本の虫なら一度は訪れたい!「日本近代文学館」でしたい5つのこと

東京とは思えない、落ち着いた雰囲気の駒場公園。その中にある「日本近代文学館」は、貴重な資料や本を手に取れる場所として、密かな人気を集めています。文学好きにも、レトロな雰囲気に浸りたい人にもぴったりの「日本近代文学館」と、周辺でしたいこと5つをご紹介します。ちょっと知的なお出かけをしたい時に、ぜひどうぞ!(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

「日本近代文学館」とは?

東京都目黒区にある駒場公園内に佇む「日本近代文学館」は、1967年に開館しました。以来、貴重な日本文学の資料を収集・保管・展示しています。一見地味な感じもしますが、収蔵しているものは日本文学を代表する作家の手書き原稿など、貴重な資料ばかり。本好きな人なら、芥川龍之介などのビッグネームが並ぶ展示内容に、思わず嬉々としてしまうでしょう。そんな「日本近代文学館」の魅力をたっぷりご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

①文豪たちの貴重な原稿を見る

「日本近代文学館」で収集しているのは、主に明治時代以降の文学に関する資料です。コレクションの目録には、芥川龍之介や樋口一葉、志賀直哉など、誰もが知っているビッグネームが並んでいます。日本文学華やかなりし頃に活躍した有名作家の肉筆原稿や書簡ともなれば、ファンでなくとも見てみたくなりますよね。これらは貴重な資料なので常設展示はされていませんが、閲覧が可能なものもあります。また、館内で開催される展覧会は、貴重な資料を目にする絶好の機会ですから、ぜひチェックしてみましょう。

②オリジナル講座に参加する

じっくりと文学の世界に浸りたいなら、講座に参加するのも良いでしょう。「文学館に行こう!」と題された利用案内講座は、文学を学ぶ学生や一般の人向けのガイド講座です。文学館の使い方のアドバイスから、普段は入れない書庫の見学、また貴重な資料の閲覧までできますよ。また、他所のホールを借りて行われる「夏の文学教室」も魅力的。毎年、豪華な講師陣を揃えており、過去には島田雅彦、浅田次郎、北村薫などの人気作家が参加しています。

③文学&コーヒーでくつろぐ

一息つきたくなったら、付属の喫茶室「BUNDAN」へどうぞ。味わいのある家具を使ったインテリアは、レトロな雰囲気たっぷりです。こちらには約2万冊の蔵書があり、利用客は自由に読めます。飲み物はソフトドリンクからビール、ワインなどのお酒もありますが、本を片手に飲みたいのはやっぱり美味しいコーヒー。その名も「芥川」「鴎外」「寺山」など、文豪の名前を冠したブレンドをいただけます。小説の世界をテーマにした食事やデザートも個性的で、色々と食べたくなりますよ。

④読書の後の思索タイムに。「駒場公園」を散策する

文学に浸るひとときを過ごした後は、駒場公園の中を散策してみてはいかがでしょうか。公園と言っても、元は華族の邸宅に付属した庭園だったこともあり、静かで思索にふけるのにぴったりです。そぞろ歩きながら、春は桜、秋は紅葉を眺めるのも良いですね。天気の良い日にはお弁当を持参して、広大な芝生の広場で食べるのもおすすめです。ただし桜の時期は花見客で混雑することもあります。また、開園時間が決まっており、夜には閉鎖される点に注意しましょう。

⑤隣接する人気スポット「旧前田家本邸」を見学する

駒場公園はかつて、加賀藩主から連なる前田侯爵が居を構える土地でした。園内には、前田侯爵一家の住まい、それに外交の場として使われていた洋館と和館が残っています。現在、ボランティアによって館内のガイドツアーが行われているので、興味のある人はぜひ参加してみてください。チューダー様式の洋館の壮麗さからは、当時の華族の生活がしのばれます。また、和館には茶室や日本庭園も備わっていて、日本文化の粋が感じられるでしょう。

いかがでしたか?

この記事では、都会の隠れた名所「日本近代文学館」の魅力をご紹介しました。いつもはスマホばかり見ている人も、この機会に、本の世界にどっぷりと浸かってみてはいかがですか?古い日本語の美しさや、懐かしい本の匂いに癒やされること間違いありません。「駒場公園」の散策と、「旧前田家本邸」の見学と合わせれば、一日過ごすこともできます。一人でゆっくり訪れるのも良いですが、レトロでおしゃれなカフェ「BUNDAN」で、文学デートするのもおすすめですよ。

詳細情報

日本近代文学館

東京都目黒区駒場4-3-55

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