古民家に癒やされる!川崎市立日本民家園でやるべき5つにこと

大都市川崎市にありながら川崎市北部の緑豊かな生田緑地には、東日本の古民家などが園内に25集められている古民家野外博物館の川崎市立日本民家園があります。のんびりと散策しながら国の重要文化財になっている古民家や、伝統工芸制作の体験、伝統芸能を楽しんだりできる日本民家園の見どころご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

古民家の野外博物館「川崎市立日本民家園」はどんなところ?

川崎市立日本民家園は川崎市北部多摩区の生田緑地の中にあり、古民家の野外博物館と称されるように、建物は豊かな緑の中に佇むように配されています。国の重要文化財や重要有形民俗文化財などに指定されている25もの古民家などは川崎市や神奈川県内からはもちろん、北は岩手県から南は鹿児島まで東日本を中心として集められています。建設された年代は古くは17世紀後期の住宅から新しいものでは昭和初期の船頭小屋まで、住居だけでなく民俗文化にかかわる建物も保存されている建物のバラエティも豊富な野外博物館です。

① 貴重な古民家の数々を訪れる

川崎市立日本民家園は正門入口を入ると入口近くに川崎の大地主だった原家の主屋があり、その先には宿場にあた建物がある「宿場」エリアとなります。さらに進むと「信越の村」エリアとなって、国の重要文化財、佐々木家や江向家をはじめとした信越地方の建物が、トンネルを抜けると「関東の村」エリア、続いて「神奈川の村」や「東北の村」エリアとなります。正門の反対側、西門近くには国の重要民俗文化財の船越の舞台があり、のんびり散策しながら豊かな緑の中に佇むいろいろな時代、地方の古民家などの姿や風情を楽しめます。

② 四季折々に催されるいろいろなイベントに参加する

川崎市立日本民家園ではエリアごとの古民家を専門技術者が解説しながら古民家をめぐったり、いろりを囲んでのむかし話が語られるイベントがあります。また季節の風物詩とも言える甲州市ののころ柿づくりの展示、わら細工や糸つむぎなどの夜なべ仕事の実演や雪囲いの実施。春・秋の年2回限定の古民家カフェ「陣屋荘」や、開演時間が延長されて古民家やもみじがライトアップといった季節限定イベント。四季折々、いろいろな形で古民家に親しみ風情を楽しむイベントが行われています。

③ 伝統工芸館で藍染め体験をする

※画像はイメージです

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川崎市立日本民家園の西門建物は、伝統工芸のひとつ藍染め体験が手軽にできる伝統工芸館になっています。伝統工芸館では8基の藍がめを保存管理しながら、手ぶらで用意されたハンカチやバンダナへの藍染め体験や、持参の生地を藍染めして世界で一つのアイテムをつくることができます。いずれも有料で生地持参での体験は予約必須、生地の重さ種類によって費用が異なります。伝統工芸館で用意された品々での体験も、予約が望ましいとなっています。

④ 本館売店で民家園グッズなどをおみやげにする

川崎市立日本民家園の正門にあたる本館入口には売店があり、いろいろな民家園グッズが販売されています。絵はがきや便せんをはじめとして、藍染めのハンカチ、バンダナ、てぬぐいや、川崎名産の絞りハンカチ、オーガニックコットンの「おさんぽ手袋」など、普段使いになるグッズがたくさんあります。また、民家園の25の建物がそれぞれ解説されている日本民家園解説シリーズや、古民家で民具制作を実演している「民具制作技術保存会」が伝承者から聴き取って作成した「民具のつくり方」シリーズを手に入れることができます。

⑤ 生田緑地を散策する

川崎市立日本民家園は都市計画のひとつとして豊かな自然が守られている生田緑地の中にあります。生田緑地内には日本民家園のほかに、川崎市出身の芸術家・岡本太郎の作品などがコレクションされている芸術家岡本太郎美術館。川崎の自然の展示やプラネタリウムなどがあるかわさき宙(そら)と緑の科学館。緑の中を散策しながら気になる施設へ向えばより楽しいひとときが過ごせます。

いかがでしたか?

大都市川崎市にありながら豊かな自然がある生田緑地にあるのが屋外博物館の川崎市立日本民家園です。のんびりと散策しながら25の古民家などをめぐったり、古民家でむかし話を聞いたり民具制作を見たりして、日本の原風景や伝統民俗文化に親しんで見てはいかがですか?

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