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リスボンから日帰りOK!不思議な都市「シントラ」でしたいこと7選

ポルトガルの首都リスボンの近郊都市シントラをご存知ですか?緑に覆われた山中に位置し、世界遺産にも登録されたこの街並みは、かつてイギリスの詩人バイロンが「この世のエデン(理想郷)」と表現したほど。今回は見所が多い観光都市「シントラに来たらしたいことおすすめ7選」をご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

シントラをご存知ですか?

シントラは、ポルトガルの首都リスボンから電車で40分程のところにあり、ツアーでも個人でも日帰りで気軽に行ける観光都市です。リスボンとは違った雰囲気を持つシントラは、この町にある宮殿や城跡などの文化財が「シントラの文化的景観」としてまとめて1995年にユネスコ世界遺産に登録されました。
9世紀頃にはイベリア半島(現スペイン・ポルトガル)を支配したムーア人(北アフリカから来たイスラム教徒)がシントラを中心都市としてイスラム文化を持ち込んだり、代々のポルトガル王族が避暑地としてこの地を利用していたりと、さまざまな年代の文化、様式が寄せ集まり、不思議がいっぱいで魅了されます。今回は「シントラに来たらしたいことおすすめ7選」をご紹介します。

①朝からきっちり周りたい「ペーナ宮殿」

まずはその世界遺産「シントラの文化的景観」が指す注目スポットをご紹介します。観光客が必ず訪れるのはテーマパークのような外観が人気の「ペーナ宮殿」。山の上にそびえる宮殿はチケット売り場に行列ができるのでシントラ駅からは循環バスに乗って朝いちばんに行くことをおすすめします。
地震で廃墟となった元修道院を、ポルトガル国王フェルナンド2世が、マヌエル、イスラム、ゴシック、ルネサンスと様々な建築様式を取り入れて19世紀初めに再建しました。さながらテーマパークのようなカラフルな外観と標高500メートルから見渡す景色はシントラ絶景ポイントのうちの1つです。

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ペーナ宮殿

Estrada da Pena, 2710-609 Sintra, ポルトガル

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②ヨーロッパ版万里の長城の頂きを目指す「ムーア人の城壁」

シントラ絶景ロケーションといえば「ムーア人の城跡」。シントラをリスボンよりも重要拠点と考えていたムーア人が9世紀に山頂に築いた城の跡地です。「ペーナ宮殿」と同じくポルトガル国王フェルナンド2世が廃墟とかしていた城跡を改修して今に至ります。
「ムーアの城跡」は「ペーナ宮殿」から徒歩で15分くらいのところに敷地の入り口があります。そこからも地上450メートルの城塞の部分までは徒歩で約30〜40分程かかりややハードになりますが、城壁はヨーロッパの万里の長城と言われており、頂上から眺める城壁、シントラの街並みやさっきまでいた「ペーナ宮殿」を望む景色は絶景です。

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③ロールプレイングの謎の世界にふみこむ「レガレイラ宮殿」

これまでシントラの観光スポットの代名詞といえば「ペーナ宮殿」でしたが、今、非常に人気の観光スポットとして注目を浴びているのは「レガレイラ宮殿」。もとは王族の別荘として建てられたものでしたが、20世紀の初めにブラジルのコーヒー商人がイタリアのオペラ舞台設計士に頼んで再建したいたるところにオーナーのこだわりがある不思議な大豪邸です。
なんとなく廃墟感のある宮殿と塔、池、井戸、滝が点在する大庭園。それぞれは隠れた小道や洞窟等でつながっており、案内図はあるものの分かれ道にくるとどこに出るかわからない感覚はロールプレイングゲームそのもの。洞窟の中は光を照らさないと真っ暗です。そんな冒険心をくすぐるアトラクション的な要素と独特な雰囲気が話題を呼び、世界中の観光客が注目しているスポットです。

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レガレイラ宮殿

R. Barbosa do Bocage 5, 2710-567 Sintra, Portugal

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④シンプルな外観とは打って変わって豪華絢爛「シントラ宮殿」

世界遺産「歴史的景観」の象徴となる最後のご紹介は「シントラ宮殿」です。シントラの駅から徒歩10分の旧市街の中心地にあり、王家のシンボルである2本の煙突が建物の目印となっています。ポルトガル王族の夏の離宮として利用されていたため、白いシンプルな外観とは異なり、王宮内部は見応えのある豪華な装飾となっています。
歴代の王族が趣向に応じて改築を繰り返してきたため、こちらの建築様式も様々な文化が混在していますが、ポルトガル伝統のタイル「アズレージョ」の壁の装飾や、1584年に天正遣欧使節団がポルトガルの王族に謁見した部屋と言われている「白鳥の間」の天井画は一見の価値ありです。

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⑤シントラ発のスイーツをほうばる

続きまして、シントラに来たら味わってほしいシントラの郷土菓子「トラヴェセイロ」と「ケイジャーダ」をご紹介。「ケイジャーダ」はシントラが発祥の地とも言われ、天正遣欧少年使節も食べたという説も。チーズタルトのようなイメージで、外はパリパリ中はもっちり、でも、さっぱりとした味わいで何個も食べてしまいそう。「トラセヴェイロ」は砂糖を散りばめたパイ生地に甘いアーモンド入りクリームが入ったスイーツです。
この2つのスイーツのお店として大人気なのが「ピリキータ」。店舗は2店舗あり、本店でも2号店でもスイーツは買えますが、2号店ではお茶も可。順番待ちの札をとって、呼ばれたらカウンターに行きオーダーする流れです。テイクアウトして食べ歩きもよし、ほっと一息お茶しながら食べるもよし、お持ち帰りでお土産にしてもいいですね。

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⑥最果ての地「ロカ岬」であなたは何を思う

シントラ観光に来たら寄らずにいられないのが、ユーラシア大陸最西端の地「ロカ岬」。ポルトガルの詩人カモンイスの叙事詩の一説「ここに地終わり、海始まる」が刻まれた碑が建っており、断崖絶壁からは果てしなく広がる大西洋を見渡せます。
シントラからバスに40分程ゆられ、最西端の地でみる夕陽の絶景は感慨深いことでしょう。ぜひ、写真におさめてみたいですね。ここに来たら、岬の観光案内所で発行してもらえる「最西端到達証明書」も名前入りで入手してみてはいかがですか?

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⑦歩き疲れたけど王宮前広場でお土産をゲット

町自体が山中にあるために、アップダウンが結構ハードなシントラですが、お土産もおさえておきたいところ。シントラ駅から10分程のところにある王宮前広場を中心とした旧市街には、レストランやお土産物屋さんが路地に並んでいるので立ち寄ってはいかがでしょうか?
ご案内したスイーツの「ケイジャーダ」や「トラブセイロ」も日持ちするのでおすすめですが、他にも、色とりどりの可愛らしいハンドメイド雑貨、コルクでできたポストカード、絵タイル、ポルトガル版のさくらんぼのお酒「ジンジーニャ」もおすすめです。

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いかがでしたか?

いかがでしたか?シントラにはさまざま文化が交差する不思議な建造物、フォトジェな絶景のロケーション、この地ならではグルメ、そしてユーラシア大陸最果ての地と、どれかを削らないと周りきれないほどの魅力的な観光都市です。リスボンに来たらならばぜひ日帰りでも足を伸ばしてはいかがでしょうか?

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