歴史の文脈も外さずに。おしゃれ以上の価値がある小樽の“魅力スポット5選”

レトロな雰囲気が人気の北海道・小樽市には、歴史的な魅力がたっぷり詰まっています。かつての人々の努力が刻まれた跡からは、その土地特有の美しさを感じますね。今回は、歴史的価値に触れられる小樽市の魅力をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

小樽ってどんなところ?

日本海に面している北海道の小樽市は、おしゃれでレトロな雰囲気がいま人気となっています。かつて港湾都市として栄えた小樽は、明治や大正の趣が残る歴史深さも魅力の一つです。札幌市から車で約1時間の場所にあることもあって、北海道旅行には欠かせない場所ですよ。

①目玉スポット「小樽運河」でレトロな体験を

小樽運河

小樽観光のシンボルといえば、石造りの倉庫が立ち並ぶ「小樽運河」です。北海道開拓の窓口として開かれた小樽運河では、重厚な石造りの倉庫や散策路に並ぶガス灯からレトロな情緒が感じられます。
大正12年に完成し小樽の繁栄から衰退、そして再生を見つめてきた運河。特に冬の雪景色を目にすると、センチメンタルな気持ちになります。特に石造りの倉庫群がライトアップされる夜の光景はおすすめですよ。

小樽タイムズガーテン

この小樽運河沿いにある「OTARU TIMES GARTEN(小樽タイムズガーテン)」は、北海道グルメとハンモックを楽しめる施設です。歴史ある石造りの倉庫を改装してできたこの場所では、ジンギスカンやラム肉に、北海道産小麦を使用した焼き立てのパンをいただけます。
また施設内のハンモックも人気で、ゆらゆら揺られながらまったりとティータイムを楽しめます。食べ応え抜群の北海道自慢の生ラム肉は、最高のひと時をアシストしてくれますよ。小樽の長い歴史に包まれた時間を楽しめる場所になっています。

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②北の大地の産業革命に思いを馳せよう

旧手宮鉄道施設(機関車庫三号)

明治初期から北海道の産業革命を支えた炭鉱、鉄鋼、港湾、鉄道を総称した「炭鉄港」の一部が小樽市にあります。日本遺産にも数えられる炭鉄港では、北の大地のエネルギーに満ちた人々の歴史を感じることができます。

小樽港北防波堤

小樽観光協会
1908年に本格的な港湾整備として築かれた「小樽港北防波堤」は、日本初のコンクリート製の防波堤として、荒波から北の大地を守ってきました。これは100年以上たったいまでも、“第一線防波堤”としてその役割を果たしています。

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③物資運輸に活躍した廃線跡へ

「旧手宮(てみや)線跡地」には、かつて物資輸送の手段として重宝された手宮線の廃線跡がいまだ残存しており、実際に線路の上を歩くことができます。105年ものあいだ走り続けた手宮線の跡地には、踏切や遮断器に駅などの面影も。
約1.6kmの整備された廃線跡には草花が生い茂っており、いまなお人々に愛されています。線路の先を見つめていると、どこまでも物資を運んでいくようで、すでに役割を終えた手宮線も心をくすぐるようです。

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④新一万円札の肖像、渋沢栄一に迫る!

旧澁澤倉庫

小樽観光協会
2024年から新一万円札の肖像に採用された、渋沢栄一。日本資本主義の父とも称される渋沢栄一ですが、そんな彼にまつわる施設がここ小樽にはいくつかあります。小樽運河沿いにも、渋沢栄一が所有した「旧澁澤倉庫」が、運河の美しい景観を保っています。

日本銀行旧小樽支店金融資料館

一般社団法人小樽観光協会
また築100年を超える「日本銀行旧小樽支店金融資料館」では、日本銀行の歴史や金融の仕組みなどをわかりやすく学ぶことができます。施設内では、戦後に日本銀行が発行したお札すべてを展示しているほか、一億円の重さを体験できるコーナーもあって、金融に普段はあまり興味がない方でも楽しめますよ。

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⑤宿泊は歴史的建造物の「UNWIND HOTEL & BAR」で

北海道初、外国人専用ホテルとして1931年に建設された“旧越中屋ホテル”をリノベーションした「UNWIND HOTEL & BAR(アンワインドホテルアンドバー)」は、その長い歴史から経産省「近代化産業遺産群33」にも指定されました。クラシックと現代的感性が融合した客室には、独特の非日常感が感じられます。
贅沢なサービスが魅力のこのホテルでは、夕刻のワインサービスにモーニングハイティーと、優雅な時間を飾ってくれます。夜にはバーで小樽ワインを嗜むオトナな空間に浸ってみてはいかがですか。

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小樽で歴史を感じよう

いかがでしたか。この頃観光地として人気を集めている小樽は、歴史的な文化財や文脈も詰まっており、学びも得られる貴重な場所です。みなさんも歴史的な一面にも注目してみてくださいね。

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