「熱川バナナワニ園」は東伊豆方面の熱川という温泉街にあるレジャー施設です。熱川はその昔、温泉が川に流れ込むことで、湯気を出すほど熱い川となって流れていたことからこの「熱川」という名がついたと言われています。また、海が近いので、夏になると海水浴を楽しむことができたりと、ゆっくり過ごすことのできる観光地です。そんな温泉街のすぐ近くに「熱川バナナワニ園」はあります。伊豆熱川駅から歩いて5分ほどにあるというアクセスの良さもポイント。さらに、園内はほとんど屋根がついているので、お天気を心配することなく楽しむことができます。

施設名に入っているように、こちら「熱川バナナワニ園」ではワニを見ることができます。その種類数はなんと17種類！頭数は約140頭です。小さなものから大きなものまで、種類によって大きさは様々です。絶滅の危機に瀕しているワニに会うこともできます。

また、水槽越しにワニと見つめあうこともできちゃうんです。攻撃的でガブリと噛みつくイメージのワニですが、水中ではいつもと違ったちょっと癒し系の姿を見せてくれます。また、迫力満点のワニのエサを食べる様子を見ることもできます。

ワニと並んで園名にも入っているバナナ。園内には20種類のバナナがあり、熱川の豊富な温泉の熱を用いて栽培されています。バナナが育てられている温室は冬でもとっても暖かいです。

普段スーパーでしか見ないバナナですが、こちら「熱川バナナワニ園」では、たくさんのバナナが房になってぶらさがった状態を見ることも。また、収穫されたバナナは園内のフルーツパーラーで、パフェやバナナジュースとして楽しむことができます。

「熱川バナナワニ園」にいるのは、バナナとワニだけじゃないんです。こちらでは日本で唯一アマゾンマナティーに会うこともできるんです！2メートルを超す大きな体でゆったりと泳ぐ姿には癒されます。アマゾンマナティーは人懐っこく、ガラス越しに顔をぐっと近づけてくることもあります。また、エサやり体験や、アマゾンマナティーの生態を知ることができる教室なども開催されています(要予約)。愛嬌たっぷりのマナティーの生態をよく知るチャンスです！

こちらも日本で唯一！「熱川バナナワニ園」では、ニシレッサーパンダに会うこともできるんです。レッサーパンダには2種類いて、こちらのニシレッサーパンダはシセンレッサーパンダに比べて少し小さいそうです。

エサやりの時間にモグモグしているかわいらしさはもちろん、お腹が減って「ごはんはまだかなぁ...」とウロウロしている姿もかわいらしいです。ぬいぐるみのようなコロンとしたフォルムで動き回る姿にはとっても癒されます。近くに来たレッサーパンダを見つめあうこともできるかも？

園内では、熱川温泉の豊富な温泉熱を使ってたくさんの熱帯植物が栽培されています。年間を通してスイレンだけでも常時約60種類の花を見ることができます。中でも2メートルを超す大きなオオオニバスの葉っぱは見ごたえ満点です。

夏休みには30kg以下の子供限定で、葉っぱの上で記念撮影できるイベントもありますよ。水に浮いた大きな葉っぱに乗ることができるなんて夢がありますよね。そのほかにも5000種以上の熱帯植物を見ることができ、温泉街に来たことを忘れてしまいそうです。

温泉街に囲まれた中で、バナナとワニだけではなく、さまざまな動物や植物が楽しませてくれる「熱川バナナワニ園」。温泉に浸かるだけじゃ物足りないというあなた。「熱川バナナワニ園」に行って、熱川の温泉街と熱帯リゾートの思い出作りに出かけてみませんか。