台湾で地獄めぐり?台南市「麻豆代天府」でしたい5つのこと

五彩巨龍というカラフルな龍がお出迎えしてくれる五王廟、麻豆代天府(マードウダイティエンフー)。台湾国内からの参拝客、海外からの観光客が毎日訪れ、賑わいを見せています。特に「地獄めぐり」と呼ばれる十八地獄はつっこみどころ満載の奇妙なもの!早速この奇妙な廟、麻豆代天府についてナビゲートします。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

麻豆代天府とは?

台南は、女子の味方、縁結びの神「月下老人」が4神(大観音亭、重慶寺、大天后宮、祀典武廟)集結しているパワースポットがあることでも知られていますが、今最も注目されているのがこの麻豆代天府です。場所は台南市の町はずれにありますが、一度見たら忘れられない奇妙な光景が広がります。なんといっても目を引くのが五彩巨龍です。この龍、口の部分から中に入って「胎内めぐり」をすることができると話題!色彩の美しさはもちろん見応え十分ですが、その内容が「天国と地獄」なのだそう。具体的には「天国や地獄に行くとこうなる!」という様子が展示されています。

①フォトジェスポットで友達に自慢できる写真を撮る

麻豆代天府の五彩巨龍は、1979年に1億元(日本円で16億円)をかけて建設された、とも言われている龍です。台湾で、龍は十二支の中で最も善良な動物として知られています。そんな龍が、この台南市の片田舎で鮮やかに水色や緑に彩られ、長くうねっている様はどことなくB級感が漂っています。日本ではなかなか味わえない雰囲気の中、ぜひ自分だけの角度でフォトジェニックな1枚を撮影してみましょう。観音様も祀られるこの立派なお寺が、何故かテーマパーク的な要素に見えてしまう、そんなギャップは人の心を掴んで離さないでしょう!

②宗教の世界観を学習できる十八地獄を体験する

さて、写真撮影の後は地下エリア「十八地獄」を堪能しましょう。お布施を功徳箱の中に入れ階段を下りて行きます。この「十八地獄」は、「悪いことをしたら地獄におち、罰を受ける」というストーリー仕立てで展開しています。生前の罪の重さごとに罰が異なっている地獄をめぐるのですが、その展示は人形で表現されていて見た目がとてもリアル。人が近づいたらセンサー探知で動きはじめるという仕掛けがあり、地獄での処刑の模様を見学できます。夏祭りのお化け屋敷のような、リアルと想像の境界線のような、なんともいえない空間が広がっています。

③地獄の後は天国へ上がり、景色を一望する

麻豆代天府の天国体験では、まるで天に向かうように上へ上へと進みます。巨大な龍のしっぽ部分から天国エリアは始まります。娯楽を楽しんでいる人形が多く、地獄エリアとは大きく異なっていることがわかります。出口は龍の口の部分で、そこから見渡せるのは広い敷地にそびえる麻豆代天府の全景!ここには地獄や天国だけでなく、観音寶殿や寺廟、本神が祀られている本殿などの建物も眼下に広がります。立派でゴージャスな本殿で独特のお香のにおいが漂う光景と、熱心に願い事をする参拝客が印象的ですよ。

④豪華な装飾が特徴的な本殿で参拝をする

麻豆代天府がお寺であることを忘れずに。地獄と天国を巡った後は、本殿でしっかり参拝をしましょう。麻豆代天府はもともと1662年に建てられた歴史あるお寺で、現在もなお地元の人だけでなく遠方の人も訪れるほどの賑わいを見せています。本殿の外観は日本のお寺とは違い、色彩豊かで目を引きます。内観も豪華で、細部にまでこだわった装飾はまさに芸術品と言っていいほど。そんな空間で参拝をして、ご利益をいただきましょう!

⑤脚を伸ばして市内巡りも満喫する

台南へせっかく観光に足を運んだなら、かつて台湾の首都だった台南をじっくり満喫しても良いでしょう。昔ながらの建物や市場、ノスタルジックな街並みに心を動かされてしまうかもしれません。台湾最古の「孔子廟」は、儒教で知られる孔子が祀られていたり、レトロな映画館「全美戯院」、日本統治時代の百貨店「林百貨」があったりと見所いっぱいです。また、台南といえばマンゴー!マンゴースイーツを堪能することも忘れないでくださいね。台南にある玉井で甘くてフルーティな味わいの地元のマンゴーを食しましょう。

いかがでしたか?

台南市にある麻豆代天府は、“奇寺”といわれて世界中から注目されています。フォトジェニックな写真を撮影するのも良し、天国と地獄を味わうのも良し、願い事を真剣にお願いするのも良い素敵なパワースポットです。台湾の片田舎にあるこの麻豆代天府を訪れ、台湾ツウになるのもオススメです!

詳細情報

麻豆代天府

721 台湾 Tainan City, Madou District, Taiwan, Province of China

3.02 01

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