第二の軍艦島へ離島トリップ。廃墟に萌える、長崎県「池島」を巡る半日プラン

長崎県池島は、“第二の軍艦島”とも称される通り、廃墟が立ち並ぶ島内の景色が特徴です。小さな島なので半日程度でも十分楽しめる池島の魅力をご紹介します。(掲載されている情報は、公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

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このまとめ記事の目次

長崎で離島トリップ!

鬼岳

約600もの島を浮かばせる長崎県は、日本一の島の数を誇ります。それぞれ異なる文化や魅力を持つ島々の雰囲気を体験するために、離島を巡る旅行が長崎県ではおすすめです。日々の喧騒からも離れられて、リフレッシュした時間を過ごせますよ。

堂崎天主堂

中でも、2018年に“潜伏キリシタン関連遺産”が世界文化遺産に登録された五島列島には、唯一の魅力が眠っています。国内でも珍しいキリスト教会群や島の美しい自然は、訪れるものを虜にします。今回はそんな長崎県の離島のひとつである「池島」をご紹介します。

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9時頃:第二の軍艦島、池島へ

船の時間に注意!

長崎県のすぐ西側に浮かぶ「池島」は、人口約150人、周囲約4kmの小さな島です。この場所へは3つの港から、毎日10本強と少し少なめの船が向かっています。なので、池島へ上陸するにはまず船の運航時間を事前に調べてから港へ行くのをオススメしますよ。島へは約30分で到着しますよ。

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さっそく島を一周!

様々なモニュメントがお出迎え

島内ではレンタサイクルも利用できますが、比較的小さなこの島では歩いて観光するのをオススメします。ただ一周するだけなら2時間足らず、あちこちで立ち止まったり休憩する時間を考えても、半日でまるっと楽しめますよ。

さびれたガソリンスタンド

道筋も複雑に入り組んでいるわけではないので、道が伸びるままに歩き進んでいきましょう!第二の軍艦島とも称される池島ですが、現在でも島民は生活しており、所々に生活感が垣間見えるのも特徴です。

目を疑うような廃墟群

自由に散策できる廃墟島

移動できる範囲が限られている軍艦島と違って、池島では立ち入り禁止の区域を除き、島内を自由に散策できるのが魅力となっています。とはいえ危険そうな場所だったり、茂みにはイノシシがうろついているので注意してくださいね。

点在する廃墟に興奮!

2002年まで稼働していた炭鉱施設の残骸が残るこの島には、たくさんの廃墟が島中に散在しています。いまでは錆びついたベルトコンベアや発電所跡に加え、いまではツタに覆われた炭鉱住宅の数々はまさに圧巻ですよ。

栄枯盛衰の美しさ

所狭しと並んだ住宅棟を眺めていると、当時多くの住民であふれたであろうかつての風景が目に浮かびます。島唯一の巨大な学校には、いまでも2,3人の学生が通っており、廃れていく島の歴史にも絶えず息づく生活には、栄枯盛衰の美しさすら感じられます。

四方山から島を一望!

真っ青な海と無骨な廃墟のコントラスト

小さな池島では、四方山という山の頂上からは、周囲を囲む海と無機質に立ち並ぶ廃墟の美しいコントラストを見渡すことができます。こんな絶景は、国内を見渡してもなかなか出会うことができませんよ。

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四方山

長崎県池島四方山

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一休みは「かあちゃんの店」で

かあちゃんの店

島中を散策して一休みしたいときには、島の中腹にある「かあちゃんの店」に立ち寄ってみてはいかがですか。暖かくお出迎えしてくれるフレンドリーな店員さんは、まさにかあちゃん像にぴったり。島の暮らしについても聞けて、地元の方と接することができるいい体験にもなりますよ。

みんなに愛される名スポット

観光客の多くが訪れるこのお店には、立ち寄った方々が刻んだメッセージが。長い間愛されている証拠ですね。店内では長崎名物のちゃんぽんやトルコライスをはじめとしたお食事もできますよ。お店の外では、たくさんのネコがお出迎えもしてくれています。

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13時頃:帰りは船の時間を気にしつつ

船の本数が決して多くない池島では、島内の観光も船の時間を念頭に置きながら楽しんでくださいね。もちろん船の行き先にも3つ港があるので、どこに到着するのかも注意が必要です。島に取り残されることのないよう気を付けながら、島の観光を満喫してくださいね。

廃墟にわくわくしよう!

いかがでしたか。多くの島が浮かぶ長崎県では、離島を巡る旅をおすすめします。それぞれの島ならではの文化に触れて、非日常的な体験を楽しんでくださいね。(掲載されている情報は、公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

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