①日原鍾乳洞/東京都奥多摩町
まず最初に紹介する洞窟は「日原鍾乳洞」です。奥多摩にあるこちらの鍾乳洞は、関東の鍾乳洞の中でも最大スケールを誇る大規模な鍾乳洞となっています。洞内は一年を通じて11度を保っており、夏場には少し肌寒く感じられるほど。
そんなひんやりとした鍾乳洞ではライトアップが実施されており、色とりどりのライトに照らされた洞内を楽しむことができます。また「水琴窟」では水滴が滴ることによって奏でられる美しい音色を聞くことができます。ひんやりとした洞内で涼し気な音色尾楽しんでみてはいかが?
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②江の島岩屋/神奈川県藤沢市
続いて紹介するのは「江の島岩屋」です。夏場のお出かけ先としても有名な江の島。遊覧船に乗り、稚児ヶ淵で降りて向かうことをお勧めします。こちらの洞窟は15度から18度と過ごしやすい気温を保っているので、江の島散策で火照った体を冷やすのにもちょうどいいですね。
こちらの洞窟には源の頼朝が戦勝祈願のために訪れたことがあるなど、様々な伝説が残されており、それらも調べてみるのも面白いかもしれませんね。また洞内には江の島の歴史についての展示もされているので、そちらもぜひご覧ください。
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③田谷の洞窟/神奈川県横浜市
続いて紹介する「田谷の洞窟」は、定泉寺というお寺の境内にある洞窟で、元は修業のために造られたものでした。鎌倉時代初期にその起源をもつこちらの鍾乳洞は、パワースポットとしても知られています。
こちらの洞窟には照明設備が用意されていません。そのため洞内に入る際には受付でもらえるろうそくをもって進んでいきます。中には仏像や壁画などが描かれています。撮影厳禁ですので、ろうそくの明かりで照らしながらじっくりと壁画なども堪能していってください。
田谷の洞窟
④吉見百穴/埼玉県吉見町
続いて紹介する関東の洞窟は「吉見百穴」です。こちらは7世紀、古墳時代後期にできた横穴墓群であり、あちらこちらに開いた無数の穴が印象的なこちらのスポットは、関東では珍しいヒカリゴケの自生スポットでもあります。

そんな吉見百穴の岩山の下に掘られたのがこちらの「地下軍需工場跡」です。太平洋戦争中に造られたこちらの洞窟は夏場になると涼しい冷気が入りこんできます。しかし2018年6月20日現在、「地下軍需工場跡」へは点検・調査のため立ち入りが禁止されています。行く前にホームページ等で確認するようにしてくださいね。