群馬の代表的美術館「群馬県立近代美術館」でしたい五つのこと

群馬県高崎市、県立公園・群馬の森の敷地内にある「群馬県立近代美術館」。群馬県唯一の県立美術館として様々な美術作品の収集や展示に力を入れています。今回は、訪れた際に鑑賞したいおすすめのポイントや周辺エリアについてご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

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このまとめ記事の目次

群馬県立近代美術館とは?

群馬県高崎市にある「群馬県立近代美術館」は、明治百年記念事業の一環で、国有地に建設された県立公園「群馬の森」内にある施設の一つです。建築物としての評価も高い建物は、ポストモダン建築で知られる磯崎新による設計。1974年に開館し、2008年には大規模改修を終えています。国内外の近現代美術や古美術作品をはじめ、企画展示やコンサートなど、様々なアートにふれることができる美術館としてたくさんの来館者を迎えています。

①古美術品コレクションを鑑賞する

「群馬県立近代美術館」は、群馬県高崎市出身の実業家である井上房一郎がコレクションした古美術作品を200点以上所蔵しています。美術館に寄贈された「戸方庵(こほうあん)井上コレクション」は、中国絵画や室町水墨画を始めとする日本と中国の歴史を感じさせる作品の数々。中でも、蛇足の「山水図」と金大受の「羅漢図」は、重要文化財に指定されており、機会があればぜひ鑑賞したい作品です。鑑賞の際は、ホームページのコレクション展示のスケジュールを参考にしてください。

②近現代美術作品にふれる

古美術作品と同じく、「群馬県立近代美術館」が力を入れて収集してきた、国内外の近現代美術作品も数多くコレクションしています。海外の作品では、クロード・モネの代表作である「睡蓮」や印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワールの「読書するふたり」、他にもピカソやシャガールの作品も収蔵。また、群馬県ゆかりの美術家作品や日本の近代美術コレクションも豊富です。スケジュールとテーマを決めて所蔵コレクションの展示を行なっています。

③企画展示やイベントでアートをより身近に感じる

年4回のスケジュールでテーマを設けた企画展示を行なっています。過去には、英国のサンダーソン社が所蔵する壁紙や版木を展示した「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展-美しい生活を求めて」を開催。優雅で美しいデザインと歴史にふれる貴重な機会でした。また、専門家を招いた講演会や学芸員による作品解説会、ワークショップも開催しています。お子様向けやファミリー向けのイベントも随時開催しているので、年代を問わずにアートに親しむことが可能です。

④ミュージアムショップとレストランに立ち寄る

美術館の1階のエントランス付近にあるミュージアムショップ。展示アート作品の図録やポストカードといったグッズを販売しています。来館の記念やお土産にぴったりの商品を見つけることができるでしょう。他にも、デザイン性のあるアクセサリーや雑貨等の取り扱いもあります。人と被らないギフト探しにもオススメです。また、館内には、「森のレストラン ころむす」があります。和洋様々なお食事メニューと有機栽培のコーヒーで、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

⑤県立公園・群馬の森を散策する

美術館は、県立公園・群馬の森の中にあります。木々と緑に囲まれた、自然たっぷりの公園には、のびのびと遊べる芝生が広がるエリアや幼児向けの遊具があります。おむつ交換台もあるので、赤ちゃん連れに優しいことも特徴です。また、公園内には、「群馬県立歴史博物館」もあり、原始から近現代までの群馬の歴史を詳しくご紹介しています。県内の古墳から出土した宝器や埴輪の実物展示や体験イベントも随時実施しているので、美術館と一緒に訪れてみてもいいでしょう。

いかがでしたか?

手頃な料金で入場できるので、家族連れや気が向いた時に訪れることができます。美術に関する特別な知識は必要ありません。気軽に作品鑑賞ができるオススメの美術館です。お休みの際のお出かけスポットとして考えてみてはいかがでしょうか?

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