北海道・ニセコ町、みなさんはどんなイメージを持ちますか？「ニセコ」は実はアイヌ語からつけられたもので“切り立った崖”という意味を持ちます。道央の西部、後志管内のほぼ中央に位置しており、また山岳に囲まれているため、緑が豊かで自然をたくさん感じられる場所でもあります。

内陸的気候で、冬季の最深積雪は200cmにも達することもあるほど。そのため冬はウィンタースポーツを体験しに多くの観光客が訪れ、またインドア体験も充実しているので人気の地でもあります。もちろんニセコ町の観光は冬だけでなく、様々なアウトドアスポーツなどを行える夏もおすすめです。

そんなニセコ大自然の町の大自然の中にひっそりと佇むのが今回ご紹介する旅館「坐忘林（ざぼうりん）」。原生林の中にまるで溶け込むかのように建っており、日本古来の伝統建築を感じる旅館の姿が素敵です。

一年を通じて快適に楽しむことができるという館内は、モダンで洗練されたデザインが目を引きます。各空間にはしっかりとゆとりを感じられ、“大人がくつろぐ上質空間”が広がっているのもポイントです。贅沢をしたいときにぜひとも泊まりたい、静寂の守られた旅館です。

和の伝統と現代の感性が生み出す上質なデザインが魅力で、さらには環境に配慮した工夫を随所に凝らしているのも見どころです。周りを囲んだ“緑豊かな大自然”と上手く調和し、支えあうかのように佇む「坐忘林」はあなたを非日常へと導きます。

平屋建ての館内には快適に過ごせるようにと、ゆったりとした空間が広がっていて、必要最低限の家具やインテリアがすっきりとした印象を持たせます。温かみのある照明からは心地良い安らぎを感じられるのが、またいいですよね。

囲炉裏が置かれた空間も壁のデザインが凝っていて、開いた隙間から見える外の景色も美しいですね。上質であり、それでいて飾らない優雅さは、まさに「坐忘林」を象徴しているとも言えるでしょう。

ニセコの地にふわさしく、それぞれに異なる雪の結晶の名前がつけられた客室は全部で15室。それぞれのお部屋に置かれた大きなソファやくつろぎの家具は、ついお部屋に閉じこもってしまいたくなりそうです。日頃の疲れを癒すには、旅館でゆっくり過ごす時間もいいですよね。

余計なものは置かず、シンプルでゆとりを感じるお部屋は一部屋ごとに独立しているので、プライベートがしっかりと守られていて嬉しいですね。また、大きく切り取られた窓からは周辺を囲む原生林や四季折々の美しい景色を存分に眺めることが出来ます。

全客室には内湯と露天風呂が付き、源泉かけ流しのプライベート温泉を贅沢に楽しむことが出来るのも魅力。敷地内から湧き出る温泉を使用していて、国内でも最高レベルの優れた泉質である「坐忘林温泉」をこころゆくまでお楽しみください。

好きな時に好きな時間入浴できる露天風呂は、自然いっぱいの景色を楽しみながら、また気持ちの良い風を感じながら入りたいですね。大きな湯船は開放感もあって、各部屋に設けられたテラスでもゆっくり身体を休めることができそうですね。

北海道出身の料理長が作るオリジナルの郷土料理「キタカイセキ」には、地元の旬の食材を最大限に生かした料理がぎゅっと詰まっています。北海道の大地や作り手と向き合い厳選した素材は、和の技法を大切にしつつ自由で柔軟なアイデアを加えて作られています。

料理長が手掛けるのは朝食やディナーの他にも、到着時の抹茶や干菓子、さらにはバーまでを担当。伝統とモダンが融合した季節を感じるお料理の数々は、その美味しさだけでなく盛り付けの美しさや表現方法の美しさなど、目で見て楽しめるのも魅力のひとつです。

北海道・ニセコ町の自然豊かなロケーションに佇む旅館「坐忘林」をご紹介しました。いかがでしたか？まるで自然の一部かのように溶け込んだ平屋建ての旅館では、洗練された上質空間と源泉かけ流しの内湯や露天風呂、さらにはここでしか体験できない料理の数々を堪能することができますよ。是非参考にしてみてくださいね。(掲載されている情報は2018年8月公開のものです。必ず事前にお調べください。）