「オンダリビア」って知ってる?
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lilyjasmine
スペイン・バスク地方「オンダリビア」は、フランスとの国境沿いにある小さな街です。「バスク」といえば”美食の街”としてご存知の方も多いのではないでしょうか。「オンダリビア」とは、バスク語で「砂の浅瀬」を指します。海に面していながら、街には可愛らしいベランダの風景やバスク伝統のレストランやバルが立ち並び、また国境沿いにあることからかつての「城壁」も見ることができる独特な街です。今回は知られざるオンダリビアでしたい7つのことをまとめました。
① カラフルで可愛いフォトジェニックな旧市街を散歩する
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「サン・セバスティアン空港」から車で約5分、サン・セバスティアンの大きな街からバスで約30分の位置にあるオンダリビア。バスを降りて高級住宅街を抜けると、早速オンダリビアの丘が見えてきます。坂を登ると、もうそこは旧市街。家と家の間にぶら下がるたくさんのバスクの旗やオンダリビアの旗が目を惹きます。
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注目は、緑や赤、青のカラフルな家と可愛いお花がたくさん植えられたベランダ。カメラを向ければ、どこを切り取ってもフォトジェニック!ついついたくさん写真を撮ってしまいます。道端には座ってくつろぐ若者がたくさんいて、小さいながらも活気のある街並みを楽しむことができます。カメラを持って、旧市街へレッツゴー!
② むこうに見えるのはフランス!国境の景色を楽しむ
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川の向こうに違う国?こんな景色、日本では絶対眺めることができないですよね。でもここオンダリビアは、フランスの国境沿いに位置する街。2カ国分観光した気分になれます!川には船がたくさん浮かんでいて、これまたカメラを手にしたくなる美しい景色が見られます。
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オンダリビアの丘の上からは、また違った国境の景色が見られます。丘の上でフランスの街並み、川の景色を一気に楽しんじゃいましょう。でも、どうせなら眺めるだけではなく、フランスにも足を踏み入れたいですよね。実はオンダリビアの港からフランスの街「アンダイエ」までボートが出ているので、簡単にフランスに入ることができます。軽いパスポートチェックをされる可能性があるので、パスポートは常に持ち歩きましょう。
③ 腹ごしらえにバスク伝統の絶品「ピンチョス」を食べる
バル グラン・ソル
「ピンチョス」ってご存知ですか?バスク料理の一つで、カットされたフランスパンなどに具材を乗せた料理で「楊枝の刺さった小さめのおつまみ」を意味します。バスクに来たら、やっぱりピンチョスが食べられるバルへ行きたいですよね。たくさん歩いて少しお腹が空いたら「グラン・ソル」で色とりどりのピンチョスとお酒を楽しみませんか?
ここ「グラン・ソル」はオンダリビアの名店です。広めの店内と開放的なテラス席があり、「立ち飲み」が楽しめます。このお店は、港町ならではの魚介をふんだんに使った色とりどりで独特なピンチョスが特徴です。たくさん種類があるので、全部食べたい!と思うこと間違いなしです。
④ 壮大な城壁でヨーロッパの歴史を感じる
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「国境の町」ということで古くからフランスに攻められていた歴史から、街には戦争から守るための城壁の跡がたくさん残っています。かつてオンダリビアの人々は、城壁の中で暮らしていた時代があります。そんな歴史ある城壁は静かで美しいながらも、力強い街の雰囲気を演出していて圧巻です。
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こちらには思わずカメラを向けたくなるような、壮大で魅力的な景色が広がります。街のいたるところにある城壁を見ながら、ヨーロッパの歴史を感じてみるのはいかがですか?
⑤ 歩き疲れたらビーチでまったりする
街を散策して疲れたら、夕日の見えるビーチでまったりするのもありかも。船の浮かぶ海とオンダリビアならではの比較的小さなビーチとのコントラストを眺めながら、1日の疲れを癒しませんか?
美しい砂浜と山々に囲まれたビーチで、現地の子供たちも大はしゃぎ。歴史的建造物と大自然との両方に囲まれたビーチはバスク地方ならではですね。
⑥ ミシュランレストランで豪華なバスク料理を堪能
アラメダ Alameda
せっかくオンダリビアに来たなら、本格的なバスク料理を楽しみたい!そんな方のためにご紹介するのが、老舗バスク料理店「アラメダ」です。オンダリビアといえばここというほど有名なこちらのレストランでは、魚介や野菜のの旨味を存分に引き出した豪華な料理を楽しむことができます。
なんとも贅沢に魚介を使った美味でフォトジェニックな料理が魅力的!また、料理と一緒にバスク地方伝統の白ワイン「チャコリ」やりんごのお酒「シードラ」を楽しむこともできます。夜ご飯はちょっと豪華に、バスク料理を堪能するなんていかがですか?
⑦ 気分はプリンセス!古城を改装したホテルに泊まる
パラドール・デ・オンダリビア
寝るときまでオンダリビアを堪能したい方は、ぜひ「パラドール・デ・オンダリビア」に宿泊してみてください。このホテルは、カルロス5世が建設した古城を改装したものです。テラスからは海も見える立派なお城の中に泊まっ、てプリンセス気分を味わっちゃいましょう!
入り口付近は古城の雰囲気が溢れる空間になっていて、宿泊客でなくても中に入ることがでいます。宿泊用のお部屋は意外にもモダンな雰囲気が漂っていて過ごしやすい空間になっているので、オンダリビアでホテル選びに迷ったら候補としていかがですか?
いかがでしたか?
今回は知られざるオンダリビアは魅力をご紹介しました。自然と歴史を両方感じることができる魅力的な街でしたね。スペインに行くときはぜひ、足を運んで見てはいかがでしょうか。