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市川市動植物園とは？
市川市動植物園は2017年に30周年を迎えた、暖かな雰囲気の動物園です。小型の動物を中心とした57種、451点の動物たちが、自然に動く姿を観察できます。同園は、千葉県市川市の大町公園の一部に属しています。じゃれあう小動物たちの可愛い写真が撮りたいという方、小さなお子様を連れてのびのびと遊びたい、という方におすすめのスポットです。アクセスは、東京駅からJR武蔵野線で約40分の市川大野駅から、バスで15分です。小さな動物たちの動きに、心を癒されてみましょう。
①手作りパネルを見ながら動物の生態を観察する
市川市動植物園は、小型の動物を中心とした動物園です。ミーアキャットやコツメカワウソなどの小獣舎。ウシ、ウマ、ロバ、カピパラなどの家畜舎。ニホンザルやシロテナガザル、ワオキツネザルなどのサル舎。シロトキ、ベニイロフラミンゴなど鳥類のフライングゲージとエミューのエミュー舎。特に1992年に寄贈されたスマトラオランウータンは、2018年に赤ちゃんが誕生しました。また、レッサーパンダの飼育には歴史があり、繁殖も盛んです。市川市動植物公園は、規模は小さいですが、手作りの展示のひとつひとつに飼育員さんの熱意が感じられます。動物を見て「ふーん、可愛いね」で終わるのではなく、その可愛い動きの理由を考えてみましょう。毎日動物を見ている飼育員さんの視点がふんだんに盛り込まれたパネルで、動物たちの生態を知り、観察してみましょう。
②なかよし広場で、動物たちにタッチする
市川市動物園の「なかよし広場」では、動物たちにじかに触れることができます。放し飼いになっているミニブタやヤギ。モルモットは抱き上げて、ウサギは行動を邪魔しないように背中やシッポを撫でることができます。餌をあげることもできます。なかよし広場では触れる動物だけでなく、フクロウやアオバトなどの鳥たちや、ニホンイシガメなどの爬虫類も観察できます。また、天候が良ければ、お部屋のお掃除にあわせてモルモットが一列に橋をわたる「モルモットきゃらばん」も見られます。様々な柄のモルモットたちが、モフモフ移動する姿はこたえられない可愛さです。
③市川市観賞植物園で植物のなかコンサートを聴く
動物園に併設された市川市観賞植物園はバラが有名です。開花の季節となる春、４～５月は、園内のあちことで色とりどりのバラが見事に咲き誇ります。また、熱帯植物を集めた温室があり、サボテンやバナナなどの背の高い熱帯植物が観察もできます。暖かな温室は、冬に一息つくのにぴったり。いずれも入場無料なので、お散歩コースにも最適です。また、植物園では月に一度、無料のロビーコンサートが行われます。ぜひチェックしてみてください！
④可愛い動物たちの「カワイイ」写真を撮る
市川市動植物園では動物の自然に遊ぶ姿が撮影できます。なかでも「カワイイ」撮影ポイントを３つご紹介します。①「サバンナの監視人」といわれるミーアキャットは、後ろ足で立ち上がり、背筋を伸ばす動作をします。集団で立っている姿が「カワイイ」！②カワウソの習性を利用し夏場に行われる「カワウソ流し」。チューブから流れてくる水しぶきと気持ちよさそうなカワウソが「カワイイ」！③中国四川省楽山市より寄贈されたレッサーパンダは繁殖を重ね、現在13頭。運が良ければ赤ちゃんの「カワイイ」写真が撮れるかもしれません！
⑤ミニ鉄広場で、大人も子供もミニＳＬに乗る！
市川市動物公園では、動物たちを見るだけでなく、子供たちが身体を動かすことのできる広場もあります。動き回る動物たちを見て、身体がうずうずしてしまったら、ジャングルジムやシーソーで動き回って発散しましょう！また、園内にはミニSLも。ミニでも電動バッテリーではなく、実際に石炭を焚き、蒸気の力で走る本物の蒸気機関車もあります。石炭の燃えるにおいは、SLを知らない世代にとっても、懐かしく魅力的に感じられるものですね。
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いかがでしたか？
市川市動植物園は、小動物を見たり、触れ合ったり、小規模ながら丁寧な展示が楽しめる動物園です。動物たちの行動スペースは様々に工夫され、小さな動物たちが動き回ったりじゃれあったりする自然な姿が見られます。可愛い写真を撮りたい方にはぴったり。また、動物が見たいお子様連れの方にもおすすめです。外の大町公園には、温室もある鑑賞植物園、さまざまな遊具やフィールドアスレチックのコースもあります。動植物園で頭を使ったお子様が、今度は思う存分身体を動かすことができます。休日は人混みから離れ、可愛い動物たちに癒されるスポットへ足を運んでみましょう。
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