古くから江戸に近い千葉の伝統工芸品、職人技を7つリストアップ

千葉県は古くから江戸に近く、江戸文化の形成にとって欠かせない伝統工芸品の産地として知られています。今回はそんな江戸文化に影響を与えてきた千葉県が誇る伝統工芸品と、それらを伝承してきた職人技をご紹介します。

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このまとめ記事の目次

① 房州うちわ/千葉県南房総

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日本の三大うちわとして、四国の丸亀うちわ、京都の京うちわ、そしてもうひとつがここ千葉県館山の房州うちわが挙げられます。房州うちわの大きな特徴は、安房地方の女竹を使用した江戸うけする粋なデザインにあります。千葉県を代表する伝統工芸品として近年人気が高まっています。

② 江戸つまみかんざし/千葉県市川市

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江戸つまみかんざしは、江戸時代からの伝統を持つ職人さんによって受け継がれてきた伝統工芸品です。名前の由来は美しい色合いの羽二重を、つまんで作ることから来ています。江戸時代から今日にかけて、女性の髪飾りとして愛されてきました。千葉県市川市の穂積 実さんが作る江戸つまみかんざしは、千葉県の伝統的工芸品(伝統工芸品)として指定しています。

③ 篠笛/千葉県山武市

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江戸に近い千葉県の山武市は篠笛の産地として有名です。何度も漆を塗り重ねては削り取ることの繰り返しで作られる篠笛は、1本の製作に1年近い時間を要します。素現在では貴重な伝統工芸品として、また邦楽界に欠かせない職人技として注目されています。

④ 雨城楊枝/千葉県久留里

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千葉県君津市の内陸部にある久留里地区の伝統工芸品として知られる雨城楊枝です。江戸時代には、この地域は久留里城の城下町で、豊富なクロモジの木を使った藩士たちの内職として栄えてきました。何度か危機を迎えながらも、守り愛されてきている伝統工芸品です。

⑤ 上総和竿/千葉県市原市

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千葉県市原の野布袋竹を使用して作られてきた上総和竿は、千葉県の伝統工芸品に指定されています。かつては20軒以上軒を連ねていた釣り竿屋は、現在1軒のみのとなり、その存亡が危ぶまれています。

⑥ 野田和樽/千葉県野田市

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利根川の海運業に恵まれ古くから醸造業が盛んな千葉県の野田市。野田市は醤油だけでなく、醤油産業に関わってきた伝統工芸品が職人さんによって受け連れがれてきました。野田和樽もその一つで、機能美を備えた素朴なデザインに人気があります。

⑦ 佐原張子/千葉県香取市

千葉県は都心部に沿って流れる利根川の流域に南北に延びる地形をしており、江戸に密接な関わりのある地理と歴史を持つ特徴ある文化風土の街が点在しています。佐原張子もその一つで、和紙を重ね合わせて作られた素朴な味わいのある伝統工芸品として人気があります。

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