ココを巡れば大満喫!スロベニアの外せないおすすめ観光スポット7選

中央ヨーロッパにある小さな国スロベニアは、豊かな自然や美しい街並みなどの魅力に溢れた国。日本から直行便が無いことや周辺に人気の観光スポットが多いので、旅先にスロベニアを選ぶ方は少ないかもしれませんが、せっかくヨーロッパ旅行に出かけるなら訪れておくべき場所です。今回はスロベニアの大自然から歴史的な建造物が立ち並ぶ旧市街まで、魅力的な観光スポット7選をご紹介します!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

1.プレシェーレン広場/リュブリャナ

スロバキアの首都リュブリャナ市街の中心にあるプレシェーレン広場は、リュブリャニツァ川沿いに位置しています。フランツェ・プレシェーレンの銅像がシンボルの広場から眺める風景はどこから見ても美しく、スロベニアの旅でまずはじめに訪れておくべきスポットです。広場からは観光スポットとしても有名な、新市街と旧市街を結ぶ三本橋や広場でも特に存在感のあるフランシスコ会教会を見ることができますよ。季節や時間によって変わる美しい街並みはいつ訪れても飽きることなく、冬には広場がイルミネーションで綺麗に彩られ、日中とは違う表情を楽しめます。
観光客ばかりでなくローカルの人たちでも賑わうこの広場周辺にはレストランやホテルが密集しているので、広場から宿泊先がすぐという方も多いかもしれません。リュブリャナ駅やバス乗り場からは徒歩10分程度なので他の観光スポットにもすぐに行けますよ。観光の合間にカフェに立ち寄って、休憩をしながら街をゆっくり眺めるのも素敵ですね。銅像のすぐ側にはデパートがありお買い物を楽しむのにもピッタリ!お土産を探すのに便利です。何度行っても様々な楽しみ方ができるプレシェーレン広場は、スロバキアを満喫する上で外せないおすすめのスポットです。

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2.スロベニア国立美術館/リュブリャナ

13世紀から20世紀初頭までのスロベニアとヨーロッパの絵画や美術品が収蔵されているスロベニア国立美術館は市立公園のすぐ横にあり、1896年に建てられた新ルネッサンス様式の旧館とその後に増設された新館のアネックスで構成されています。月曜日は休館でその他営業日も開館時間が異なるため、事前に開館しているか確認しましょう。毎月第1日曜日は入場料が無料なので滞在期間が重なっている方は迷わず行くことをおすすめします。利用可能な言語は問い合わせの必要がありますが、大人向けのガイドツアーから親子で楽しめるワークショップまで様々なイベントが行われているので参加して素敵な思い出作りをするのもいいですね!
おすすめは常設展示されている、スロベニア出身の画家でフランスとイタリアで高く評価されていることでも有名なゾラン・ムジチの「我々は最後ではない」や、同じくスロベニア出身のリハルド・ヤコピッチの「日向の川沿い」です。日頃見ることができないスロベニア画家たちの作品を一度に鑑賞できるチャンスなので、絵の細部まで存分に楽しみましょう。美術館の中には、現地で人気のカフェとコラボレーションしてできたギャラリーカフェがあり、このカフェのために作られたケーキなどのペストリーを堪能できます。美術館を後にする際には、ギャラリーショップに立ち寄りここでしか買えないお土産を選ぶのも良いですよ。

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3.リュブニャナ城/リュブリャナ

丘の上に建つ木々に囲まれたリュブニャナ城は、1144年に建設されました。首都リュブリャナのシンボル的なこの城へは、支庁舎前から出るウルバン電気列車やケーブルカーだけでなく、市内から続くシュトゥデントヴスカ通り(Študentovska ulica)を道なりに沿って歩けば徒歩でも行くことができます。以前は刑務所として使用されていたこともありますが、今では礼拝堂が結婚式場に使われたり、城内のカフェやレストランを憩いの場として利用する人も多いほど市民から親しまれている場所です。市内から城を見るのも素敵ですが、リュブリャナ市の美しい街並みを見に丘の上まで足を運んでみましょう。
広い敷地内には展望塔・人形博物館・チャペルやレストランなど様々な施設があり、すべて見て回るには想像以上に時間が必要。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。敷地内への入場は無料ですが、施設によって(展望塔や博物館など)有料の場所もあるので注意が必要です。リュブニャナ城についてより詳しく理解したいという方は、オーディオガイドを利用した日本語版のセルフガイドツアーの用意もありますよ。英語またはスロベニア語の2カ国語しかありませんが、歴史的な衣装を着たガイドが城の歴史について説明してくれる、タイムマシン・ガイドツアーもあります。

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Ljubljana Castle

Grajska planota 1, 1000 Ljubljana, Slovenia

3.07 011

4.ブレッド湖/ブレッド

リュブニャナ市からバスで1時間、電車とバスを利用して行くこともできるブレッド湖は、スロベニアの旅行では欠かすことのできない観光スポットです。ユリアン・アルプスを背景に広がる湖はスロベニアを代表する景勝地。鏡のように澄み渡る湖面と、アルプスの山々が生み出す美しい景色を一目見ようと世界各国から観光客が訪れます。「アルプスの瞳」と呼ばれるブレッド湖の周りには宿泊施設が立ち並び、レイクリゾートとしても有名です。絵画を切り取ったように鮮やかな風景を楽しみながら時間を忘れてのんびり過ごしたり、湖畔を散策して満喫するのも魅力的ですね。
ブレッド湖の案内所では地図や観光情報を入手できるほか、自転車のレンタルも行っています。サイクリングやボートなどを利用してアクティブに楽しむのもいいですね。湖畔には整備された遊歩道があり、ゆっくり歩いても3時間程度で1周できるそう。滞在時間に余裕のある方は様々な角度から見るブレッド湖を堪能してみてはいかがでしょうか。観光列車や観光馬車もあるので時間はないけど湖を余すことなく見ておきたいという方はこちらがおすすめです。湖に浮かぶスロベニア唯一の島のブレッド島や、断崖絶壁にそびえるブレッド城など湖以外の見どころも沢山ありますよ。

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5.ポストイナ鍾乳洞/ポストイナ

300万年の月日をかけ、石灰岩と地下水により形成された全長20kmのポストイナ鍾乳洞。スロベニアのカルスト地方にある世界最大級の洞窟内部に入り、自然が作り出した神秘的な世界を見学することが可能です。洞窟の気温は1年を通して10℃前後とひんやりしているので、夏など暑い日に見学する際には上着を持参すると快適に過ごせそうです。首都リュブニャナからはポストイナ鍾乳洞の最寄り駅まで電車で約1時間、そこから鍾乳洞入口まで徒歩で30分かかるほか、バスを利用する場合は1時間30分ほどで到着します。スロベニアを代表するこの観光スポットにぜひ訪れたいですね!
1日に数回行われるガイドツアーの所要時間は約1時間30分で、時期によってツアーの回数が異なるので事前の確認をおすすめします。チケット売り場では日本語のパンフレットがおいてあるので、一冊もらっておきましょう!洞窟内にはトイレがないので、ツアー開始前に洞窟入口付近にあるトイレを利用しておくのがベスト。珍しい鍾乳洞を写真に収めておきたいという方も多いかもしれませんが、内部は撮影禁止ですからしっかりと目に焼き付けてきて下さいね!洞窟周辺にはカフェやレストランがあり、カルスト地方名物の生ハムや原産のワインに舌鼓を打つのも贅沢な楽しみ方です。

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ポストイナ鍾乳洞

Jamska cesta 30, 6230 Postojna, Slovenia

3.40 660
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6.シュコツィヤン鍾乳群/シュコツィヤン

スロベニアで唯一のユネスコ世界遺産であるシュコヤン洞窟は1986年11月に登録されました。約3億年前にできたこの洞窟は地底湖や滝などを含む世界最大級の渓谷で、全長は約5km・幅約230mと壮大な自然を肌で感じることができます。シュコヤン洞窟へは首都リュブニャナからもアクセス可能で、最寄りの駅へは電車で約1時間40分ほど。駅からは無料送迎バスも出ているので便利ですね。5選目にご紹介したポストイナ鍾乳洞とこちらの鍾乳洞は車で約30分の距離にあるので、鍾乳洞を制覇したい!という方は両方を楽しめるようにプランを練っても面白いかもしれません。
洞窟では「ルドルフ大聖堂」という名の石灰段丘や、「大広間」「沈黙の洞窟」という自然が生み出した複雑で美しいの鍾乳石の数々に目を奪われます。洞窟内を進むに連れて変わる景色は見ていて飽きることなく、絵画や彫刻を思わせる光景はまるで自然の美術館。日本ではあまり知られていませんが、世界的にはグランドキャニオンなどと同じくらい人気だというのも納得できます。ガイド付きのツアーでしか行けないコースや自らのペースで見て回れるコースがあるので、自分にあったコースを選択して満喫しましょう。季節によってツアーの回数も異なるため事前の確認が必須です。

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シュコツァイン洞窟群

Matavun 12, 6215 Divača, Slovenia

3.36 16
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7.ピラン/ピラン半島

スロベニア南西部にあるこの港町は、アドリア海のトリエステ湾とピラン湾の間にある半島の先端に位置しています。オレンジ色の屋根と石造りの壁が特徴の家と歴史的な建造物で溢れる見事な街並みは、真っ青な海とのコントラストが眩しいほど映えていて思わず写真を撮りたくなります。この美しい景色をうまく写真に収めるには、小高い丘の上に建つ「聖ユーリ教会」まで行くのがおすすめ!旧市街全体を一望できる絶好のポイントなのでぜひ行ってみましょう。お天気の日は日差しが強く坂を登るのは一苦労のようですから、日が登りきる前か日が沈み始めた頃に行くのがおすすめですよ。
海沿いにはテラス席があるレストランが立ち並んでおり、海を眺めながら頂く食事は格別そのもの!名物のアカザエビやシーフード料理はぜひとも食べておきたいですね。日本ではなかなか味わえないヨーロッパならではの雰囲気にワクワクする方も多いはずです。海に砂浜はありませんが、夏には日光浴や海水浴を楽しむ人で賑わっています。街の中心にあるタルティニエウ広場はピラン観光案内所や聖ペテロ教会が隣接し、博物館や水族館へも近いので、次の予定が決まっていないときはまずタルティニエウ広場へ行ってみるのもいいかもしれません。ピランの南東側はポルトロージュという有名なリゾート地があり、バスを利用して行くことができます。

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Church of St. George

Adamiceva ulica, Piran, Slovenia

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いかがでしたか?

ヨーロッパの中でも治安の良いスロベニア、大きさは四国ほどの小さな国ですがご紹介したように魅力的な観光スポットがいくつもあります。ヨーロッパ周遊を考えている方には特におすすめしたい場所なのでぜひ訪れてみてください。

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