家族みんなで沖縄の芸術を体感。「沖縄県立博物館・美術館」でしたい7つのこと

沖縄の政経の中心地、那覇市に位置する「沖縄県立博物館・美術館」。博物館と美術館が併設しており、沖縄について一度にたくさん知りたい人にはうってつけの場所です。今回は、子どもから大人まで、一緒に楽しく見て回れて、クオリティタイムを過ごせる沖縄県立博物館・美術館でしたい7つのことをご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします)

当サイト内のおでかけ情報に関して

情報は記事掲載時点のものです。施設によって営業時間の変更や休業などの可能性があります。おでかけの際には公式HP等で事前にご確認ください。また、当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しており、ご紹介するお出かけスポットや商品に、アフィリエイトリンクを設置している場合があります。RETRIPでは引き続き、行き先探しに役立つおでかけ情報を提供していきます。

このまとめ記事の目次

沖縄県博物館・美術館とは?

那覇空港から車で約20分。ゆいレール・おもろまち駅からなら徒歩約10分。沖縄県立博物館・美術館は「おきみゅー」の愛称でも親しまれており、沖縄をあらゆる面から知ることができる施設です。沖縄県最大の資料を収蔵しており、博物館では沖縄の自然・文化・歴史について学べ、美術館では沖縄の芸術を見ることができます。

詳細情報

1. 博物館で沖縄の歴史と文化を学ぶ

博物館の常設展は、総合展示と部門展示に分かれています。総合展示では、原始の海の生き物の化石の展示から始まり、貝塚の模型、港川人から琉球王国への発展、王国の滅亡、沖縄県の誕生、沖縄戦、今の沖縄と歴史が流れに沿ってよくわかるようになっています。
部門展示では、自然史部門「生物が語る沖縄2億年」、考古部門「沖縄考古学の世界」、歴史部門「モノから読む歴史」、美術工芸部門「琉球の美」、民族部門「沖縄の伝統とくらし」の5部門が展示されています。それぞれの部門ごとに、様々な展示物と説明文があり、総合展示に加え、更に深く学ぶことができますよ。

2. ふれあい体験室で遊ぶ

博物館常設展の手前にあるふれあい体験室では、実際に展示物に触って、五感を刺激することで、子ども達に興味をもってもらおうという工夫がほどこされています。よく沖縄にいたら聞いたり、見たりしたことのある三線も、この機会に弾いてみましょう!弾いたことがなくても、学芸員の方が教えてくれるので安心してください。
三線の他にも、リアルにしか見えない食品サンプルを使って重箱の詰め方を体験できたり、受話器から色んな島々の言葉が聞こえてきたり、積み木でお城を囲っている石積みをしてみたり、他の場所ではなかなかできない新しい体験をすることができます。

3. 美術館で沖縄人のアートを見る

沖縄県立美術館は、沖縄の歴史上、初の美術館です。沖縄の独特な文化を表現してきた、琉球王朝時代からの王朝絵画、沖縄から日本本土に技術を学びに行って戻ってきた先人たちがいることで栄えた日本画・洋画など、沖縄の美術の歴史背景と共に楽しめる絵画が多く展示されています。
また、移民として沖縄から世界へ飛び立って行った人たちの子孫の、世界で活躍するうちなーんちゅ(沖縄人)の作品のほか、絵画以外にも漆器工芸、彫刻、オブジェ、映像など、幅広い芸術作品も展示されています。このように、沖縄内外で頑張る沖縄人と沖縄にゆかりのある人の作品を多く見ることができます。

4. 期間限定の展覧会もチェックする

沖縄県立博物館・美術館では、常設展示とは別に、常に新しい展覧会を開催しています。期間は、短いもので1週間から、長いもので半年間に及ぶものまで、様々です。過去の展覧会の内容としては、「ティラノサウルス展 進化の謎に迫る」、「琉球・沖縄の地図展 ~時空を超えて沖縄がみえる~」などがありました。随時、公式ホームページで今開催中の展覧会や、これからの展覧会のスケジュールがチェックできるので確認してみてください。

5. カメカメキッチンでご飯を食べる

沖縄県立博物館・美術館、唯一のカフェが「カメカメキッチン」です。沖縄で育てられた旬の島野菜を使ったメニューが特徴で、ランチタイムの11:00から15:00の間は、パスタランチにサラダ・バケット・スープ・ドリンクの食べ飲み放題がつくので、とてもお得です!お皿も、沖縄の焼き物が使用されているので、見た目でも楽しめますよ!
こだわりの自家製スイーツの販売もしており、島ハーブを練りこんだカメカメちんすこうクッキー、さんぴん茶プリン、波照間産黒糖入り濃厚ガトーショコラ、シークヮーサー香るベイクドチーズケーキなど、選択肢がたくさん。また、カメーカメーは沖縄の言葉で、「もっと食べて」という意味なんですよ。

6. ミュージアムショップゆいむいでお土産を買う

せっかく来たのだからお土産が欲しい!という方は、ぜひ1階の「ミュージアムショップゆいむい」でお土産をゲットしてください。美術館・博物館の展示資料がモデルになったオリジナルアイテムも多数あるので、自分が気になった展示品のアイテムもあるかもしれません。
沖縄の伝統工芸品の販売や、常設展や特別展覧会の図録、資料に関する書籍なども数多く取り揃えています。お土産ショップでは、つい欲しいものが目移りして長居しちゃいがちですが、じっくり選んでくださいね!

7. フォトジェニックな記念写真を撮る

沖縄県立博物館・美術館は、沖縄の城をイメージしてつくられたとても大きな施設です。白を基調とした内観で、広い空間がスタイリッシュな柱によって支えられています。モダンな雰囲気なので、フォトジェニックな写真が取れること間違いありません。
博物館・美術館の入り口も、フォトジェニックな写真が撮れるスポットです。昼の明るい時は太陽の光で白さが際立ち、夕方には影がうつるのも綺麗です。屋外展示として、博物館の中庭に沖縄の伝統的な民家が再現されています。そちらも家族写真など、一緒に訪れた人と写真を撮るのに良いスポットです。

いかがでしたか?

以上、沖縄県立博物館・美術館でしたい7つのことでした。海や首里城などの定番のスポットを巡るのは沖縄旅行の醍醐味ですが、博物館と美術館で沖縄について学ぶのは今までとは少し違った楽しみを味わえるのでおすすめです。ぜひ、沖縄で行きたいところリストに追加してみてくださいね!

関連するまとめ記事この記事に関連する人気まとめ記事

新着のまとめ記事編集部おすすめ!新着人気まとめ記事

ライター紹介このまとめ記事を書いた人

このまとめ記事に関して報告する