家康だけじゃもったいない!岡崎の魅力を感じる観光地10選

岡崎といえば徳川家康の出身地として有名。街のそこかしこに残っている家康時代のおもかげに、歴史のロマンを感じます。ですが、近頃の交通網の整備により、自然に触れ合うアウトドア体験や、ものづくりなど、岡崎の別の楽しみ方も身近になって来ました。伝統の街岡崎。そして、新しい岡崎。両方の魅力を、めいっぱい体験してください。(なお、情報は記事掲載時点のものです。詳細は是非、公式サイトなどで事前確認してください!)

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このまとめ記事の目次

①徳川天下統一の出発点「岡崎城」

岡崎公園の片隅、木々に囲まれひっそりと建つ天守閣は、お城としてはこじんまりした印象ですが、戦国時代には乙川(おとかわ)と矢作(やはぎ)川の合流点を見下ろす重要地点に建つ、中部地方でも有数の大きなお城でした。明治時代に一度取り壊され、第二次大戦後に復元されたお城ですが「日本百名城」にも選ばれています。
昔の城下町の側から近づくと、城の入り口には徳川家康と、彼の幼い頃(松平竹千代)の姿の石像が、まるで城を見守るように置かれています。この岡崎城こそが徳川家康の出生の地です。城内には岡崎城や歴代の城主・岡崎藩の歴史などに関する展示があり、また、展望台からは岡崎の城下町が一望できます。

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② 質実剛健!「奥殿陣屋」までハイキング

村積山(むらづみやま)自然緑道は岡崎の北部にある風光明媚なハイキングコースです。山頂の展望台からは、天気がよければ西は名古屋市内、北は御嶽山までも見渡すことができます。また、季節ごとの花が咲き誇るコースの中でも特に有名なのが、樹齢1300とも言われる桜の名木「奥山田のしだれ桜」です。
ハイキングコースを北に抜けると現れる屋敷が「奥殿陣屋」です。ここは明治維新まで徳川に忠誠を尽くした奥殿松平家の陣屋(本拠地)でした。その後陣屋は移転し、近くのお寺・龍渓院から移築された建物が書院とされましたが、敷地内のそこここに松平氏の質実剛健な暮らしぶりを思わせる光景が残り、趣き深いお屋敷です。

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③ 岡崎宿の今昔を見守る「岡崎信用金庫資料館」

江戸と京都を結んでいた東海道。岡崎もまた東海道の宿場町でしたが、ここは岡崎城下だったこともあり、他の宿場町とはまるで違う、「二十七曲り」と呼ばれる、くねくねと曲がり道が続く宿場町でした。岡崎の旧市街には今でも、当時の街道を思わせる建物や標識があちこちに残っています。
二十七曲りは全部で約4キロメートルほども続きますが、その中ほど、街並みの中に埋もれるように建っているルネサンス様式のビルは、大正時代に建てられた「岡崎信用金庫資料館」です。第二次大戦中の空襲によりほぼ全壊しましたが、その後建設当時の姿に修復・改修され、移り行く岡崎の街の歴史を今も見守り続けています。

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④圧巻!「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」

「岡崎城下家康公夏まつり 花火大会」は江戸時代から数々の新型花火を生み出して花火の技術革新を続けてきた三河花火の本場・岡崎で行われる花火大会として全国的にも有名で、70年も続いている伝統の大会です。例年8月の第1土曜日に開催されていますので、夏に岡崎に行く機会があるなら、是非予定を合わせてみてください。
三河花火の特徴は、仕掛け花火など、多彩な表現方法です。例年、花火大会の会場となるのは岡崎市中心部の南と西にある川岸なので、川沿いの立地を利用して、打ち上げ花火だけではなく、金魚花火やスターマインなどの仕掛け花火によって、光と音の競演が繰り広げられます。華やかな夏の一夜の夢、お見逃しなく。

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⑤「八丁味噌」の老舗で工場見学

江戸時代初期から岡崎の名産品として知られ、味噌カツや味噌煮込みうどんといった愛知のソウルフードに欠かせない主役として全国に名高い八丁味噌。大豆の糀(こうじ)から作られた独特な深い味ももちろん魅力なのですが、近年、栄養学の観点から八丁味噌を薦める研究者の方々も増え、たいへん注目されています。
八丁味噌の多くは今でも、岡崎城近くで17世紀に創業した「まるや八丁味噌」と「カクキュー八丁味噌」の2社で生産されています。どちらの会社も工場見学ができるので、是非足を運んでみてください。カクキュー社内のフードコート「カクキュー八丁村」は、八丁味噌を使った料理&スイーツのメニューも充実しています。

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まるや八丁味噌

愛知県岡崎市八帖町往還通52

3.26 266

カクキュー八丁味噌の郷

愛知県岡崎市八帖町往還通69

3.31 576

⑥ホタルの里と「ウッドデザインパーク」

岡崎市の北東部は自然豊かな水と緑のユートピアです。国の天然記念物・ゲンジボタルの生息地もあり、地元の方々の手厚い保護により、夏はホタルの乱舞が見られます。そんなホタルの森の近くに、いくつかのキャンプ場があります。グランピングの宿泊やツリーハウス体験が楽しめるウッドデザインパークもそのひとつです。
キャンプ初心者の方でも安心の充実設備が整っていますが、中でも魅力なのが「トム・ソーヤ―の冒険」に出て来たようなツリーハウスです。また、施設で提供される食事も魅力。「川カフェ」ではさまざまなジビエ料理なども楽しめます。ここを拠点にすればきっと、ホタル狩りの思い出を素敵なものにできるはずです!

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rakutenで見る

Wood Design Park

愛知県岡崎市鍛埜町字日面8-4

- 05

⑦「ブルーベリーファーム」で食べ比べ!

最近、いろいろな果物を自分で収穫してその場で食べられる施設が増えています。ブルーベリー狩り園もそのひとつ。ですが、このブルーベリーファームは一味違います。大粒でそのまま食べてもおいしい品種ばかりを約40種も揃えているので、6月の始めから8月後半まで、長い期間にわたってブルーベリー狩りが体験できるのです。
園内ではブルーベリーをただそのまま食べて楽しめるだけではなく、ブルーベリーのおいしさをぐっと引き立ててくれる、いろいろなスイーツを楽しむこともできます。また、生のブルーベリーはもちろん、加工食品やブルーベリー染めのグッズなども販売されているので、おみやげ選びもバッチリです!夏が終わる前に是非!

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ブルーベリーファーム おかざき

愛知県岡崎市桑谷町猿口98

3.46 215

⑧「旧本多忠次邸」魅惑のステンドグラス

本多家といえば徳川家に代々仕えた名門として名高い一族で、江戸時代は岡崎藩の藩主として人々に慕われ、明治維新後も子爵の位を与えられました。そんな本多家の子孫である本多忠次が昭和初期に住まいとしてみずから基本設計をして、東京に建てたのがこの洋館です。彼の死後、ゆかりの地・岡崎に移築・復元されました。
スパニッシュ様式をベースに、和の様式も取り入れた屋敷は、住みやすさも充分に考えられた設計になっています。当時の豪華な調度品も再現され、まるで今でも本多家の人々が住んでいるような雰囲気です。そんな屋敷のシンボルがステンドグラスですが、邸内ではステンドグラスづくりの体験講座も定期的に開催されています。

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⑨「おかざき自然体験の森」で伝統工芸品製作

歴史と伝統文化の町・岡崎には、さまざまな「ものづくり」を体験できる施設やイベントがあります。上でご紹介した「ウッドデザインパーク」や「旧本多忠次邸」もそうですが、他にもいろいろ。たとえばこの「おかざき世界子ども美術博物館」では絵画や粘土、アクセサリー作りなど、親子でさまざまのアート体験が楽しめます。
「おかざき自然体験の森」では、竹細工や藁ぞうりなど、伝統工芸品の製作にチャレンジできます。その他炭焼き、紙すきといった伝統技術の体験教室もあり、また、稲作やお茶づくりといった農作業を体験することも可能です。ただし、予約や材料費が必要なコースもありますので、事前のお問合せをお忘れなく。

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⑩岡崎の夜を彩る「殿橋」ライトアップ

豊かな自然と長い歴史に彩られた岡崎ですが、桜の季節・花菖蒲の季節・紅葉の季節・クリスマス……四季折々のライトアップイベントが、市内各所で行われています。岡崎公園近くの市街地にある殿橋は歴史と情緒のある石造りの橋です。年間ほぼ毎晩ライトアップが行われ、風情ある街並みに華やかないろどりを添えています。
岡崎東公園は紅葉の名所として有名です。紅葉の頃に開催される「もみじまつり」の期間のライトアップは、雄大な自然との調和によって多くの方々の目を楽しませています。他にも桜の季節の乙川のライトアップや年末年始に岡崎公園で行われる「イエヤスコウイルミネーション」など、岡崎はライトアップイベントの宝庫です。

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岡崎は、五感全部で体験しないともったいない!

見て楽しむだけでなく、五感で楽しめる岡崎の魅力、あなたにも伝わったでしょうか?この続きは是非、あなたが確かめてみてください。

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