ハルニレの木をご存知ですか? 北海道・豊頃(とよころ)町にある“ハルニレの木”は、雨に負けず、風にも負けず、北海道の寒い冬にも負けず、その枝を伸ばし続けました。樹齢は、約140年と言われています。まるで永遠のパートナーのように寄り添い合って生きる“ハルニレの木”は、恋人たちにもおすすめのパワースポットと言えるでしょう。今回は、四季折々に輝く“ハルニレの木”の魅力をお届けします。
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“ハルニレの木”とは?
いつのときもそこにある
今回ご紹介したいのは、北海道・豊頃(とよころ)町にある「ハルニレの木」。豊頃町のシンボルとして、長く人々に親しまれてきました。このハルニレの木は、およそ樹齢140年。「北海道」と命名されてから、150周年を迎える北海道の歴史を見つめてきた木と言うことも出来るでしょう。
寄り添う2つの木
この「ハルニレの木」は、一見すると一本の大樹に見えますが、実は、2つの木が寄り添って育っているものです。近くで根元を見てみると、よくわかるでしょう。ふたつの木は永遠を誓ったパートナーのように、生きています。
人々の心をつかむ“ハルニレの木”
恋人同士のように支え合う「ハルニレの木」は、愛を象徴するパワースポットなのです。「ハルニレの木」はテレビなどでも話題になり、写真集にもなっています。また、有名な曲の歌詞にも登場しています。
春の“ハルニレの木”
春を告げる新緑の合図
豊頃町は、北海道の中でもとても寒さが厳しい場所です。その冬を乗り越え、緑が広まっていくと春の訪れを感じます。5月になると、周辺も緑に覆われ、ハルニレの木自身の緑も大きく育っていきます。
夏の“ハルニレの木”
緑が生い茂るハルニレの木
夏のハルニレの木は、枝が緑につつまれます。大いなる自然の生きる力を感じることができるでしょう。秋になると、また少しずつ葉が落ちていき、枝のラインが浮かび上がってきます。夕暮れなど、赤い太陽の光に照らされると、とても幻想的な風景を作り出してくれます。
冬の“ハルニレの木”
雪の世界に立つハルニレの木
一番の美しさを発揮するのは、冬の「ハルニレの木」という声も多いのではないでしょうか。真っ白な雪のじゅうたんの中で、誇らしげに立っているハルニレの木。実に詩的な風景と言えるでしょう。
雪の花が咲く
冬、北海道・豊頃町の寒さは厳しく、マイナス10℃以下の気温は珍しくありません。しかし、その寒さによって、樹氷が生まれ、ハルニレの木に雪の花を咲かせてくれるのです。しっかりと防寒して、この時期にしか見ることのできない絶景を見に行きませんか?
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3.28
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真冬のジュエリーアイス
豊頃町では、最近冬の季節に新しい絶景スポットが生まれました。それが、「大津海岸のジュエリーアイス」です。大津海岸には、とても美しい透明な氷が打ち上げられるのです。キラキラと光るため、冬の寒さが生み出した宝石と言われています。
ジュエリーアイスって?
この透明な氷は、流氷ではありません。これは、豊頃町を流れる十勝川が凍ったものなのです。海に流れ出た十勝川の氷は、海の波に磨かれ、より美しく輝き出します。ジュエリーアイスが見つけられるのは、例年1月~2月。あなただけの宝石を見つけてみませんか。
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3.63
4件24件 おすすめのホテル:十勝川温泉 第一ホテル
十勝川温泉 第一ホテル
宿泊でおすすめしたいのは、「十勝川温泉 第一ホテル」です。この宿は、十勝川を眺めることができる温泉ホテル。156キロメートルもの長さを誇る十勝川は、雄大な十勝平野を作り出しました。
モール温泉
また、このホテルの温泉は、美人の湯の「モール泉」。一般的に、温泉は鉱物性のもの。このモール温泉は植物性の温泉なのです。古代の植物の成分が詰まった地層を通って湧き出てきます。温泉好きには外せないスポットともいえるでしょう。
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ハルニレの木に会いに行こう
いかがでしたか? 2本の木が寄り添い、約140年のもの歳月を生きてきた「ハルニレの木」。支え合って生きていきたいと思えるような大切な人と、ぜひ訪れてみてください。きっと、素敵な未来を話し合うことができるでしょう。(掲載されている情報は2018年8月に公開したものです。必ず事前にお調べください。)
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