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歴史も大自然も!知られざる絶景の宝庫“中国・宿遷市”の魅力とは

中国の中でも古典的な美しい風景が残る江蘇省。そんな江蘇省には蘇州や周庄など上海からのショートトリップ先として知られる人気のエリアもありますが、13もの地級都市を有する江蘇省にはまだまだ日本人の知らない穴場都市もたくさんあります。今回はそんな江蘇省の中でも歴史的なスポットから大自然、レジャーまで楽しめる「宿遷市」の魅力的なスポットをご紹介します。

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このまとめ記事の目次

宿遷市(しゅくせんし)とは?

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
江蘇省の北部に位置する宿遷市は、秦末期に劉邦と天下を争った楚の英雄項羽の出身地として知られる場所。項羽ゆかりのスポットも数多く残っていることから中国の歴史好きなら一度は行ってみたい人気エリアのひとつ。
また湖が多く水に恵まれた宿遷市は中国内でも有数の酒処としても有名で、2012年には「中国白酒の都」にも選ばれるほどの名産地なんです。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
その他自然を思いっきり満喫できる国家公園やレジャー施設など絶景スポットも充実していて、歴史好きだけでなくファミリーでも楽しめる穴場な都市。今回はそんな宿遷市にあるおすすめスポットを6カ所、厳選してご紹介します。

①▷項王故里(こうおうこり)

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
「西楚の覇王」と呼ばれる古代中国の英雄項羽。その誕生の地に建てられたのが「項王故里」です。西楚時代の住居と宮殿風の建築様式の両方が見られる江蘇省中でも外せない観光スポット。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
35万平方メートルもの建築面積を誇る「項王故里」には項羽の旧居はもちろん、伝統的な古い町並み、2か所の大きな商業エリア、文化レジャーエリアがありまるで大きなひとつの街のよう。4Dの映画やショーも開催されていて、歴史好きじゃなくても丸一日楽しめます。

②▷龍王廟行宮(りゅうおうびょうあんぐう)

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
入口で大きな一対の獅子像が出迎える「龍王廟行宮」は清の第6代皇帝・乾隆帝が、都のある北京から南部へ南巡する際に6度も仮住まいとして泊まった場所。そのため通称「乾隆行宮(けんりゅうあんぐう)」とも呼ばれています。中国国内にある乾隆帝の行宮の中でもここは最高位で、2014年には中国大運河などと共に世界文化遺産にも登録されました。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
また、古代中国大運河の沿線にある宮殿の中でも最大規模で特に保存状態が良いと言われる龍王廟行宮。中国の代表的な宮殿風の古代建築物を見ることができる、とても貴重な場所です。2ヘクタールを超える敷地内には、御碑亭、鐘鼓楼、禹王殿など雄大な建築物が20以上もあり見どころ満載です。

③▷三台山国家森林公園(さんだいやまこっかしんりんこうえん)

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
駱馬湖畔にあるのは12.7平方キロという広さを持つ「三台山国家森林公園」。自然や文化が体験できる人気の観光名所です。周囲を山や湖に囲まれているので都会の喧騒から離れて自然を満喫するには持ってこいのスポット。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
自然豊かな森林エリアでは秋の紅葉、冬の雪景色など四季折々の自然が楽しめます。特に5月〜6月、または9月〜11月には、148ヘクタールもの面積に様々な花が絨毯のように咲き誇る「納田花海」の風景は圧巻。広大な公園内はレンタサイクルや園内を走る小さな電車を使って見て周るのがおすすめ。園内にはホテルもあるので宿泊して公園を堪能していくこともできますよ。

④▷洪澤湖(こうたくこ)湿地景区

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
中国の五大淡水湖のひとつ、洪澤湖に接する「洪澤湖湿地景区」は江蘇省最大の湿地自然保護区。手のくわえられていないそのままの自然を観察できるのが魅力で、絶滅危惧種を含むさまざまな希少な動物や鳥、植物に出会える人気スポットです。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
春にはチューリップや牡丹、夏には蓮の花が美しく咲き、四季折々の風景が堪能できるほか、湿地植物を巡るボートツアー、迷路のような遊歩道が広がる蓮の池、魚釣りなど様々なレジャー体験が楽しめます。広大な園内には小さな電車が走っているので、絶景を楽しみながらゆったり巡ることができます。

⑤▷駱馬湖(らまこ)観光リゾート地区

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
駱馬湖は中国でも有数の淡水湖。水が澄んだとても美しい湖で周囲には歴史的かつ文化的な遺産も数多く残っています。「駱馬湖観光リゾート地区」は駱馬湖両岸を渡る375平方キロの水面面積の中に、遊園地、リゾートホテル、文化遺跡、自然豊かな公園、ビーチ、夕陽スポットなど魅力的なスポットが盛りだくさんのエリア。
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歓楽島(かんらくとう)

「駱馬湖観光リゾート地区」の中でもおすすめは高さ122.5メートルもの観覧車。「歓楽島(かんらくとう)」と言う遊園地内にあります。江蘇省水郷エリアで最も高い観覧車で、北江蘇省のランドマーク的存在。一周は約20分。ここからの眺めはまさに絶景で観覧車のために訪れる人もいるとか。絶叫系から子供でも乗れるものまで30以上のアトラクションが楽しめます。

⑥▷洋河酒(ようがしゅ)工場文化旅行地区

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
白酒の都としても有名な宿遷市。特に洋河鎮は世界三大湿地醸造地のひとつで、中国を代表する酒造メーカーがあります。ここ「洋河酒工場文化旅行地区」では製造工程を見学できたり博物館や地下の酒蔵など見所たくさん。お酒好きにはたまらないスポットです。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
かつて清朝では献上品だった洋河酒は「中国八大白酒」のひとつで、20世紀の初めには国際的なコンクールで金賞も受賞と言う名酒なのでお酒好きへのお土産にもぴったり。美酒の香りが充満しているので弱い人は酔っぱらってしまうかも?

いかがでしたか?

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
歴史的なスポットも、大自然もレジャーも楽しめる江蘇省の宿遷市についてご紹介しました。どこも中国らしいスケールが大きく魅力のたっぷり詰まったスポットばかり。ゆっくりと時間をかけて宿遷市ならではの自然や文化を堪能してみては?ぜひ次の休みには宿遷市へ出かけてみて下さいね。
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