温泉だけじゃない!「雲仙地獄」とその周辺でしたい5つのこと

長崎県・島原半島の北から西にかけて約半分を占めている雲仙市は、明治時代より避暑地・保養地として栄えた温泉地です。今や「雲仙地獄(雲仙温泉)」は人気観光スポットですが、雲仙の魅力は温泉にとどまりません。雄大な景色を望むことができる「仁田峠」や、気品あふれるクラシックなホテル「雲仙観光ホテル」など、自然や歴史が詰まった雲仙の「雲仙地獄」とその周辺でしたい5つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

雲仙地獄(うんぜんじごく)とは?

雲仙を代表する観光名所「雲仙地獄」は、雲仙岳の中腹にあり、白い温泉余土に覆われた一帯を雲仙地獄地帯と呼んでいます。橘湾の海底のマグマだまりが雲仙地獄のエネルギー源だと考えられており、いたるところから高温の温泉と噴気が吹き出すさまは、まるで地獄のよう!硫黄の香りと湯けむりが周辺に立ち込めています。約30あまりの地獄からなる「雲仙地獄」には、遊歩道が整備されており、「地獄めぐり」を楽しむことができます。でも、雲仙にはほかにも魅力がたくさん!今回は、「雲仙地獄」とその周辺でしたい5つことをご紹介します。

①地球の鼓動を感じながら名物「温泉たまご」を食べる

雲仙地獄内には、「雲仙地獄 足蒸し」「雲仙地獄見台」「雲仙地獄工房」の3施設があります。「雲仙地獄 足蒸し」では、足を置くと地熱や噴気を感じることができる足蒸し体験を、「雲仙地獄見台」は休憩所として利用することができます。そして、「雲仙地獄工房」では、雲仙地獄で蒸した「温泉たまご」を食べることができますよ。この卵は、「1個食べたら1年長生き。2個食べたら2年長生き。3個食べたら死ぬまで長生き」と言い伝えられています。ゆっくりくつろいで地球の鼓動を感じながら、温泉のにおいが香るホカホカの卵をどうぞ。

②360度の大パノラマ!「仁田峠(にたとうげ)」で雄大な景色を望む

春には峠にツツジが咲き、夏の緑、秋の紅葉、冬の霧氷と四季を通じて雲仙観光のメッカとなっている仁田峠(にたとおげ)。峠へは全長11.3mのスカイラインが通じ、杉や桧の樹林、有明海、橘湾や九重連山の展望を楽しみながらのドライブは快適です!また、途中の第2展望所からは、平成新山を間近に見ることもできます。また、仁田峠から妙見山頂へはロープウェイが運行し、空中散策を満喫することができます。おすすめは、秋の紅葉が一番の絶景スポット。四季を通じて色々な表情を見せてくれる雲仙の自然を、天空の特等席からご覧あれ!

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③歴史と風格がただよう「雲仙観光ホテル」で美味しい食事を

昭和初期に外国人観光客向けに建てられた雲仙観光ホテルは、スイスの山小屋をイメージしたレトロモダンな洋館です。木造建築のホテルには建設当時の最新設備がそろい、平成に入って国の登録有形文化財および経済産業省の近代化産業遺産に指定されました。宿泊しなくても、館内のレストランで雲仙の食材を使ったランチやディナーをいただくことができます。コース料理を贅沢に味わうもよし、伝統のビーフカレーやサンドイッチなどの軽食を気軽に楽しむのもよいですね。

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雲仙観光ホテル

長崎県雲仙市小浜町雲仙320

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④「雲仙ビードロ美術館」で素敵な旅の思い出と作品をつくる

ポルトガルやオランダから長崎に伝わったガラスのことを、室町時代から江戸時代にかけて「ビードロ」「ギヤマン」と呼び珍重していました。この雲仙ビードロ美術館では、江戸期の吹きガラスや19世紀のボヘミアンガラスなどのアンティークガラスをコレクションしています。フォートフレームや万華鏡など5種のガラス作り体験が楽しめる工房や、各種ガラス製品を多く取り扱うおみやげショップもありますよ。日本のガラスの発祥地である長崎・雲仙で美しいビードロアートに触れてくださいね。

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⑤雲仙宮崎旅館「美肌の湯」でゆっくりと旅の疲れを癒す

雲仙地獄に隣接し、湯けむりに包まれる雲仙宮崎旅館には、「源泉掛け流し温泉美肌の湯」があります。雲仙地獄の中で一番高い煙を上げる「大叫喚地獄」と「邪見地獄」が源泉の湯です。泉質のメタケイ酸は通常100mg以上になると美肌形成に良いと言われているそうですが、雲仙宮崎旅館の温泉のメタケイ酸の数値は103.8mgもあるそう。ゆっくりつかって旅の疲れを癒やしてくださいね。

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いかがでしたか?

いかがでしたか?「雲仙地獄」へ行けば、その土地が火山であることを実感できたり、「ビードロ」に触れれば、かつて長崎が異文化流入の入口であったことを改めて知ることができるでしょう。もちろん、温泉にも入って癒されましょう!ぜひ、歴史と自然のまち雲仙を訪れてみてくださいね。

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