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目白庭園とは？
東京都豊島区に位置する「目白庭園」は、伝統文化の技を結集させて造られた見事な日本庭園です。ほぼ中央にある、広さ約500m²、深さ約1.2mの大きな池をぐるりと囲む日本庭園は、自然の豊かさと芸術的な和の心を感じさせます。そんな四季折々で様々な美しさを見せてくれる「目白庭園」で、楽しめる5つのことをご紹介します。
①美しい池泉回遊式庭園や日本建築を一望する
「目白庭園」は大きな池を中心に、石垣や日本の樹々、伝統的な日本家屋が芸術的に配置されています。池の南側には「赤鳥庵（せきちょうあん）」と呼ばれる木造瓦葺き（もくぞうかわらぶき）平屋建ての数奇屋（すきや）建築があり、中から美しい庭園の様子を一望できます。また、庭園には築山から流れ落ちる高さ4mの滝や、小休憩所の「六角浮き見堂」があり、自然の造形美をさらに際立たせています。中央の池には色鮮やかな鯉やカルガモなども生息し、目を楽しませてくれます。春の時期には、親子のカルガモがウォッチできる人気スポットとしても有名です。
②四季折々の庭園で写真を撮る
目白庭園は、思わずシャッターを切りたくなる自然風景と人気です。写真撮影の絶好スポットとしても楽しめます。池とセットで「赤鳥庵」を撮る、小休憩所の「六角浮き見堂」と庭園をおさめて撮る、飛び石と樹々を撮るなど、どれも撮っても風情があります。また春の枝垂れ桜や、紅葉した樹々など四季折々で異なった様子が撮影できます。特に「赤鳥庵」から撮影する目白庭園が最も美しいのでおすすめです。また、庭園の高台に位置する「滝見台（たきみだい）」も眺めがよく、撮影にうってつけの場所です。こちらは事前申し込み制の有料になっています。
③期間限定イベント「秋の庭園ライトアップ」に参加する
目白庭園では、毎年期間限定ベント「秋の庭園ライトアップ」を開催しています。毎年11月下旬から12月上旬の時期に開催されますが、詳細は公式HPをチェックしましょう。また、昼間は無料ですが、秋の庭園ライトアップ期間だけ、入園料が必要です（未就学児は無料です）。紅葉した樹々がライトアップされて美しく、昼とはまた違った味わいを楽しめます。期間中は音楽のコンサートや、池で幻想的な灯篭流しも行われるのでおすすめですよ。
④リーフ作りや茶道の体験をする
目白庭園では、「赤鳥庵」で茶道や押し花などの体験教室を不定期で開催しています。「和菓子で夏の花づくり」や「初夏の押し花教室」、親子で参加する「こども茶道体験」など、季節により様々に行われています。案内は目白庭園公式HP、豊島区公式HPなどに体験教室の案内が記載されます。どれも先着申し込み順で不定期開催ですので、興味のある方は時々チェックすることをおすすめします。
⑤切手の博物館からアトリエまで！周辺を散策する
目白庭園の周辺も、楽しめるスポットが満載です。おすすめは豊島区にある「切手の博物館」。館内では日本や世界各国の様々な切手、その歴史を見ることができます。約35万種類の切手や切手関連図書1万冊を見られるのはここだけです。切手博物館は通常入館料が発生しますが、毎月23日は無料開放されます。また、洋画家の中村彝（つね）アトリエ記念館も近辺にあります。こちらは入館料無料で、楽しめます。その他、ルミネ池袋店や西武池袋本店も近く、ショッピングやお土産を買う時などにおすすめです。
いかがでしたか？
いかがでしたか？自然の造形美が美しい目白庭園は、見どころがたくさんありましたね。美しい庭園は見る者の心を癒してくれるだけでなく、どこを撮ってもインスタ栄えすることでしょう。特に7月には晴れの日限定で、「和傘」を園内散策用に無料レンタルしているのでおすすめですよ。また、幽玄（ゆうげん）な庭園が見られる秋の庭園ライトアップも一見の価値ありです。なお、目白庭園は平成30年10月1日より庭園内全面が禁煙となっていますので、親子も安心して楽しめるでしょう。本記事が少しでも参考になれば幸いです。
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