カフェ通なら今更聞けない!美味しいコーヒーに関する10の知識

世界中で愛され、飲まれ続けるコーヒー。日常の一部にコーヒーが欠かせない人も多いのではないでしょうか。世界、そして日本中のあちこちにコーヒーの飲めるカフェやコーヒースタンドがあります。ですが、私たちのほとんどは「コーヒー」について実はあまりまだよく知らないのでは。コーヒーにこだわりを持つってなんだかカッコよくないですか?そこで今回は、美味しいコーヒーに関する10の知識をご紹介します。(※掲載されている情報は2019年1月記事公開時点のものです。お出かけの際は必ず事前に情報をお調べください。)

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このまとめ記事の目次

①コーヒーの成分って、知ってる?

コーヒー好きの人なら、それこそ毎日でもコーヒーを飲むという人が多いのではないでしょうか。しかし、そんな毎日口にしているコーヒーの成分のこと、よく知っていますか?代表的なコーヒーの成分といえば、「カフェイン」。緑茶や紅茶など他の飲料と比較すると2〜3倍のカフェインがコーヒーには含まれていると言えます。
もう一つの特徴的な成分は「ポリフェノール」。これはコーヒーの褐色や苦みのもととなっている物質で、赤ワインやお茶などにもポリフェノールの仲間が入っているんです。赤ワインやお茶にある苦みは、ポリフェノールによって作られていたのですね。

②生産国とコーヒー豆の種類

コーヒーには、生産国や産地によって味や香りに傾向があることは何となく分かるのではないでしょうか?しかし、それぞれどの産地がどんな特徴を持っているのかって分かりづらいですよね。現在では、コーヒーを栽培している国はなんと世界に70ヵ国以上あるといわれています。日本にも実はコーヒーを栽培している農家があるんですよ。
代表的なコーヒー生産国、「ブラジル」。ブラジル産コーヒー豆の特徴は、酸味と苦みの調和のとれたものが多いところ。ブレンドコーヒーのベースの豆としても使用されやすいんだそう。また、日本に大量に輸入されている「コロンビア」産コーヒーは、甘みがあってフルーティー。さらに、銘柄によっても味の特徴が。エチオピア産の「モカ」などは有名ですよね。

③焙煎(ロースト)によって変わる風味

コーヒーにとって重要な「焙煎」というプロセス。よくカフェなどに行っても、お店のこだわりが「自家焙煎」なんてところがたくさんありますよね。そんな焙煎は、コーヒーに甘みや苦みといった風味や香りを生み、豊かな味わいにしてくれます。よく見るコーヒー豆の黒っぽい色はもともとの豆の色ではなく、焙煎したから黒っぽく見えるのです。
さらに焙煎時間や、熱のかけ方などによってコーヒー豆には「深煎り」「中煎り」「浅煎り」などの焙煎度合いで変わります。一番焙煎度が浅いコーヒーほど酸味が強く、深いコーヒーほど苦みが強いです。焙煎度はなんと8段階まであり、浅いほうは「ライトロースト」から深いほうは「イタリアンロースト」まで。まさに、奥が深いですね。

④コーヒーの約99%は水

当たり前といったら当たり前だけど、意外と忘れがちな「水」の存在。コーヒーのほとんどは水でできているのだから、その水が美味しくなければはじまらない。実は、水道水かミネラルウォーターかという違いだけでもコーヒーの味は変わってくるんですよ。
コーヒーに最も大きく影響を与えるのが、「軟水」か「硬水」かというところ。硬水には、コーヒーの成分と反応を起こしやすいミネラル(マグネシウムなど)が多く含まれています。もしも、硬水でコーヒーを淹れたなら、苦みの強いコーヒーができてしまうかもしれません。

⑤ドリップの方法とは

美味しいコーヒーを自分で淹れたい人も、そうでない人も知りたいコーヒーの「抽出」の方法。ハンドドリップで最も主流なのが、ペーパーフィルターを使用する「ペーパードリップ」。自宅でも気軽に使用できますが、美味しい淹れ方にはちゃんとしたコツがあるんですよ。
ドリップの仕方は他にもあります。紙を使用せず布のフィルターで抽出を行う「ネルドリップ」。ペーパーよりもフィルターの目が粗いので、滑らかな食感のコーヒーが楽しめます。他にも水出しコーヒーが作れる「ウォータードリップ」やイタリア式で圧力をかけて抽出する「エスプレッソ」など、実に様々です。

⑥ブレンドコーヒーとは?

ブラジルやコロンビアなどといった、産地の名前のついているコーヒーを「ストレート」というのに対して、複数の産地で違った銘柄のコーヒーを決まった割合で配合したものを「ブレンド」といいます。この割合、ブレンドの仕方によってコーヒーの味は無限に広がるのです。
お店によくある「オリジナルブレンド」のコーヒーを飲めば、他のコーヒーと飲み比べてみたり、コーヒー専門店などのお店で自分好みのコーヒーを探してみる、といった上級者の楽しみ方もできますね。自分好みのブレンドコーヒーを見つけてみてください。

⑦エスプレッソとコーヒーの違いとは

エスプレッソとコーヒーの違いを詳しく説明しろ、と言われたら難しいですよね。イタリア生まれのコーヒー「エスプレッソ」は、苦いというイメージだけが付きがち。しかし、エスプレッソは通常のドリップコーヒーとは違って、かなりの短時間で抽出を行うため、深い旨味が味わえるんです。
エスプレッソの抽出時間はとても短いため、カフェインが溶けにくく、実はドリップコーヒーよりもエスプレッソの方がカフェインの量は少ないと言われています。それでいて、より濃厚でギュッと濃縮された味わいなのがすごいですよね。

⑧カフェオレとカフェラテの違いは

それでは続いて、カフェオレとカフェラテの違いはご存知でしょうか。日本語の意味で考えるとどちらも「ミルク入りのコーヒー」。では、何が違う?それは先ほどのエスプレッソとコーヒーの違いが分かればもう大丈夫です。実は、カフェオレのコーヒーは普通のコーヒー。カフェラテのコーヒーは、エスプレッソなのです。
さらに違う部分でいえば、使用するミルクについてです。カフェラテの場合は、ミルクの割合が7~8割ほどと高いのが一般的。さらに、カフェラテとカプチーノは違います。カプチーノはエスプレッソの上に温めて泡立てたミルクをのせたもの。さらに、この泡立てたミルクを少量だけ加えたものが、カフェマキアートと呼ばれています。なんだか混乱してきちゃいますね。

⑨コーヒーを引き立てる「ミルク&シュガー」

コーヒーの名脇役といえば、ミルクとシュガー。この二つは、コーヒーにさらなる可能性を与えてくれます。それも1種類ではないところが面白いところ。ミルクでも、ただの牛乳だけでなく、液体クリームや粉末クリーム、ベトナム式のコーヒーではコンデンスミルクをコーヒーにいれて甘い味わいを楽しみます。
普段はブラック派の人も、たまにはひとさじのシュガーや、はちみつをいれてみてはいかがでしょうか?アイスコーヒーならガムシロップ、ホットコーヒーなら黒砂糖や、かわいらしい角砂糖をいれたり。また、茶色っぽい色のコーヒーシュガーをいれると、ゆるやかに甘さの変化が楽しめますよ。

⑩コーヒーに合う美味しい食べ物って

では最後に、コーヒーに合う美味しい食べ物ってどんなものがあるのでしょうか。大体の食べ物はコーヒーに合っちゃう!と思う方も多いはず。それももちろんその通りですが、実はコーヒーの香りや風味を引き出してくれる相性の良い食べ物も存在するのです。そして、相性の良い食べ物は、そのコーヒーの種類によっても様々。アメリカンコーヒーなどは、ベーグルやトースト系と相性が良いのです。
エスプレッソやカフェモカなどの味の濃いコーヒーに合う食べ物は、チョコレートや、チョコレートケーキなど。コーヒーとカカオは、相性が抜群です。これを知っていれば食べたい食べ物によって、コーヒーの種類を選んで注文なんてこともできるので、さらにコーヒーを飲む時間が楽しくなりそうですね。

これから始まる新たなコーヒー生活

いかがでしたか?今回は、今更聞けないコーヒーの10の知識についてご紹介しました。最近ではカフェブームにもなり、コーヒーを飲む機会が増えてきた人もいると思います。コーヒーにほんの少しでもこだわりを持つと、グッとカフェタイムも楽しくなるはずですよ。(※掲載されている情報は2019年1月記事公開時点のものです。お出かけの際は必ず事前に情報をお調べください。)

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