バラの街・福山の地元民イチ推し!行くべき観光スポット10選

福山市は広島県東部に位置し岡山県と接する街です。人口約46万人の中国地方第4の規模の都市で、広島県東部から岡山県西部に広がる福山圏域の中枢都市。JR福山駅には新幹線のぞみも停車し、山陽自動車道も通過しているアクセス良好な場所です。そんな福山市の魅力的な観光スポットを地元民の目線でご紹介します!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

1.鞆の浦

鞆の浦(とものうら)は、福山市の南部、沼隈(ぬまくま)半島の南端付近にある景勝地です。半島の先に広がる海と、その沿岸の港や町並みを含めたエリアを指します。この場所は、古くから瀬戸内海航路の潮待ちの港として栄えました。今も港町の歴史的な町並みが続きます。寺社も多く、歴史を感じさせるエリアです。
高台から見る海の景観は美しく、多くの観光客を魅了しています。幕末には「いろは丸事件」という出来事があり、鞆の浦は日本の歴史にも登場します。現在の岡山県沖で、長崎に向かっていた海援隊の船「いろは丸」と紀伊和歌山藩の軍艦「明光丸」が衝突。坂本龍馬ら海援隊と和歌山藩関係者が、鞆の浦の対潮楼(たいちょうろう)という場所で、賠償交渉を行っています。鞆の浦へは、自動車だと広島県道22号線でアクセス可能。バスの便は、鞆鉄バスの鞆港方面行きのバスがJR福山駅より運行しています。

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2.仙酔島(せんすいじま)

仙酔島(せんすいじま)は、鞆の浦の沖合にある島です。鞆の浦の港からは船で5分ほどの距離にある、周囲は約5kmの小さな島です。現在は観光の島となっていて、島内には国民宿舎やホテル、海水浴場やキャンプ場などのレジャー施設があります。島名の由来は、仙人が酔ってしまうほど美しい景観の島だという説もあります。それほど島から見える海や島々の景観がすばらしいのです。
また、仙酔島には「五色岩(ごしきいわ)」と呼ばれるところがあります。青・赤・黄・白・黒の5色の岩の海岸が約1km続いているのです。これは世界的にも数えるほどしか例がないもので、日本では仙酔島だけ。大昔にマグマが隆起してできたといわれているんですよ。仙酔島は、鞆の浦観光と合わせて必ず訪れるべきおすすめのスポットです。

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3.阿伏兎観音堂(磐台寺観音堂)

阿伏兎観音堂(あぶとかんのうどう)は、福山市南部の沼隈半島南端にある仏閣です。鞆の浦の西側およそ3.5kmのところ。阿伏兎岬と呼ばれる岬の先端、絶壁の上に建っています。阿伏兎観音堂は、磐台寺(ばんだいじ)という臨済宗のお寺の中にある観音堂という建物。そのため正式には磐台寺観音堂と呼びます。
阿伏兎観音堂は、1570~1573年頃に毛利輝元が建てました。現在は、国の重要文化財に指定されています。地元では、航海安全や子宝・安産の祈願で知られています。青い海と荒々しい岩壁、その上の赤塗りの建物の風景は、地域の象徴的な景観で、絶景としても人気があります。鞆の浦とも近く、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。福山市街からは、自動車だと県道72号線と47号線を使ってアクセス可能。バスは、JR福山駅または松永駅からバスが運行しています。阿伏兎観音入口バス停で降車して徒歩15分ほどです。

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4.3世代テーマパーク みろくの里

みろくの里は、福山市南西部にある遊園地です。沼隈半島の中部、沼隈町というエリアの山間にあります。1989年に開業した、現在では広島県内で唯一となる遊園地。1990年代後半より、昭和中期の町並みを再現した「いつか来た道」というアトラクションが注目されました。数々のアトラクションも人気ですが、恐竜をテーマにした「ダイナソーパーク」や冬場の夜間イルミネーションなども人気がありますよ。さらに温泉施設「神勝寺温泉」もあります。
みろくの里は3世代にわたり楽しめることから、現在「3世代テーマパーク」をキャッチフレーズにしています。親子孫みんなそろってお出かけしてみてはいかがでしょうか。宿泊施設もありますよ。自動車では、福山市街地から県道72号線でアクセスできます。またJR福山駅と松永駅からそれぞれバスが運行。ただし福山駅からは平日は運行していません。

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3世代テーマパーク みろくの里

広島県福山市藤江町638

3.00 37

5.明王院

明王院(みょうおういん)は、真言宗大覚寺派のお寺です。JR福山駅の南西約2kmのところ、小高い山の麓に位置しています。北隣には草戸稲荷神社が鎮座。もともと常福寺(じょうふくじ)というお寺では807年に弘法大師(空海)が開いたといわれています。
明王院の魅力は、境内になんと国宝が2つもあることです!ひとつは本堂、もうひとつは五重塔です。特に五重塔は、全国で5番目に古い国宝塔です。ほかにも境内には広島県や福山市の指定文化財がいっぱいある歴史あるお寺。歴史を感じながらゆっくりと境内を散策してはいかがでしょうか。自動車では、福山市街地からは国道2号線や県道22号線でアクセス可能。また、JR福山駅から近くを通るバスの便があります。

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6.草戸稲荷神社

草戸(くさど)稲荷神社は、JR福山駅の南西約2kmのところ、小高い山の麓に鎮座しています。南隣には明王院。草戸稲荷神社は、福山市内でも有数の規模をほこる神社。初詣では市内でもっとも多くの参拝者が訪れています。その数はおよそ40万人で、広島県では厳島神社の次に多く、中国地方でも有数です。創建は、807年頃。明王院を開いた弘法大師(空海)が、明王院の鎮守として建てたいわれています。もともと草戸稲荷神社があったのは、現在地の東、現在の芦田川という川の中州にあたる場所。しかし、洪水被害のために江戸時代に福山藩主により現在地へうつりました。
草戸稲荷神社の象徴は、朱塗りの巨大な本殿。拝殿の裏に、コンクリート製の摩天楼のような朱色の本殿がそびえています。上に登ることができ、福山市街を一望できる願望の良さです。お参りはもちろん、景色を眺めるのもおすすめですよ。福山市街から草戸稲荷神社へは、自動車の場合、国道2号線や県道22号線でアクセス可能です。また、JR福山駅から草戸稲荷神社の近くを通るバスの便もあります。

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