もしもの時のために。「人と防災未来センター」でするべき5つのこと

1995年に発生した阪神・淡路大震災では、大規模な地震被害により多くの方が犠牲となりました。その経験と教訓を後世に伝えるために開館した「人と防災未来センター」。防災や減災の知識を身に付けて命を守るために、「人と防災未来センターでするべき5つのこと」をご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

人と防災未来センターとは?

「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」は、災害時の備えについて学べる学習施設です。特撮やCGを駆使した震災発生時の迫力の映像や、地震直後の町並みをリアルに再現したジオラマによる追体験、さまざまな資料の閲覧により地震の恐ろしさについて知ることができます。被災者の生の声が聞ける震災を語り継ぐコーナー、防災ワークショップなども開催。震災に強い街づくりを目指すと同時に、防災に関する情報を世界に向けて発信しています。

①地震の追体験で当時の様子を知る

「震災追体験フロア」では迫力の大型画面に映し出された映像と音で、地震による破壊力の凄さが体感できます。地震直後の火災が発生した街並みがジオラマ模型でリアルに再現されているので、当時の生々しい様子を見ることもできます。さらに大震災ホールでは「このまちと生きる」をテーマに、街の変化と復興までの人々を新たな課題と共に描いたドラマを上映。フロア全体で、一瞬にして多くのものが失われてしまう地震の恐ろしさを実感することができます。

②未来へ語り継ぐため震災の記憶をたどる

決して風化させてはいけない、阪神・淡路大震災の記憶。「震災の記憶フロア」では、震災に遭われた方から提供された資料が体験談と共に展示されています。スマートフォンやタブレットから専用のWi-Fiに接続して、資料の詳細を見ることも可能。当時放送されていたニュース番組も放映され、支援物資の箱や安否確認のためのメモなどの実物を見学することができるフロアです。被災者本人たちによる「語り部」から、実際の体験談を直接聞くこともできます。

③命を守るための防災・減災について学ぶ

全世界で今実際に起きている自然災害について知る「災害情報ステーション」や、防災に関するさまざまな企画展示がされている「防災未来ギャラリー」で、さらに詳しく知識を深めることができる「防災・減災体験フロア」。実験やゲームで防災や減災について学ぶ参加型学習では、ボランティアスタッフによる解説で実践的な知識を身につけることができます。そしてガイダンスルームでは小中学生を対象に、センター研究員によるセミナーも実施。災害対策実務の中核をこれから担う、未来の人材育成にも取り組んでいます。

④生活に欠かせない水の恵みと水害について考える

さまざまな動物や植物が暮らす地球、水の惑星について考える「水と減災について学ぶフロア」。私たちの生活は自然の恵みに支えられている反面、台風やゲリラ豪雨など風水害による被害も起きています。特殊スクリーンでは、1938年に起きた阪神大水害時の貴重な動画と、巨大地震による津波の脅威映像を上映。「津波避難体験コーナー」では、リアルな津波映像を見ながら歩行装置に乗り、水圧がかかった中で歩くことがどんなに困難かを体感することができます。

⑤ショップで防災グッズを購入&ランチを食べる

センター内の「ミュージアムショップ」では、非常時だけでなく防犯グッズとして便利な「ホイッスルストラップ」、災害用避難グッズ用品など、さまざまな防災グッズが購入可能。もしもの時のために、チェックして備えておきましょう。地方から訪れた方は、神戸土産も購入することができます。また、ガラス張りの解放的な空間が広がるカフェ&レストラン「MARIN(マリン)」は、2016年にオープン。日替わりランチのハンバーグやカレーなどが、リーズナブルな価格で味わえますよ。

いかがでしたか?

いかがでしたか? 貴重な資料や映像により、阪神・淡路大震災発生当時から復興までを知ることができる「人と防災未来センター」。特に、実際に被災された方の声は心に響きます。いつどこで起こるか分からない、他人事ではない自然災害。その災害の恐ろしさを知り語り継ぐことで、これからの未来のための備えに繋げましょう。毎月17日は無料で入場できます。ぜひ神戸を訪れた際は、足を運んでみてくださいね。

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