路面電車「ことでん」を使って気軽に訪ねることができる高松市の美術館の一つが、高松市美術館です。館内には、1600を超えるコレクションがあり、香川県の芸術について触れることができます。すぐそばには、商店街が立ち並んでいるため、芸術鑑賞後もぶらぶら高松の市内を散策したくなるアクセスの良いところに建っています。そんな高松市美術館にいったらしたい「5つのこと」についてご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)
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高松市美術館とは?
高松市美術館は、香川県高松市にある市立の美術館です。「戦後日本の現代美術」「20世紀以降の世界の美術」「香川の美術(工芸)」をコンセプトにしています。戦後間もなく建てられたということもあり、日本の美術館を牽引してきた側面を持つ美術館でもあります。美術館通りに面して建っており、周辺にはおしゃれなセレクトショップも並びます。すぐそばには丸亀町商店街、ライオン通り商店街があり、ショッピングやグルメを楽しめます。JR高松駅より「ことでん」を利用し商店街を散策しながら美術館へ向かうのがおすすめです。
①香川漆器のコレクションを見学する
香川漆器は香川県の漆芸で、讃岐漆器と呼ばれ、江戸時代後期に始まりました。香川漆器の魅力を存分に学ぶことができるが、高松市美術館です。讃岐漆器には、蒟醤(きんま)・存清(ぞんせい)・彫漆(ちょうしつう)とよばれる技法があり、これは香川県の漆器に見られる独特な特徴です。高松市美術館では、それらのことを体系的に知ることができるように展示が工夫されています。特にこちらの美術館では、重要無形文化保持者である音丸耕堂(おとまるこうどう)の作品をコレクションしています。
②併設カフェcaf’e de Mokuでランチをとる
美術館の常設あるいは企画展を見終えたあとに休憩に使うことができるのは「caf’e de Moku(カフェ ド モク)」。営業日は高松市美術館の開館日に合わせているのでホームページで確認してみてください。美術館近隣には商店街があるので、ショッピングの途中での休憩やランチに立ち寄ってみてはどうでしょうか。美術館併設のカフェとはいえ、かなり大きくて、ゆっくりできるおひとりさま向けのテーブルがあります。絵を鑑賞したあとに画集などを見てのんびりと過ごすことができます。
③子どもアートスペースでワークショップ体験する
高松市美術館では、展示の内容にあわせて、様々なワークショップが開催されています。アートを制作するだけでなく、鑑賞するワークショップも開催されていますので、その時のプログラムをみて興味があるものに参加されると良いでしょう。子どもたちが、美術館の学芸員と一緒に美術鑑賞を楽しめる企画です。こちらは無料で参加できるので、アートに興味があるお子様がいる場合は、参加してみましょう。子どもが参加できるワークショップは、未就学児から中学生ぐらいまでに向けて開催されています。
④講演会やイベントに参加する
高松市美術館では様々な講演会やイベントが開催されています。例えば、「アートで遊ぼう!」では、小学生を対象に作品をじっくり見るイベントです。スタッフの方が丁寧に解説してくれるので、子供でも理解しやすい内容となっています。また、高松市美術館の館長の講座、「日本美術は動く」というイベントも人気のイベントの1つです。館長が毎回テーマに沿って、美術についてわかりやすく講座してくれます。他にも色々なイベントが開催されているので公式ホームページを確認してみてください。
⑤ミュージアムショップでオリジナルグッズを購入する
美術館で、展覧会を楽しんだあとに図録以外にも様々なミュージアムグッズを購入できるミュージアムショップが併設されています。1階のカフェに併設した形のショップで、オリジナルのグッズも販売しています。展覧会をみたあとに、来館記念や思い出としてオリジナルグッズを購入するのも良いでしょう。オリジナルグッズは、ポストカードをはじめ、押江千江子の作品が使われた一筆箋、子どものイラストで人気のある奈良美智の作品が入ったメモ帳などがあります。
いかがでしたか?
高松市美術館を訪れた際にできる5つの体験についてご紹介しましたが、いかがでしたか?美術館の展示はもちろん、ワークショップや図書コーナー、カフェなど美術館に併設している施設を十分に使うことによって、より美術館が魅力的な場所になります。とくに、無料で使うことができる図書コーナーはおすすめです。気軽にいつでも、芸術への造詣を深めることができる高松市美術館へ足を運んでみませんか?
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