ただの冬景色じゃない。ここでしか見られない雪・氷の神秘スポット8選

本格的な冬、始まりました。四季の移り変わりとともに、目を見張るような絶景を見せてくれる、日本各地の大自然。今回は、寒空にぴったりの「ここでしか見られない、雪や氷の絶景」をご紹介します。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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このまとめ記事の目次

【1】阿寒湖 / 北海道

最初にご紹介するのは、北海道釧路市の「阿寒湖」で見られる、フロストフラワーです。湖面の水蒸気が寒さで凍ることでできる、神秘的な雪の結晶。あたり一面に広がる光景は、まるで氷の花が咲き乱れているよう。
極寒かつ無風という条件のもと見られるため、フロストフラワー(奇跡の花)と呼ばれているんだとか。息をふうっと吹きかけたり、一瞬でも風が吹いたりすると、儚く消えてしまう結晶たち。なんとも珍しい絶景ですが、阿寒湖では冬の期間、高確率で出会うことができます。

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【2】ハルニレの木 / 北海道

続いてご紹介するのは、北海道中川郡豊頃町の「ハルニレの木」です。樹齢150年にも及ぶ2本の木が、まるで寄り添うようにして枝を広げる、幻想的な光景が広がります。あたり一面が雪に覆われて、ひっそりと佇む大木の他には、視界を遮るものは何もありません。
儚く雪化粧を施した「ハルニレの木」は、時間帯によって全く異なる美しさを見せてくれます。陽が昇る頃には、星が残る群青色の夜空と、じわりじわりと押し寄せるオレンジ色の明るい空が、見事なグラデーションを織りなします。満点の星空を背景に、贅沢で惚れ惚れする絶景も見逃せません。

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【3】ジュエリーアイス / 北海道

続いてご紹介するのは、北海道中川郡豊頃町でしか見られない「ジュエリーアイス」です。クリスタルのように透明で、なめらかなフォルムが美しい氷が押し寄せます。陽の光を浴びて、きらきらと輝く姿は宝石のよう。
ジュエリーアイスは、空の色や陽の落ち具合によって、表情を変えていきます。朝日の上がる瞬間や、太陽が高いところに昇っているお昼時、そしてもちろん夕焼け時。光を反射し、様々な輝きを見せてくれる絶景に、心が洗われること間違いなしです。

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【4】トマム アイスヴィレッジ / 北海道

続いてご紹介するのは、北海道勇払郡の「星野リゾート トマム アイスヴィレッジ」です。その名の通り、全てが氷で出来た村。氷のベーカリーカフェに氷のバー、氷でできたホテルに教会など、冬の北海道でしか見られない空間が広がります。
お店の中では、幻想的な氷のグラスで飲むウイスキーや、可愛らしいスイーツを楽しむこともできますよ。ジェラート作りやホテル見学など、体験型アクティビティも盛りだくさんなので、お子様連れのご家族やカップルにもおすすめ。

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星野リゾート トマム

北海道勇払郡占冠村中トマム

3.41 26682

【5】横手の雪まつり / 秋田県

続いてご紹介するのは、秋田県横手市で開催される「雪まつり」です。大小さまざまなかまくらが並び、幻想的にライトアップされる様子がたまりません。2023年は2月15日、16日に開催予定の雪まつり。優しいオレンジ色の光が灯ると、寒い中でも心がじわあっとあたたまります。
地元の子供たちが中心となって作るミニかまくらの中には、ひとつひとつに願い事が書かれています。思いのこもった声を覗き見するのも、素敵な楽しみ方。また、職人の作る大きなかまくらでは、中に入って、温かいココアを飲みながら団欒することもできますよ。あたたかい思い出と、絶景を一緒に。

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【6】蒲生の棚田 / 新潟県

続いてご紹介するのは、新潟県十日町市に位置する「蒲生の棚田」です。朝霧が神秘的で、雲の上にいるかのような絶景は、初雪の季節と、雪解け前の初春に美しさを増します。雪深い冬の季節は通行止めになってしまい、鑑賞ができませんのでご注意ください。
こちらは12月初旬の棚田の様子。2023年、次に鑑賞できるのは4月になりますが、棚田自体の美しい模様に加え、うっすらと雪の積もる景色は、思わず息を呑んでしまう絶景に。田んぼには雪が積もらず、水鏡になることもあるんだとか。(棚田は観光地ではなく、私有地ですので、鑑賞の際にはお気をつけください。)

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【7】大内宿 / 福島県

続いてご紹介するのは、福島県南会津郡の「大内宿」です。茅葺き屋根が印象的な街並みは、江戸時代を思わせ、風情あふれる宿場町。雪深い2月には、あたり一面真っ白に染まります。ずっしりと雪が積もった屋根は、なめらかで印象的なフォルムに。
また、2023年2月5日(日)から11日(土)まで、雪灯籠や雪蔵が見られる「雪まつり」が開催されます。期間中には、澄み切った夜の空に、花火が上がるんだそう。灯籠のオレンジ色の光と、煌びやかな花火の光が冷たい雪に反射して、忘れられない光景が広がります。

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【8】河口浅間神社 / 山梨県

最後にご紹介するのは、山梨県南都留郡の「河口浅間神社」です。なんと言っても、堂々とした荘厳たる富士山と、鮮やかな朱色をたたえる鳥居のコントラストが美しい、こちらの絶景。「天空の鳥居」とも呼ばれるこちらの鳥居は、富士山の噴火をとめるために建てられてんだとか。
朝陽が昇る頃の、絶妙な陽の光と雪の色のコラボレーションも圧巻です。裏山を登ったところに、ビュースポットとして「遥拝所」が整備されているのも、嬉しいポイント。心がスッとすくような、新鮮な気持ちになれる、そんな神聖な場所です。

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ここでしか見られない絶景を、あなたに

いかがでしたか。この季節に「ここでしか見られない、冬の絶景8選」をご紹介しました。寒い冬だからこそ、忘れられないほど壮麗な景色と一緒に、あたたかい思い出を作ってくださいね。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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