京都で泊まりたいおすすめ宿坊7選!個室で快適な宿坊で貴重な体験を。

観光客で賑わう街、京都。観光シーズンには宿をとるのも一苦労です。そんな時は選択肢のひとつに「宿坊」を入れてみてはいかがでしょう。厳しい修行をしなくてはいけないのでは?いえいえ大丈夫。旅館やホテルのような設備の整った宿坊も増えているんです。朝のお勤めや、観光客のいない境内の散策や拝観ができるという貴重な体験、中には宿泊者だけが知ることの出来る秘密も?そんな古都・京都の魅力的な宿坊をご紹介します。(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前確認することをおすすめします。)

当サイト内のおでかけ情報に関して

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

このまとめ記事の目次

① 智積院 宿坊「智積院会館」/ 京都市東山区

初めにご紹介するのは、京都駅からバスで10分ほどにある智積院(ちしゃくいん)の宿坊「智積院会館」です。徒歩圏内には三十三間堂などもあるので、東山周辺の観光を予定する方にもおすすめです。宿坊はバス・トイレが共同のところがほとんどですが、智積院会館は手入れも行き届いており快適に使えます。部屋は個室なのでゆっくりとできそうですね。
早起きして朝のお勤めに参加。護摩供法要(ごまくほうよう)での燃え上がる炎も圧巻です。その後は庭園や障壁画(国宝)の拝観ができ、「桜の図」には宿泊者のみが知ることの出来る秘密も!全てを終えた後の朝ごはんが胃に心に染み入ります。2018年12月13日より全館改装に入るそうで、これまで以上に快適に過ごせる宿坊に乞うご期待ですね。(開業時期は2020年春頃を予定)

詳細情報

rakutenで見る

宿坊 智積院会館

京都府京都市東山区東大路七条下る東瓦町964

- 03

② 知恩院「和順会館」/ 京都市東山区

思わず「ここはホテル?」と思ってしまう雰囲気のこちらは、京都駅から電車やバスで30分ほどの場所にある知恩院(ちおんいん)の宿坊「和順会館」です。知恩院といえば、高さ24m・幅50mもの大きさである入り口の「三門」が有名。宿泊部屋によっては国宝であるこの三門が見えるかも知れませんよ。
共用の広い大浴場で旅の疲れもゆったりと流せそう。朝のお勤めは参加自由ですが、貴重な機会なのでぜひ体験を。参加者の名前も読み上げてくれます。お勤め後に朝日に照らされながら境内(けいだい)をゆっくり散策すれば、いつもとは違った気持ちで一日の始まりが過ごせそうですね。

詳細情報

③ 長楽寺 宿坊「遊行庵」/ 京都市東山区

祇園の八坂神社の近くにある山寺、長楽寺の宿坊「遊行庵(ゆぎょうあん)」は、長楽寺から7分ほど歩いたところにあります。お部屋は宿坊には珍しくお風呂が付いているという快適さ。歯ブラシ以外のアメニティもほぼ揃っていますよ。写真は朝のお勤め後にいただける朝ごはん。すべて宿坊の奥様手作りで、ついついお話も弾んでしまいそうです。
朝の勤行に参加する際は早朝の長楽寺本堂へ向かいます。すがすがしい朝に、山上まで登りお勤めをする体験はなかなかできないもの。非日常感を味わえるのは宿坊ならではですね。「遊行庵」は朝食付きプランのみですが、宿坊自体は祇園内にあるので夕食に困ることも少なそう。コミュニケーションを大切にしたいという想いから、予約は電話のみとなっています。

詳細情報

rakutenで見る

長楽寺宿坊 遊行庵

京都府京都市東山区大和大路通四条東入祇園町南側531

写真を投稿する
3.33 00

④ 妙心寺「大心院」/ 京都市右京区

嵯峨野線「花園」駅から歩いて約10分のところにある妙心寺。大変広い山内には塔頭(たっちゅう)と呼ばれる寺院がたくさんあります。そのひとつ「大心院」は阿吽庭(あうんてい)という枯山水庭園が有名な、宿坊のある塔頭寺院です。予約は電話の上、往復はがきにて返信する形で完了。テレビもなくとても静かな空間で思い思いの時間を過ごせそう。
「宿坊らしい宿坊」を味わえる大心院。その一夜はとてもシンプルです。そして静けさからの目覚めに染み入る精進料理の朝ごはん。こちらはお寺の建物内に泊まることが出来るのも、大きな魅力のひとつです。部屋にはエアコンがありますが使用時間が決まっていますので、真夏や真冬には体温調整のできるものを準備するのが良いかも知れません。

詳細情報

⑤ 妙心寺「東林院」/ 京都市右京区

妙心寺にあるもう一つの宿坊・普段は非公開の塔頭「東林院」は、見頃時には落花した沙羅双樹(さらそうじゅ)と青苔がなんとも言えない風情のお寺で、西川玄房和尚の精進料理でも有名です。2人以上での予約を承っているそうですので、女友達と体験するのも良い思い出になりそう。こちらも予約は電話の上、届いた往復はがきにて返信することで完了します。
アメニティ類やバスタオル・寝巻きなどは持参が必要なので、一通り持っていきましょう。部屋はふすまで仕切られているので、複数で宿泊の際おしゃべりは小さな声で、ひっそりと。朝のお勤めは「お勤め道場」と名付けられた部屋にて決められた時間内で自由に行えます。ごはんやお風呂を館内アナウンスで呼ばれるのもなんだか非日常的。

詳細情報

⑥ 仁和寺「御室会館」/ 京都市右京区

京都の路面電車・嵐電に乗って世界遺産の仁和寺へ向かうと、その境内にあるのが宿坊「御室会館(おむろかいかん)」です。こちらの宿泊の醍醐味はなんと言っても、普段は非公開の金堂(国宝)にて朝のお勤めに参加できること!気持ちの引き締まる体験ができそうですね。お勤め後の散策も、世界遺産である仁和寺を静かにじっくりと感じることが出来るでしょう。
御室会館の食事はいわゆる精進料理ではありませんが、京料理を美味しくいただけます。完全個室なので小さなお子様と宿泊するときも安心ですね。部屋にはエアコンやテレビもあり、ドライヤーもフロントで貸してくれます。春には「御室桜」と呼ばれる背の低い桜が咲き誇ることで有名な仁和寺。春の宿坊体験後には、目の前に広がる桜を心ゆくまで堪能したい。

詳細情報

⑦ 伏見稲荷神社「参集殿」/ 京都市伏見区

世界でも有数の観光スポット、伏見稲荷大社。千本鳥居があまりにも有名ですね。実は境内の施設「参集殿(さんしゅうでん)」は宿坊とは呼ばれていませんが、とてもリーズナブルに宿泊ができます。基本的に素泊まりですが、朝は昭和感たっぷりの食堂で朝食も食べられますよ。早起きしたらぜひ参拝してほしい早朝の人気のない千本鳥居は、鳥居本来の姿を見せてくれているよう。
参集殿は、まるで懐かしの修学旅行のような昭和の雰囲気そのままの空間です。アメニティ類は販売もしてますが、自身で持参していると安心。早起きして観光客の少ない伏見稲荷の境内へ、そして奥の稲荷山は見晴らしの良い場所から京都の街も見えるので、早朝から登るのも気持ちがいいですね。

詳細情報

忙しい日常に疲れたら、宿坊で自分と向き合ってみよう。

「早起きは三文の徳」といいますが、宿坊での宿泊は三文以上の徳をいただいているような気持ちになります。学生時代のように門限や時間を守り、自然の音に耳を傾け、日頃のちょっぴりうるさく感じてしまうことからスッと離れることで、逆に普段の何気ない生活のありがたさにも気づけるかも知れません。いつの時代も皆が愛してやまない京都という場所で、身も心も引き締まる貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。

関連するまとめ記事この記事に関連する人気まとめ記事

新着のまとめ記事編集部おすすめ!新着人気まとめ記事

ライター紹介このまとめ記事を書いた人

このまとめ記事に関して報告する