日本を代表する影絵アーティストの藤城清治氏の作品を展示する美術館が栃木県の那須町にあります。大作の展示や、魚や鳥などの小動物、少女をモデルにした作品などが展示されており、子連れでも楽しめるスポット。暗くなった館内では、幽玄の世界へと引き込まれるでしょう。藤城清治美術館でしたい5つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)
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藤城清治美術館とは?
藤城清治美術館は栃木県那須町にある美術館で、日本を代表する影絵作家として有名な藤城清治氏の作品を集めて、2013年4月にオープンしました。巨大水槽を利用した大作やプロジェクトマッピングを利用した新しい試みの影絵など幻想的な作品を楽しめます。動物や少女などをモチーフにした作品や童話に紹介されている作品もたくさんありますので、子供にも楽しめる美術館です。開館時間は9時30分から17時30分までで、入館は16時30分までなので注意してください。
①藤城清治美術館の敷地と建物を見る
藤城清治美術館では展示作品を見る前に、敷地内の景観や建物などをぜひゆっくりと見ておきましょう。美術館の入り口になっている長屋門は、もともとこの地にあった明治時代のものを改築して作られています。その先にチャペルが見えてきます。藤城清治氏の構想で造られており、ステンドグラスは彼のデザインです。美術館も元の敷地に建てられていた明治時代の建物を改装して使用しています。藤城清治氏の想いがこもった建物です。
②藤城清治美術館の展示品を見る
館内に入ったら藤城清治ワールドを存分に楽しみましょう。藤城清治氏の作品には小人や少女、猫、人魚などメルヘンの世界がモチーフになっていることが多いですね。幅6mもある大きな水槽を使用した作品や室内全体を使ったプロジェクトマッピングなどは人気の作品です。また、作品の裏側や影絵に仕組みがどうなっているのかが見られる影絵の回転台などのユニークな展示もあります。140点の展示作品の中には、モノクロの影絵だけでなく美しい色彩の影絵もありますよ。
③被災地を描いた作品を見る
藤城清治氏の作品の中には、メルヘンチックな作品だけでなく被災地が描かれた作品もあります。東日本大震災の被災地を実際に見て、自然の圧倒的な破壊力と悲惨な被災地の状況を見たときの想いが作品になって描かれています。福島原発周辺の作品もあります。これらの作品は単に震災の被災地を描写しただけではなく、未来への希望や復興への祈りが感じられる作品になっています。藤城清治氏の作品を見て、復興への願いを思わせてくれます。
④コーヒーショップで休憩する
藤城清治美術館での休憩は、明るい光が差し込むコーヒーショップがおすすめです。全面ガラス窓の明るい店内でおいしいスイーツやドリンクがいただけます。営業時間は夏季と冬季で違うので、公式HPを確認してから行きましょう。人気のメニューは「ホットドックセット」です。藤城清治氏の好みのホットドッグをメニューにしていますので、ぜひいただいてみましょう。「オリジナル コーヒーアフォガード」や「りんごシャーベット」もおすすめです。
⑤ミュージアムショップでお土産を買う
藤城清治美術館で受けた感動をお土産にしてみませんか。館内にあるミュージアムショップで藤城清治氏の作品をモチーフにしたグッズなどが販売されています。思い出つくりにもプレゼントにも最適です。約300種類もありますので、時間に余裕を持ってお気に入りを見つけてください。ポストカードやレターセット、一筆箋などが手軽で人気です。藤城清治氏の絵本や作品集は子連れのママさんやファンの方に人気です。プレゼントにはDVDやCDもいいのではないでしょうか。
いかがでしたか?
影絵アートの展示で有名な「藤城清治美術館」の楽しみ方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。影絵だけでなくユニークな展示もたくさんあって、時間の過ぎていくのを忘れてしまう楽しさです。楽しいお土産もありますので、家族揃って出かけてみませんか。
詳細情報
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