歴史と自然とアートを一度に味わう。「高松」のおすすめ観光スポット7選

今やうどん県の愛称で知られている香川県。その香川県の中心にある高松市は、豊かな自然と瀬戸内海に囲まれており、さまざまな歴史や伝説の残る街です。瀬戸内海に浮かぶ島々にも立ち寄ることもでき、見どころ満載です。今回は、歴史的建造物とアートな街並みが同居する高松市のおすすめ観光スポットを7選ご紹介します!(※掲載されている情報は2018年8月に公開したものです。おでかけの際は必ず事前に情報をお調べください。)

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このまとめ記事の目次

①栗林(りつりん)公園 / 高松市栗林町

高松市でまずおすすめしたい場所は、ここ!「栗林公園」です。高松藩主・松平家の別邸として完成され、庭園だけでも東京ドーム3.5個分の広さを誇っていますが、紫雲山を含めるとなんと東京ドーム16個分の広さにもおよび、日本最大級の庭園となっています。海外の専門誌からも評価が高く、日本が誇る庭園の一つです。
フォトジェニックスポットとして人気なのが、「飛来峰(ひらいほう)」と呼ばれる山頂からのこの景色。栗林公園内で最も大きな橋である「偃月橋(えんげつきょう)」と、数寄屋造りの「掬月亭(きくげつてい)」を望む眺めは格別です。秋には紅葉も見ることができ、四季折々の美しさがあります。

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②屋島山上と屋島寺 / 高松市屋島東町

高松市の東北にある「屋島」は、屋根のように山頂が平らになっていることから名付けられました。また弓の名手「那須与一(なすのよいち)」のエピソードでも有名な、源平合戦の古戦場としても知られています。山上にある「談古嶺(だんこれい)」の展望台から、歴史に思いをはせながら高松市街と穏やかに広がる瀬戸内海を望む時間を、ゆったりと過ごすのもまた一興です。
屋島の山上には、お遍路で有名な四国八十八ヶ所霊場の第八十四番札所である「屋島寺(やしまじ)」があります。このお寺でひときわ存在感を放っているのが「太三郎(たさぶろう)狸」と呼ばれるタヌキの像で、有名なアニメ映画に登場するキャラクターのモデルとしても知られています。この太三郎狸は一夫一妻の象徴として夫婦円満や縁結びの神とされており、子宝や福運をもたらすとされている有名なパワースポットです。

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③史跡高松城跡 玉藻(たまも)公園 / 高松市玉藻町

「史跡高松城跡・玉藻公園」は、JR高松駅からもほど近く、瀬戸内海に面しています。お堀に海水を引いてきたことから、高松城は日本三大水城の一つとされています。城跡を整備した園内には国の重要文化財に指定されている櫓などもあり、中でも被雲閣は大正期の木造住宅建築として貴重で、この庭園も見ごたえがあります。
ここでは木造でできた和船「玉藻丸」の城船体験もできます。海水を引いてきていることから、水中にはなんと鯛の姿が。当時の景色を思い浮かべながら、鯛と一緒にタイムトリップしてみましょう。また鯛の餌やり体験もでき、他ではなかなか体験できない思い出もできそうです。

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史跡高松城跡 玉藻公園

香川県高松市玉藻町2-1

3.12 8292

④四国村 / 高松市八島中町

屋島の山のふもとにある「四国村」には、江戸時代から大正時代にかけての古い民家や建物が集まっています。文化財に指定されているものも数多くあり、当時の貴重な建物や展示を見て回ることができます。春にはチューリップが一面に咲いたりと、四季折々の花が私たちを出迎えてくれます。
また香川県は石の産地としても有名で、ここ四国村にも石を用いた場所や石の彫刻がたくさんあります。中でも彫刻家・流政之氏の作品の一つである「染が滝」は、敷き詰められた石の並びとその上から流れ落ちてくる水が美しく、時間を忘れてつい見入ってしまいそうです。滝の流れる音を聞きながら、癒しの時間を体感しましょう。

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⑤女木島(めぎじま)/ 高松市女木町

高松港から見える「女木島」へは、フェリーで約20分ほどで行くことができます。春にはおよそ3,000本もの桜が島内に咲き、夏は海水浴場としても人気のスポットです。島の山頂にある「鷲ヶ峰展望台(わしがみねてんぼうだい)」にも足を運んでみましょう。瀬戸内海を360度見渡すことができ、そこから望む景色も格別です。
ふらっと気軽に立ち寄ることのできるこの女木島は、桃太郎伝説が残る場所としても有名です。鷲ヶ峰展望台へ行く途中に「鬼ヶ島大洞窟」と呼ばれる洞窟があり、鬼が住んでいたとされています。そのことから女木島は鬼ヶ島とも呼ばれ、親しまれています。ひんやりとした洞窟内を歩きながら、桃太郎伝説の世界に浸ってみてはみてはいかがでしょうか。

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⑥男木島(おぎじま)/ 高松市男木町

女木島の対の島とされている「男木島」は、女木島の1kmほど北にあり、高松港から約40分ほどで行くことができます。島の傾斜に沿って家屋が建ち並ぶ穏やかな島へ降りると、そこにはアートな空間が広がっています。島のいたる所にアート作品が溶け込んでおり、男木島ならではの独特な雰囲気を味わうことができます。
島の北端には「日本の灯台50選」にも選ばれた、「男木島灯台」と呼ばれる珍しい灯台があります。この灯台は石の素材をいかすために外壁の塗装がされておらず、全国で2基しかないうちの一つとされています。また灯台の周辺の遊歩道には水仙の花畑があり、1月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎えます。水仙の花を眺めながら、ゆっくりと散歩してみるのもおすすめです。

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男木島灯台

香川県高松市男木町

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⑦せとしるべ / 高松市サンポート(高松港)

最後にご紹介するのは、JR高松駅から徒歩15分ほどのところにある「せとしるべ」です。正式名称を「高松港玉藻防波堤灯台(たかまつこうたまもぼうはていとうだい)」といい、高さ14.2mの世界初のガラス張りでできた灯台です。高松駅でレンタサイクルを借りて、潮風を感じながら防波堤を駆け抜け、灯台を目指すのもおすすめです。
このせとしるべは、日中と夜とで印象もガラッと変わります。日中は瀬戸内海と青空に灯台の赤い色が映え、堂々と建つ姿が美しさを感じさせます。夜になると内部からの光で、灯台そのものが赤く輝く姿は、どこか幻想的でロマンチックです。朝から夜まで、常に瀬戸内海や高松市を見守ってくれています。

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歴史とアートの街、高松へ。

いかがでしたか?古き良き時代の面影を残す建造物と近代的なアート空間が広がる香川県・高松についてご紹介しました。瀬戸内海を望みながらの観光は情緒あふれる癒しの旅になりそうです。ぜひ足を運んでみてくださいね!

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