「西遊記」の世界を巡ってみない?中国・連雲港のおすすめ絶景スポット7選

中国・江蘇省の東北部にある「連雲港(れんうんこう)」は複数の史跡・景勝地がある中国でも有数の観光都市。日本でもよく知られる中国の伝奇小説「西遊記」の中で孫悟空が生まれた山と語られる「花果山」など幻想的な中国の自然を満喫できる魅力あふれる都市です。今回はそんな中国の連雲港にあるおすすめ観光スポットを7か所ご紹介します。ぜひ次の旅行先を探す参考にしてみて下さいね!

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このまとめ記事の目次

絶景スポットの宝庫「連雲港」とは?

提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
江蘇省の東北部にある連雲港(れんうんこう)と言う都市をご存知ですか?上海から飛行機で1時間ほどで行くことができ、年間通して温暖な気候で過ごしやすいため中国でも人気の観光都市。

日本人もよく知る伝奇小説「西遊記」の中で孫悟空の生まれ故郷と語られている「花果山」や春夏秋冬を楽しめる絶景スポットなど魅力スポットの宝庫なんです。
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また観光だけではなく「中国沿岸十大コンテナ港」の一つである貿易港を有し、中国に14ある沿海の経済技術開発区の一つとして急速な経済発展も見せている連雲港。日本とも長い間交流があり、日本の有名企業も進出しているなど友好関係のある都市です。

2019年に韓国のチェジュ島、そして日本の大阪と静岡への国際航空路線が開設され、連雲港までの交通手段がいっそう便利になったことで、次の旅行先にと考えている人も増えているそう。

①▷西遊記・孫悟空が生まれた山のモデルとなった「花果山」

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明の時代、呉承恩は雲台山の最高峰である「花果山(かかざん)」をモデルとして、有名な「西遊記」を書き著しました。西遊記ファンはもちろん、西遊記に詳しくなくても人生で一度は目にしたい絶景ポイントです。
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西遊記の冒頭は『海の向こうには国があり、その国の名を傲来国という。海には有名な山があり、花果山と呼ばれている』という文で始まっています。
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西遊記で描かれている大迫力に満ちた「水簾洞」、広大で壮観な「三元宮」、それぞれ異なった形状を持つ「七十二洞」などはすべて花果山で見ることができます。また、花果山の主峰である「玉女峰」は、高さ海抜624.4メートルと江蘇省で最も高い山になります。

②▷連雲港の市花“モクレン”花見スポット「東磊延福観・蘇馬湾生態園」

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海に面した春の港町は暖かく、たくさんの花が咲きます。モクレンは連雲港の市花で、連雲港には中国随一のモクレンあります。開花時期、花が咲いている様子はまるで白い鳩が翼を広げたように見事で、その壮観な美しさに多くの観光客が足を止めて見入ります。

ベストシーズンは4月~5月。特に人気の「東磊延福観」「蘇馬湾生態園」は、毎年多くの人が訪れるそう。
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他にも、桃花澗の桃の花、伊甸園の梨の花、西双湖の百合の花、潮河湾の菜の花、碩項湖の桜など、どれも美しさの際立つ花ばかりです。

③▷孔子が海を眺めたことからその名がついた絶景山「孔望山」

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孔望山(こうぼうさん)という名前は、孔子が登って海を眺めたことにちなんでいます。孔望山にある摩崖の彫像群は、中国で今までに発見された中で最も古く、最も大きな規模を持つ、保存状態が最も良い仏教の彫像群で、敦煌の莫高窟よりも300年も古い時代のものです。

④▷ビーチリゾートとして国内外で人気の「連島」

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江蘇省最大の島である連島は、ビーチリゾートの聖地とも言われる海州湾にあり、8.1平方キロメートルある面積のうち80%が森林に覆われています。全省で唯一の国家級健康型海水浴場である大沙湾があり、レジャーと娯楽、海を楽しめる絶好の場所です。
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また連島には、「東海瑯琊郡界域刻石」という遺跡が発見されていて、中国で発見されたものの中でも保存状態が最も良いといわれています。大自然に囲まれつつ、長い歴史の魅力を感じながらゆっくりと過ごしてみてはいかがですか?

⑤▷中国国内でも有数の温泉リゾート地「東海温泉」

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連雲港にある3つの県のひとつ東海県(とうかいけん)は中国国内でも有数の温泉リゾート地。20種類以上の鉱物物質と微量元素を豊富に含み、「華東ナンバーワンの温泉」との誉を持っています。大きな特徴は温泉特有の硫黄臭がしないこと。実は温泉地としての歴史は古く唐代にすでに発見され湯治場として利用されていたと言われています。

現地の日本企業も保養所としてよく利用していると言う東海温泉。ゆったり温泉に浸かって帰国前に旅の疲れをしっかり取っていきたいですね。

⑥▷海の幸も山の幸も楽しめるグルメの宝庫

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連雲港は大自然に恵まれ、山の幸も海の幸もとても豊富でグルメの宝庫となっています。全国四大漁場の1つである海州湾があり、そこで採れた魚介類は新鮮で地元でも人気のグルメスポットになっています。
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素材本来の味をたのしむために、空蒸しや水煮にネギと生姜を添え、「板浦汪恕有滴醋」(お酢のブランド)をかけてシンプルに食べるのが地元でおすすめの食べ方。
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言い伝えでグルメの始祖とも言われる「花果山ガチョウ」や、高タンパク低脂肪で多くのビタミンを含む栄養価の高い「灌雲豆丹(かんうんとうたん)」など人気のグルメがたくさんあります。
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江蘇省三大銘茶の1つ「雲霧茶(うんぶちゃ)」は、雲と霧に1年中包まれている海沿いの高い山で栽培されていて、爽やかな香り高いお茶として国内外から人気があります。

⑦▷世界でも有名な水晶の産地「東海県」

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東海県は「世界水晶の都」として世界でも有名な産地なんです。埋蔵量と品質、加工量ともに中国一で、北京にある「国家地質博物館」で展示されている中国で一番大きな水晶も東海県で採掘されたもの。
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「中国東海水晶博物館」には国宝級の貴重で珍しい水晶がたくさん展示されており、その美しさに目を奪われます。水晶の彫刻、ネックレスなどの装飾品、水晶玉などの工芸品はお土産にもおすすめですよ。

いかがでしたか?

2019年7月5日〜7日で連雲港の夏旅行フェスティバル開催!

期間中では、文化旅行に関する多くの催し物が開催されており、水泳やマラソン大会のようなスポーツから、演劇、音楽、グルメと来る人を楽しませてくれること間違いなしです。
提供:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
孫悟空の生まれ故郷「花果山」をはじめとした連雲港のおすすめ観光スポットを7つに厳選してご紹介しました。連雲港の各スポットは、市内を縦横に走るBRT(バス高速輸送システム)が整備されているのでうまく活用してみてくださいね!

どこも小説の世界に迷い込んでしまったような幻想的で絶景が満喫できるスポットばかり。ぜひ次の旅行は西遊記の聖境、山と海に囲まれている福地と呼ばれている連雲港出かけてみて下さいね。
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