店だったり、昭和の映画のパロディーがあったりと、見ていて飽きません。作品以外にも昭和幻燈尾館では猫のグッズや昭和のスターのブロマイドが売られていて、ほかではなかなか買えないお土産を買うことができます。
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④青梅赤塚不二夫会館/青梅市住江町
4つめにご紹介するのは、「青梅赤塚不二夫会館」です。当館はかつて外科医院だった建物を昭和を代表するギャグマンガ家、赤塚不二夫さんの展示会として2003年にオープン。館内には漫画キャラクターのパネルや漫画原稿コーナー、赤塚先生の若い頃の写真が展示されたフォトギャラリーなどがあります。
館内はほんとうに見どころ満載! 入口すぐの展示室ではおそ松くんの人気キャラクター、シェーによる「イヤミのシェー診断」があったり、2階のトキワ壮のコーナーでは赤塚先生が執筆活動をしていた部屋が再現してあり、バカボンのパパが出迎えてくれます。館内を一周ぐるりと回れば、あなたも赤塚不二夫ワールドにハマること間違いなしなのだ!?
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⑤昭和レトロ商品博物館/青梅市住江町