東京で芸術鑑賞を!「損保ジャパン日本興亜美術館」でしたい5つのこと

1976年に開館した東京・新宿にある「東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館」は、約四半期にわたって国内外の芸術作品を展覧している美術館です。こちらでは前身会社である安田火災時代からゆかりの深い美術家・東郷青児(とうごうせいじ)の作品を中心とした魅力的な絵画が展示されています。今回は、そんな東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館をもっと楽しむための5つの方法をご紹介します(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)。

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このまとめ記事の目次

「東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館」とは?

東京の新宿にある「東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館」は、1976年7月に開館した美術館です。損保ジャパン日本興亜とゆかりの深い美術家、東郷青児の作品を中心とした常設展示が人気で、1930年代から独自の女性像をもとにしたデザインを手がけ、中でも画伯の絵のカレンダーは今でも多くのファンがいます。1978年に逝去しましたが、自作156点と彼の収集品189点は、美術館のメイン展示作品として今もなお存在しています。収蔵品は、その他にもグランマ・モーゼス、ルノワール、ピカソ、ルオーなど有名どころの画家の作品などが飾られています。また、芸術の振興や国際交流を目的に特別展や企画展も定期的に開催されています。

①常設展示で有名な作品を見る

超高層ビルの42階にある常設展示作品では、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌという世界的に有名な画家の作品を鑑賞できます。ロンドンのナショナル・ギャラリーが所蔵するゴッホのひまわりをもとにした絵画や、アルルの南東にある古代ローマ遺跡を描いたゴーギャンの「アリスカンの並木路、アルル」、無造作に並べられたりんごが独特な雰囲気となるセザンヌの「りんごとナプキン」など、誰もが知る作品が一気に堪能できるのは嬉しいところです。また、東郷青児の230点からなる素描、版画、彫刻も圧巻です。

②東郷青児の作品に触れる

損保ジャパン日本興亜が美術発展のための事業を展開する際に尽力した「東郷青児」の作品、そして彼が収集した作品がずらりと並ぶのも、損保ジャパン日本興亜美術館の特徴です。甘美な女性像で知られている東郷青児は、ピカソらと深いかかわりを持っており、帰国後は二科展で活躍。これぞフランス絵画!とも言えるおしゃれな文筆や壁画、挿絵、装丁などで、その後も多くの人から支持を集めてきました。その独自な作風に触れたことがない方も一度見れば虜になること間違いなしです。

③企画展示会で美術の世界を深く知る

東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館では、美術の更なる発展や国際交流を目的とし、定期的に「展覧会」という企画展示を開催しています。西洋絵画から現代のアートまで、その展示作品は幅広く、毎回様々な切り口で展開されています。例えば、日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年記念の「カール・ラーション」では、温かい作風で知られるスウェーデンの人気画家カール・ラーションの絵画をはじめ、夫婦がデザインした家具、カーリンのテキスタイルなどを展示。日本初公開の作品も含み、大きな話題を呼びました。

④家族でイベントに参加する

東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館では、季節や企画展示に合わせて様々なイベントを開催してます。クリスマスシーズンには美術館内でクリスマスのアカペラコンサートが開催されたり、夏休みの特別企画として、作品を見ながら仲間や家族とトークを繰り広げるイベント、ゴッホのひまわりなど有名な作品のぬり絵をする、子どもに人気のイベントなどがあります。どのイベントも好評なので、ぜひご家族で参加してみてくださいね。

⑤ミュージアムショップでオリジナルグッズを買う

東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館には、オリジナルグッズを始めとする様々なアイテムを購入できるショップがあります。グランマ・モーゼス、東郷青児ら有名画家のカレンダーは毎年絶大な人気を誇るアイテムであり、予約必須なのでお早めに!また、ゴッホのひまわりなどの有名作品の複製画、収蔵品目録、図録など美術館ならではの記念になる作品が数多く集められています。記念やお土産にもいかがでしょうか。

いかがでしたか?

いかがでしたか?「東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館」では、世界的に有名な画家の作品に触れたり、美術について深い学びを得ることのできる仕組みが豊富にあります。ここでしか味わえない館内の雰囲気を楽しみながら、限定のイベントにもぜひ参加してみてください。

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