コートジボワールってどんな国?
コートジボワールは西アフリカに属し、旧フランス領の国です。サッカーが好きな人は聞いたことがあるのではないでしょうか。豊富な自然を残しつつ、都市部は発展しており、また旧市街は独特な伝統を感じることができます。今回はそんな様々な顔を見せてくれるコートジボワールの観光地10選を紹介していきます!
① サンポール大聖堂 / アビジャン
まず最初に紹介するのがコートジボワールの首都アビジャンにある「サンポール大聖堂」です。1985年にイタリア人建築家によって、カトリックの大聖堂として建てられました。アビジャンのシンボルと言っても良いこちらのスポットは観光客にも人気です。
キリストが手を広げている姿をイメージした外観が特徴。中に入ると色鮮やかなステンドグラスに目がいきます。アフリカの動植物や人々がイメージされており、ヨーロッパにはない独特の雰囲気を楽しむことができます。
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② グランバッサム歴史都市 / コモエ
続いて紹介するのがかつてコートジボワールの首都だった「グランバッサム歴史都市」です。ギニア湾岸に位置し、首都アビジャンからは50kmほど離れています。植民地時代に政治や経済の中心だったことから、フランス風の建築物を見ることができます。
コートジボワール 4つ目の世界遺産として2012年に登録されました。居住地域、賑わう市場やバーなどが連なる商業地区、それにビーチなど、それらすべてを含めて世界遺産として登録されています。コートジボワールの歴史を知る上で訪れておきたいスポットです。
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③ グランドモスク / アビジャン
続いて紹介するのが「グランドモスク」です。実はコートジボワール人のおよそ4割がイスラム教徒。こちらのモスクはプラトー地区という場所にあり、青いドームと高い煙突が特徴的です。アラジンの世界に出てきそうなモスクですよね。
当時の大統領の意向に沿って1996年に建設が開始さましたが、実は資金不足により1999年に建設が打ち切られたのだそう。そのため今もなおモスクは完成していません。しかし中にあるホールではイスラム教徒はお祈りができます。プラトー地区に訪れた際はぜひ近くまで行ってみてください。
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④ 平和の聖母聖堂 / ヤムスクロ
続いて紹介するのがコートジボワールの首都にある「平和の聖母聖堂」です。カトリック教会の中で規模が世界一と言われており、その見た目はバチカンにあるサンピエトロ大聖堂をモデルにしたそう。周りに建物があまりありませんが、近づくとその大きさが分かるはずです。
大聖堂にはおよそ18000人が収容できるようになっています。高い円形の屋根はさらに大聖堂を広く感じさせます。フランスから輸入したステンドグラスからは光が差し、いるだけで神聖な気持ちになりますよ。世界最大級の大聖堂を一目見に来てはいかがでしょうか。
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⑤ 国立博物館 / アビジャン
続いて紹介するのがアビジャンにある「国立博物館」です。一見こじんまりした博物館ですが、2万点にも及ぶ美術品が収集されていてとても見応えがあります。内部の写真撮影は禁止なのでその点には気をつけましょう。
館内では像や仮面、それに15世紀以降西欧との取り引きで利用されていた象牙などが展示されています。アフリカの文化や歴史を展示物やガイドから学ぶことができますよ。2017年に改装されたため、綺麗な点も魅力です。
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Musée des Civilisations de Côte d’Ivoire Musee des Civilisations de Cote d’Ivoire
Abidjan, Ivory Coast
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⑥ コモエ国立公園 / ザンザン
続いて紹介するのが「コモエ国立公園」です。大きさは西アフリカ最大で、湿地帯とサバンナという気候から野生動物が豊富に生息しています。1983年には世界遺産に登録され、希少生物も多く見られることから「世界で最も生物的多様性のある国立公園」とも言われています。
ライオンやヒョウ、アフリカゾウなど様々な動物がいますが、密猟者の増加や牛の過剰な放牧により国立公園の管理が問題視されていました。2003年には危機遺産にも登録されましたが、その後状況改善により危機リストからは解消されました。
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⑦ サッサンドラのビーチ / サッサンドラ
続いて紹介するのが「サッサンドラのビーチ」です。コートジボワールの大西洋に面している海は、人も少なく綺麗なビーチが多いのが特徴です。その中でも西部にあるサッサンドラのビーチは特に有名です。オレンジ色の砂は、他のリゾートではみることがないので珍しいですよね。
ビーチを散策するだけでなく、シュノーケリングやビーチボートなどのアクティビティもすることができます。浜辺で食事をするのも観光客に人気です。近くにはホテルが多いので、訪れる際はホテルを取るのも良いかもしれませんね。
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⑧ タイ国立公園 / アビジャン
続いて紹介するのがアビジャンにある「タイ国立公園」です。赤道直下の熱帯雨林地域にあるため、「西アフリカ最後の広大な原生林」とも言われています。絶滅危惧種リストにあるような希少な動物を見ることができ、アフリカならではの経験をすることができます。
タイ国立公園は1980年に世界遺産に登録されました。しかし人口が増え、森林伐採や鉱山開発などが進んだ結果、現在は元々の面積の8分の1ほどになっています。西アフリカに生息する動物のおよそ半数がこのタイ国立公園にいると言われています。動物たちを守るため、深刻な問題を解決していかなければいけません。
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⑨ ラ・カスケード / マン
続いて紹介するのは、コートジボワール西部のマンに近い「ラ・カスケード」です。マンという地域は国内で唯一山地がある場所。それもあってラ・カスケードは滝が流れていることで有名です。暑い日には、ここに行くのがお勧めです。
滝に打たれに行ったり滝の下のプールで泳ぐことができます。コートジボワールの気温はとても高いため、水に入ると気持ちいいですよ。滝周辺を散策したり、山登りをすることもおすすめです。コートジボワールならではの豊かな自然を感じることができます。
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⑩ クロコダイルファーム / アッシニー
最後に紹介するのが「クロコダイルファーム」です。海辺の近くにある動物園で、様々な動物たちと触れ合うことができます。大きいワニがいるかと思いきや、なんと小さなワニを抱っこすることができちゃいます!なんとも珍しいですよね。子供も楽しめる動物園となっています。
また、ワニの他にもチンパンジーなど様々な動物と触れ合うことがでいます。ポニーに乗れたり蛇を首に巻けたり、動物好きなら絶対に楽しい体験をすることができますよ。ガイドさんの指示に従って、安全に動物たちと触れあいましょう。
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いかがでしたか?
いかがでしたか?今回は西アフリカにあるコートジボワールの観光地10選を紹介してきました。日本人にとって馴染みの薄い国ですが、変わった観光地に行ってみたい方におすすめです。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)