人気の海外旅行先「香港」
日本からも近く気軽に行ける香港は、百万ドルの夜景に酔いしれたり、絶品グルメに舌鼓を打ったり最強のパワースポットを巡ったりと見どころも多く海外旅行先として人気の場所。最近ではフォトジェニックなストリート・アートやおしゃれなカフェも増え女子旅で行きたい旅行先としても注目されています。
そして実は香港は都心から程近い場所に美しいビーチや絶景が望めるハイキングコース、のんびりと過ごせる離島など自然豊かな癒しスポットの宝庫だと言うことをご存知でしたか?
街がコンパクトで、地下鉄などの交通機関も発達している香港は、都心エリアはもちろんリゾートエリアへのアクセスも便利で観光しやすいことも人気の理由です。
そして実は香港は都心から程近い場所に美しいビーチや絶景が望めるハイキングコース、のんびりと過ごせる離島など自然豊かな癒しスポットの宝庫だと言うことをご存知でしたか?
街がコンパクトで、地下鉄などの交通機関も発達している香港は、都心エリアはもちろんリゾートエリアへのアクセスも便利で観光しやすいことも人気の理由です。
心も身体も癒されちゃう「湿地の世界」を楽しもう
今回ご紹介する「香港湿地公園」は新界西北にある広大な湿地保護区の一部が自然公園として2006年に公開された環境テーマパーク。香港の都心から1時間ほどで香港とは思えないような大自然に出会え、ちょっとした非日常が楽しめる場所として香港の人々に人気の観光スポットなんです。
60ヘクタールもの広さの湿地保護エリアには遊歩道が整備されていてゆったりと散策を楽しんだり、季節ごとに咲くカラフルな花や個性的で可愛らしい野鳥や生き物たちを間近で観察することができるんです。
園内には写真映えするスポットも多いのでフォトジェニックな写真が撮れる人気のおでかけ先でもあります。今回は「香港湿地公園」の魅力をご紹介しちゃいます。
園内には写真映えするスポットも多いのでフォトジェニックな写真が撮れる人気のおでかけ先でもあります。今回は「香港湿地公園」の魅力をご紹介しちゃいます。
魅力① 「貝貝(プイプイ)」の家
「貝貝(プイプイ)」は、2003年に湿地公園周辺付近で発見されたワニの名前。その後2006年の湿地公園オープンの際に“最初の住人”として迎えられたそう。
発見された当時、香港では大フィーバーとなり、今でも香港の人達には親しまれている湿地公園一番の人気者(スター)なんです。そんなプイプイは現在とても豪華な家に独り暮らししています。
ガラス越しに会うことができるので是非立ち寄ってみて下さいね。運が良ければすぐ近くまで来てくれたり、のんびりと日向ぼっこしている愛らしい姿を見ることができます。
魅力② 演替之路(植物変化の径)
香港湿地公園にはテーマごとに整備された遊歩道がいくつかあるのですが、ここはそのひとつ「演替之路(植物変化の径)」エリア。「浮葉(ふよう)植物」や「抽水(ちゅうすい)植物」のような水生植物が植えてあり、鳥や昆虫などの住処として大切に残されているエリアです。
このエリアの見どころは6月から8月にかけて美しい花を咲かせる「睡蓮(すいれん)」。この時期にはカラフルで可愛らしい花が一面に咲き誇りフォトジェニックな写真が撮れるんです。
また湿地のすぐそばにも高層マンションが立ち並んでいる香港。湿地帯と高層マンションと言う自然と都市が共存している香港ならではの光景が見られるのはここだけです。
魅力③ 紅樹林浮橋(マングローブ・ボードウォーク)
亜熱帯地域にだけ見られるマングローブの森を間近で見られるのは「マングローブ・ボードウォーク」エリア。干潟の上に設置された遊歩道からは栄養豊富なマングローブの森に暮らす様々な生き物と出会うことができます。
ここで是非探してみて欲しいのが真っ赤なボディとつぶらな瞳が可愛い「シオマネキ」。もし片方のハサミだけ大きいシオマネキがいたらそれは雄。潮が引いたときにだけ顔を出すそうなのでその時間を狙っていくのがおすすめ。
また、「ムツゴロウ」も生息しているのでこちらも探してみて下さいね。
魅力④ 原野漫遊径(原野の遊歩道)
「原野の遊歩道」は沼地に浮かぶ木製の遊歩道が幻想的に映りフォトジェニックな写真が撮れると人気のエリア。柵のない遊歩道は自然の風景にも溶け込みやすく、美しい湿地の景色を楽しみながらのんびりと散歩するのにおすすめな場所です。蝶やトンボなどの昆虫も集まってくるので昆虫観察にも最適なエリアなんです。
魅力⑤ 觀鳥屋(バードウォッチング小屋)
香港湿地公園には「リバーサイド」「養魚場サイド」「干潟サイド」の3つのバードウォッチング小屋があり、湿地に飛来する野鳥をじっくり観察することができるんです。小屋ごとに周辺の生態環境が異なるので飛来する野鳥もさまざま。
湿地公園は100種類以上もの野鳥が暮らしている香港でも有数のバードウォッチング人気スポット。小屋の中には望遠鏡や野鳥マップが設置されているので初心者でも気軽にバードウォッチングを楽しむことができます。
湿地公園は100種類以上もの野鳥が暮らしている香港でも有数のバードウォッチング人気スポット。小屋の中には望遠鏡や野鳥マップが設置されているので初心者でも気軽にバードウォッチングを楽しむことができます。
毎年10月から4月のバードウォッチングシーズンには多くの渡り鳥が飛来するため普段は見られない希少な鳥を観察することができます。絶滅危惧種にも指定されているクロツラヘラサギが姿を現すこともあるそう。またこの期間には愛鳥家だけでなくバードウォッチング初心者や親子でも楽しめるようなイベントが連日開催されているので、この時期を狙って訪れるのもおすすめです。
魅力⑥ 訪客中心(ビジター・センター)
「ビジター・センター」は環境保護や湿地の世界について遊びを通して学ぶことができる施設。その広さは1平方メートルもあり内容も盛りだくさん。5つのエリアに分かれていて、熱帯の湿地を再現したエリアではアロワナなど世界各地の生き物が大きな水槽で展示されています。
ここには日本語ガイダンスが使えるので言葉の心配がないのはうれしいですね。小さな子供から学べる施設ですが、映像や水を駆使した仕掛けは思った以上に迫力があり大人でも十分楽しめますよ。
ここには日本語ガイダンスが使えるので言葉の心配がないのはうれしいですね。小さな子供から学べる施設ですが、映像や水を駆使した仕掛けは思った以上に迫力があり大人でも十分楽しめますよ。
ビジター・センターの中には湿地の森林をテーマにした子供用の室内アスレチックルームがあります。少人数の交代制なので込み合うような時間帯でも思いっきり遊ぶことができると家族連れに大人気。遊び疲れたら併設されている香港式ファミリーレストラン「ClubOne」で香港グルメを楽しみながらひと休みしていくのもおすすめです。
魅力⑦ 生態迷宮(植物の立体迷路)
ビジター・センターの近くには「生態迷宮(Eco-Maze)」と言う大人の腰の高さほどの植木で作られた立体迷路があるのでぜひ挑戦してみて下さい。ただ出口を探すのではなく、環境や湿地に関するクイズを解きながら先へ進んでいきます。簡単そうに見えて意外と難しいので大人でも本気になって楽しめます。
美しく整えられた立体迷路は植物だけで作られているのにどこか近未来的で写真映えもバッチリ。迷路の先には湿地公園を一望できる展望広場が待っているので最後まであきらめないで下さいね!少しわかりづらい場所ですがここも香港湿地公園の絶景撮影スポットのひとつです。
香港へ行ったら湿地公園へ足を運んでみよう!
香港ならではの大自然が満喫できる「香港湿地公園」、いかがでしたか?
目まぐるしく環境や暮らしが変化している大都市「香港」の中でいつまでも守り続けられている自然保護区。都心エリアとは違った香港の意外な一面を発見しに、ぜひ足を運んでみては?
目まぐるしく環境や暮らしが変化している大都市「香港」の中でいつまでも守り続けられている自然保護区。都心エリアとは違った香港の意外な一面を発見しに、ぜひ足を運んでみては?