いつかじゃなくて、今行こう。教科書にも載らない日本の美しい村8選【近畿・中国・四国編】

高いビル、消えることを知らないネオンから離れて、知られざる「日本の美しい村」へ足を運んでみませんか。決して便利ではないけれど、失いたくない場所が日本にはまだ残っています。今回は、「フランスのもっとも美しい村」運動にならい、2005年に始まったNPO法人「日本で最も美しい村」連合が選定した村からいくつか抜粋して【近畿・中国・四国】の美しい村をご紹介します。(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

1. 伊根町 / 京都府

漁師の暮らしが残る町

まずご紹介するのは、京都府の北部にある「伊根町」です。古くから漁業が営まれてきた井根町には、今でうも「舟屋」という船を乾かすための建物がずらりと並んだノスタルジー溢れる光景を見ることができます。
「伊根湾めぐり遊覧船」に乗船すれば、海側から舟屋の街並みを眺めることができ、まるでタイムスリップしたかのような和やかな時間を過ごすことができますよ。また、舟屋の内部を見学することも可能。散策しながら、漁師の暮らしが根付いた町の雰囲気を感じてみてくださいね。

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伊根の舟屋

京都府与謝郡伊根町字平田 伊根の舟屋

3.15 23603

2. 香美町小代 / 兵庫県

唯一無二の棚田と豊かな自然が美しい

兵庫県の北に位置する「小代(おじろ)」。ブナの原生林が広がる自然豊富な国定公園に囲まれています。和牛のふるさととしても知られており、夏にはスキー場が但馬牛の放牧場として使われており、自然の中で悠々と過ごす牛の姿を見かけることもできます。
小代には、「日本の棚田百選」に選ばれている「うへ山の棚田」があります。斜面に沿って独特なカーブを描く畦(あぜ)は、オンシーズンも美しい景観を見せてくれますが、雪が降り積もるオフシーズンには白波のように重なる神秘的な棚田を見ることができます。

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3. 曽爾村 / 奈良県

一面の金色に言葉はいらない

奈良県の東北、火山地形からなる谷間盆地にある「曽爾村」。日本300名山の一つ倶留尊山(くろそやま)の西麓に広がる一面をススキに覆われた「曽爾高原(そにこうげん)」や県の文化遺産になっている「曽爾の獅子舞」が有名です。
曽爾村は、大半が「室生(むろう)赤目青山国定公園」に指定されている自然豊かな村。曽爾高原は、秋になると映画のワンシーンを彷彿とさせるような一面黄金のススキ畑が現れます。シーズン中に一度は訪れてみたい場所です。

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曽爾高原

奈良県宇陀郡曽爾村太良路 曽爾高原

3.22 20732

4. 和束町 / 京都府

鎌倉時代からつづく美しい茶畑

京都府の南の端、奈良の平城京と宇治の平等院の間に位置する「和束町(わづかちょう)」。別名「茶源郷(ちゃげんきょう)」とも呼ばれるお茶の生産が盛んな町です。京都の宇治茶の45%を占める宇治茶の主な生産地として知られています。
町にはおよそ600haもの茶畑が点在しています。茶畑は山の急斜面をひとつひとつ手鍬で切り開かれ、始まりは鎌倉時代にまでさかのぼるというから驚きです。果てしなく広がる茶畑のなかに瓦屋根の民家が溶け込む景色は、つい写真に収めたくなってしまいます。

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和束町(茶畑)

京都府相楽郡和束町

3.08 129

5. 智頭町 / 鳥取県

懐かしい風景が残る村

鳥取県の東南部に位置し、西と南はお隣の岡山県に接している「智頭町」。1,000m級の山々に周囲を囲まれ、見渡す限りの自然を満喫できる「芦津渓谷(あしづけいこく)」があります。また、江戸時代に宿場町として栄えたこともあり、町中には史跡や道標などが残されています。
智頭町の中心から北東の山間へと進んでいくと、山村風景の残る「板井原(いたいはら)集落」があります。周囲を杉林に囲まれた集落には、明治から大正にかけて建築された建物が今も110棟ほど残っています。ひと昔前にタイムスリップしたかのような体験ができます。

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