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くじらの博物館とは？
「くじらの博物館」は和歌山県の太地町にある博物館です。太地町は捕鯨の町として有名な町です。今では商業捕鯨は行われていませんが、日本独特の捕鯨法の発祥の地とも言われています。そんなくじらに関わりの多い町に、捕鯨の歴史や資料、骨格標本などが展示されている博物館があります。展示だけでなく、イルカやくじらのアトラクションも開催していて、家族で楽しめるスポットです。朝早くから開園していていますので休日には1日たっぷりと遊べますよ。「くじらの博物館」でしたい5つのことを紹介していきます！
①くじらについて学ぶ
「くじらの博物館」の本館は3階建てになっていて、くじらに関する展示を見ることができます。1階には、太地町に伝わる伝統的な捕鯨方法がジオラマとして展示されています。2階にはくじらの骨格標本やホルマリン漬けの標本など鯨に関する資料、3階には400年とも言われる太地町とくじらの関わりに関する歴史資料が展示されています。また、迫力のある大ホールに吊り下げているセミクジラの等身大模型も必見！くじらの生態や商業捕鯨について学ぶ良い機会になりますよ。
②ダイナミック！イルカショーを見る
本館の隣には屋外のイルカショープールがあります。毎日開催されるイルカショーは観覧無料！バンドウイルカやカマイルカがダイナミックなパフォーマンスを披露しています。見上げるくらいに飛び上がる雄姿には惜しみない拍手を送りたくなりますよ。イルカが水面に落ちるときには水しぶきが飛びますので、濡れても良い服装で出かけましょう。ショーが終わるとイルカとのふれあいやトレーナー体験ができるコーナーもありますので、ぜひ参加してみましょう！
③世界でも珍しいゴンドークジラのショーを見る
イルカショープールを通り過ぎると、くじらショーが開催される自然プールに出ます。自然の入り江を利用したプールでゴンドウクジラが技を披露します。日本はもちろん世界でも珍しいゴンドウクジラだけのショーですので、ぜひ見ておきましょう。コビレゴンドウやオキゴンドウ、ハナゴンドウのパフォーマンスは迫力満点！こちらも毎日ショーが行われますが、イルカショーと時間は重ならないように調整されていますので、両方の迫力を体感しておきましょう。
④ふれあい体験をする
自然プールの中には、ふれあいコーナーもあります。ここではイルカやくじらに餌やり体験ができます。バケツに入った魚を大きな口を開けて食べてくれます。また、「くじらの博物館」では、一味違った体験もできることでも有名。カヤックに乗ってくじらに餌をやったり、海の中に入ってくじらとふれあったり、くじらの背びれにつかまって一緒に泳いだりと、他ではなかなかできない体験をすることができ、子供だけでなく大人にも人気！カヤックとくじらのふれあいは当日ふれあい桟橋前のイベント受付で予約を、くじらと一緒に泳ぐ体験は電話での事前予約が必要なので注意してください。
⑤水族館でスジイルカに出会う
「くじらの博物館」には自然プールのそばに、マリナリュウムという水族館もあります。大水槽には、マダライルカとスジイルカ、バンドウイルカが悠々と泳いでいます。マダライルカとスジイルカは飼育が難しいので水族館などではあまり見かけることがありません。特に、スジイルカはここ「くじらの博物館」でしか見ることができません！しっかりと見ておきましょう。他にも29個の水槽があり、今人気沸騰のくらげを見ることもできます。ふわふわと泳ぐ姿に癒されますよ。
いかがでしたか？
捕鯨の町、太地町にある「くじらの博物館」でできることをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。くじらとイルカの展示やショーを見ることができますが、ここでは貴重な体験もできます。自然の海でくじらと一緒に泳ぐ体験は、いつまでも思い出として残ります。家族やカップルで出かけてみませんか。
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