長野・安曇野(あづみの)観光地14選!定番から穴場まで徹底解剖

国土交通省により「水の郷」に選ばれている長野県・安曇野(あづみの)。北アルプスの清らかな湧水で育てるわさび田が有名で、その湧水群は「名水百選」のひとつにも選ばれています。今回は、そんな安曇野で観光におすすめのスポットをご紹介。美術館の多く集まるエリアでもあるので雨の日でも十分に楽しめます。またわさび田や心癒される自然を楽しめる場所も盛りだくさん!ぜひ、チェックしてみてくださいね!

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燕岳

降り積もった雪の形が燕(つばめ)に似ていることからこの名前が付けられたという、北アルプスの「燕岳(つばくろだけ)」。登山道が整備されており、北アルプスの登山初心者の入門編として人気です。登山口へは、安曇野ICから車で約1時間30分。ただし冬期は車両通行禁止のため、徒歩でのアクセスが必須となります。
「日本二百名山」や「新日本百名山」にも選ばれている燕岳はマグマが冷え固まった花崗岩でできており、「高山植物の女王」と呼ばれる、ユニークな形のピンク色の花を付けたコマクサがそこかしこに見られます。白い花崗岩の山肌に高山植物の緑や花の色が映え、美しい景色を楽しみながら登山を楽しむことができますよ。

常念岳

「常念岳(じょうねんだけ)」は、安曇野ICから車で約1時間。安曇市と松本市にまたがる山は南北に伸び、先のとがった形が特徴です。町中から眺めることができる常念岳は安曇野の象徴的存在で、「日本百名山」のひとつにも選ばれています。晴れた日には、山頂から辺りを360℃見渡すことができ、北アルプスの絶景パノラマを楽しむことができます。
常念岳には、年中移動をせずに同じ場所で過ごすライチョウが生息し、厳しい冬場の山においてもその姿を見られることがあります。ライチョウは、夏は褐色・冬は真っ白に羽の色を変えるのが特徴。見つけるのはなかなか簡単ではないそうですが、飛ぶことが得意でないので、登山の際はぜひ、注意して周りの草の間なども見てみてくださいね。

安曇野ちひろ美術館 / 松川村西原

「安曇野ちひろ美術館」は、安曇野ICより車で約30分。絵本画家・いわさきちひろさんの作品を中心として、世界中の絵本画家の作品なども展示されており、絵本の世界を身近に楽しむことができる美術館です。絵本画家が生み出す世界観に浸りながら、美術館の落ち着いた空間の中でゆったりと過ごすことができますよ。
美術館は、松川村の運営する安曇野ちひろ公園内にあります。北アルプスの雄大な景色を背景に広がる公園内には、『窓ぎわのトットちゃん』の物語の世界を再現した広場も。また館内には、景色を楽しみながらスイーツやドリンク、軽いお食事を楽しめるカフェもあります。開館は3月から12月頃まで、開館時間は通常10時~17時です。

穂高神社 / 穂高

安曇野ICから車で約10分の「穂高神社(ほたかじんじゃ)」は、日本アルプスの総鎮守。産業安全や交通安全のご利益があると有名です。本宮は穂高駅近くにあり、他に上高地の明神池のほとりに奥宮、日本で3番目・北アルプスでは1番の高さを誇る奥穂高岳山頂に嶺宮(みねみや)があります。
毎年9月27日に行われる「御船祭(おふねまつり)」も見どころ。伝統的な穂高人形を乗せた船形の山車が綱を付けて引っ張られ、町中を進んでいきます。そしてお祭りの最後には、中でも大きな船の山車同士が激しくぶつけ合われます。安曇野の風物詩とも呼べるこのお祭りは、その迫力に圧倒されること間違いなしですよ。

八面大王足湯 / 穂高有明

「八面大王足湯」は、安曇野ICより車で約20分の所にある無料の足湯温泉施設。2018年4月に移転&リニューアルオープンしました。足湯の真ん中には、安曇野の地で伝わる伝説の「八面大王」の顔にぐるりと囲まれた柱が建っています。大王のさまざまな表情を楽しみながら、のんびり足湯につかることができますよ。
足湯の底には小さな石が敷き詰められており、ごつごつとした床は足のツボ押しマッサージにも。ゆっくりと温泉のお湯で足を温めながら、旅の疲れを癒すことができますよ。利用可能時間は10時~20時。タオルは近くのしゃくなげ荘でも販売しているそうですが、持っていけば安心ですね。

八面大王足湯

長野県安曇野市穂高有明7750-1

3.08 020

碌山美術館 / 穂高

「碌山(ろくざん)美術館」は、安曇野ICから車で約15分。日本の近代彫刻家・碌山(ろくざん)こと荻原守衛氏(おぎわらもりえ)の作品や彼についての資料と、関わりのあった芸術家たちの作品をともに保存・展示をする美術館です。緑に囲まれる碌山館はレンガ造りの教会のようなたたずまいで、外観だけでも雰囲気満点。
碌山の彫刻作品を展示する碌山館の周りには、春には桜などの花、秋には紅葉が見られ、また教会風の建物に雪が降り積もった冬の景色は、まるで外国のよう。季節ごとに姿を変える美術館は、素敵なフォトスポットになるはずですよ。入館受付は9時~通常16時40分、11月から2月の間は15時40分まで。11月から4月の月曜日と祝日の翌日は休館です。

烏川渓谷緑地 / 堀金烏川

「烏川渓谷緑地(からすがわけいこく)」は、常念岳と蝶ケ山を源とする烏川沿いに広がる緑地公園です。安曇野ICからは車でおよそ20分。さまざまな動植物が生息しており、それらを保全することを目的として整備されました。散策や水遊びに加え、身近に自然を観察することができるこの場所は、お子さまと遊ぶのにもぴったりですよ。
散策の際には、川の流れる音に耳を澄ませながらそっと綺麗な空気を吸い込んでみて。きっと、川の清流のように清々しい気分になれるはずですよ。川沿いには、じっと見ていると人の顔のように見える人面岩があるので、探してみるのも楽しいかもしれません。

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petit_bonheurおいしいものとのんびり街歩きが好きです。

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