日本列島最東端にある納沙布岬（のさっぷみさき）は根室駅から車で約30分のところにあり、平地としては日本で最も早く朝日を見ることができます。納沙布岬付近は、霧が濃い航海の難所として知られ、かつては多くの貨物船が航行していたため、明治政府によっていち早く造られたという洋式の灯台がありました。北方領土返還を願った「四島（しま）のかけ橋」「希望の鐘」のモニュメントもあります。

花咲岬の花咲灯台の手前に駐車場があり、そこに車を停めて灯台を右手に見ながら海の方へ歩くと階段があります。 その階段からもう奇形岩の上を歩いている様な感覚です。 左手にはギザギザの岩盤・右手には巨大な岩壁でこれがどうやら車石と言われている石の様です。巨大な蟹みたいです。 波飛沫の勢いも凄い。岩自体も凄いですが、これらを取り巻く景色も雄大です。北海道って凄い！本当にクールです。

根室の花咲灯台のすぐ足元にある奇岩が「根室車石」です。柱状節理という独特な景観を見せる岩壁は各地に見られますが、この車石は「放射状節理」という非常に珍しい岩塊。円形で大きなタイヤのように見えます。国指定天然記念物に指定されており、駐車場からは同じく花咲の観光ポイント、花咲灯台を経由する散策路が整備されています。

根室市南部、花咲地区にある自然の建造物、車石です。できた経緯が説明された看板があります。思っていたより巨大でびっくり。

根室十景の一つ、根室半島南部の浜松海岸です。遠くにモユルリ島が見えます。北海道の東部ならではの絶景を楽しめます。

根室市街から落石岬へ向かう途中に存在する数ｋｍにもおよぶ砂浜が浜松海岸です。馬の放牧地で有名なユルリ島、モユルリ島を眼前にする海岸。この2つの島は珍鳥「エトピリカ」やアザラシ、ラッコなどの繁殖地として北海道の天然記念物に指定されています。海に突き出した台地上の半島には今も馬の放牧地が残され、夏の昆布干しの風景も、この周辺の風物詩です。

北海道根室市の根室半島の付け根に位置し、太平洋に突き出た岬です。根室へ向かう花咲線の車内から落石岬が見えます。花咲線は、厚岸付近以外は海から離れた湿地帯のようなところを進むのですが、落石岬に近くなると比較的海沿いを走ります。海が見えるとその先に岬が続いていました。岬自体は断崖絶壁のような、最果て感を感じる独特の趣きがあるそうです。一度現地に行ってみたいと思います。

海水に徐々に侵食されるこの地 今見える景色も少しのことで変化してしまう 飲まれ、喰われ、壊れゆく儚い自然をぜひ見に行ってください

自然の宝庫として知られる春国岱（しゅんくにたい）。ここでは、自然そのままの大自然を満喫することができるとあって、観光客に人気のスポットです。春国岱は別名「奇跡の島」とも呼ばれており、センダイハギなどの様々な植物を見ることができるうえ、多くの野生動物が生息している観光地。また、野鳥が多く見られるので、バードウォッチングで人気の場所です。

風蓮湖を海と区切っている砂州を春国岱といいます。木道が整備されていて先端まで歩いて行くことができます。のんびり散策する時間があれば、最高の風景を楽しめます。

根室半島の付け根にある汽水湖です。風蓮湖と繋がっていて、一番狭いところに国道44号の温根沼大橋がかかっています。

北海道にある東根室駅（ひがしねむろえき）はJR根室本線、通称花咲線の駅です。釧路から根室に行く際には釧路の一つ前、東根室駅は日本最東端の駅として知られています。東根室駅と根室駅の間には学校や病院、市役所があり、隣駅へは車で5分と道内の移動にも便利です。東根室から温根沼や車石など根室を代表する有名な観光スポットも近くにあります。