世界遺産で奇岩を堪能!熊野の鬼ヶ城でしたい5つのこと

三重県熊野市にある鬼ヶ城は世界遺産の一部を形成する絶景スポットです。波に削られた奇岩が続く海岸線です。ハイキングコースや花見、花火大会も見られますのでカップルにもおすすめです。奇妙な形をした岩を眺めているうちにも波が打ち寄せてきます。熊野の鬼ヶ城でしたい5つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

当サイト内のおでかけ情報に関して

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

このまとめ記事の目次

鬼ヶ城とは?

鬼ヶ城は三重県熊野市にあり、風雨や熊野灘の荒波で削られた奇岩が続くの海岸線です。また、鬼ヶ城は「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する景勝地として、2004年に世界遺産に指定されています。海岸線には遊歩道があり、たくさんの奇岩や千畳敷などの景観を堪能できます。海岸から裏手にある山頂までハイキングコースもあります。春には桜が咲き誇り秋には紅葉の名所になっています。山頂付近の展望台からは熊野灘の眺望が楽しめます。

①鬼ヶ城の遊歩道で奇岩を堪能する

鬼ヶ城の海岸線は高さ2mから4mの階段状の岩壁が続き、地殻変動の歴史をかいま見ることができます。遊歩道を進むと、上下2段になった岩窟の千畳敷に到着します。広さが1500㎡もあり、足元は蜂の巣状に侵食されています。その荒々しい光景が鬼ヶ城の名前の由来とも言われています。千畳敷を過ぎると、風に侵食され波に削られた奇岩の数々が現れます。自然の力の大きさに驚かされるばかりです。ここでは、自然の造形美を思う存分楽しんでください。足元が悪い場所もありますので、歩きやすい靴を準備していきましょう。

②鬼ヶ城のハイキングコースを歩く

鬼ヶ城の東口から裏手の山頂を抜けて、松本峠を経て熊野古道に至るハイキングコースがあります。鬼ヶ城の観光では、時間の余裕と履物の準備をして山頂までハイキングを楽しみましょう。ハイキングコースにはたくさんの桜の木が植えられています。春になるとその桜が一斉に花を咲かせます。ハイキングコースを訪れるなら桜の時期がおすすめです。満開の桜を眺めながら歩いていれば、山道の疲れも忘れてしまいます。秋の紅葉も素敵な景色ですよ。

③鬼ヶ城城跡からの眺望を楽しむ

ハイキングコースを山頂まで登ると鬼ヶ城城跡にたどり着きます。鬼ヶ城センターからは20分程度のアクセスです。鬼ヶ城はこの地を統治していた有馬和泉守忠親が築いた山城で、熊野では最大の城であったようです。すでに天守はありませんが、本丸や二の丸の石垣、堀切跡などが残っています。城跡には「鬼の見張り台」と名付けられた展望台があり、熊野灘の絶景や海岸線を堪能することができます。のんびりと晴れ渡った海を見ながら休日を過ごしてみませんか。

④花火大会を楽しむ

熊野では毎年8月17日に300年以上続く「熊野大花火大会」が開催されます。この花火大会のハイライトが鬼ヶ城で打ち上げられる仕掛け花火です。「鬼ヶ城大仕掛け」として多くの観客を熱狂させる人気のイベントです。花火を筒で打ち上げるのではなく、鬼ヶ城の岩場に花火玉を直に置いて爆発させるという豪快なものです。奇岩や岩壁に反射する音と洞窟に共鳴する音があいまって大迫力の花火です。ほかでは見られない世界遺産での「鬼ヶ城大自爆」をぜひ見ておきましょう。

⑤鬼ヶ城センターで食べて買う

遊歩道やハイキングコースを歩いたら、鬼ヶ城の入口にある鬼ヶ城センターで休憩しましょう。1階には売店があり、特産品の「新姫」のジュースや加工品のほか、「熊野地鶏」や「那智黒石」などのお土産が販売されています。2階にはレストラン「リストランテ・マリーナ」があり、ランチをいただくこともできます。三重ブランドの熊野地鶏を使った「熊野鯛とマグロの紅白丼」や「熊野地鶏の親子丼」「熊野地鶏カレー」がおすすめです。歯ごたえがありながらジューシーな地鶏です。

いかがでしたか?

雄大な奇岩の景観が見られる鬼ヶ城の楽しみ方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。岩を砕く波の力に感動されたことでしょう。太平洋の大パノラマもたっぷりと楽しめます。大迫力の花火大会を見ることもできます。熊野古道へも歩いて行けます。世界遺産を楽しむ旅に出かけてみませんか。

詳細情報

関連するまとめ記事この記事に関連する人気まとめ記事

新着のまとめ記事編集部おすすめ!新着人気まとめ記事

ライター紹介このまとめ記事を書いた人

このまとめ記事に関して報告する