今回ご紹介するのは、石川県金沢市の東山に位置するお宿「東山のオーベルジュ 薪の音 金澤（マキノオト カナザワ）」。金沢といえば、古い街並みや建物が風情を感じる「ひがし茶屋街」が有名ですよね。

ここは、そんな「ひがし茶屋街」のメインストリートまで徒歩すぐの距離にあり、観光に便利な立地も魅力的ですよね。江戸時代後期から明治初期にかけての茶屋建築はとっても素敵で、まるでタイムスリップしたような気分に。

ひがし茶屋街に近いというロケーションならではの「特別な空間」を楽しむことが出来るこちらのお宿は、“東山のオーベルジュ”ということで宿泊施設を備えたレストランになっています。一体どんなお料理がいただけるのか...期待が高まります！

こちらに宿泊できるのは、なんと1日に2組のみ。趣の異なる2タイプのお部屋があなたをもてなします。なんだか特別感があって別荘のように過ごせるのがワクワクしますよね。「NISHI」と「HIGASHI」のお部屋をご紹介していきます！

定員2〜4名の「NISHI」のお部屋は畳を敷いたリビングとベッドルームで別れていて、ゆったり広さが確保されているので、家族で利用するのにもおすすめです。お部屋からはテラスの植栽を眺めることができ、緑を感じながら入浴を楽しむ事もできます。

「HIGASHI」のお部屋は、クイーンサイズのベッドと二人で座るのに十分なゆとりあるソファなどの品の良い家具が印象的。贅沢にくつろげるこちらのお部屋は、ただ寝るだけではもったい無いほどで、せっかくなら早めに観光を切り上げてお部屋で過ごすのもアリかも。

さらに、「HIGASHI」のお部屋のバスタブは「AXA SOFTBATH（アクサ ソフトバス）」を採用していて、クッション性のある柔らかい浴槽にビックリするはず！ソフトで優しいバスタイムをぜひ体験してみて。

2018年3月にオープンしたのが“カウンター割烹スタイル”の食事処。これを機に、今年から宿泊と食事を一緒に楽しめる“オーベルジュ”としての利用が可能になったんです。「前衛的日本料理」をコンセプトにしているという「東山和今（ひがしやま わこん）」で絶品料理をいただきます。

「前衛的日本料理」とは一体どんなものかと言うと、“常識に囚われないくずし懐石”のことで、研ぎ澄まされた、ここでしか作れないオリジナルな料理を提供しています。料理そのものを味わうのももちろんですが、器や空間、時間を楽しむことにも重点を置いています。

お宿で食事...かと思いきや、敢えて夕食を提供せずに、多彩な金沢のレストランの中から吟味した名店へと送迎付きで案内するというプランも。お客さんの好みに合わせてお店を選んでくれるというシステムになっているのですが、お店の心遣いを感じられていいですよね。こんなプランも面白そうですね。

2018年2月にリニューアルオープンしたというカフェにも注目。専任のパティシエが作り出す“金沢らしい”スイーツが人気を集めています。それもただのカフェではなく、ちょっとひねりを加えた、ショコラスイーツを抹茶とワインで楽しむカフェ。

こちらは宿泊者に限らず、誰でも来店することができるので気軽さが嬉しいですね。加賀棒茶に加賀紅茶、純米吟醸酒の「成政」やラム酒干柿などを使った手づくりのショコラは、チョコレート好きにはたまらないコク深さがあり、濃厚さがやみつきに。

そんなショコラをふんだんに使用したパフェセットも人気メニューの一つで、濃厚さとフルーツの甘酸っぱさがマッチしていて良くバランスがとれています。見た目も上品で美しいですよね。宿泊しながらカフェを楽しむのも良し、カフェ目的に足を運んでみるのも良しですよ。ぜひ大人スイーツを堪能してみてくださいね！

石川県・金沢の1日2組限定の宿「薪の音 金澤」をご紹介しました。いかがでしたか？限定2組という特別感、新しい“カウンター割烹スタイル”の夕食など魅力が詰まっていましたよね。ぜひ金沢への旅行の際は、早めに予約をして限定のお部屋を押さえてみては？（掲載されている情報は2018年6月公開のものです。必ず事前にお調べください。）