1845年までハワイ王国の首都であったラハイナの町のあるマウイ島には、ハワイ王族の聖地ハナや世界有数の星空に包まれることのできるハレアカラ山、奇岩がそびえるイアオ渓谷など神秘的なスポットがいっぱい。
全世界からの玄関口であるオアフ島と比べると、観光客の絶対数が少ない分、より時間の流れがゆったりとして、まるで暮らすように過ごせるのも魅力です。今回はそんなマウイ島に行くべき理由をご紹介します。
全世界からの玄関口であるオアフ島と比べると、観光客の絶対数が少ない分、より時間の流れがゆったりとして、まるで暮らすように過ごせるのも魅力です。今回はそんなマウイ島に行くべき理由をご紹介します。
①大地のエネルギーをたっぷりもらえるから/ハナ
まずはとにかくこの圧倒的な景観美。島の南東部にあたる「ハナ」は「天国のような」という冠つきで呼ばれることも多い秘境的なエリア。
古代ハワイ王族が“みそぎ”をしたと言われる滝や池が、そこここにあり、神秘のパワー「マナ」が宿ると言われています。こうした場所で水に浸かる際には、ティーリーフで体を清め、香り良い花のレイを捧げ、祈りの気持ちをもって入るのがハワイ流。
ほかにも、全米ナンバーワンになったこともある白砂のハモアビーチや、山から海に向かうせいせいとした景色が圧巻のワイユの丘など、ハナは心洗われるような景色で溢れています。
②ローカル気分でのんびり過ごせるから/アップカントリー
マウイの玄関口カフルイ空港からアップカントリーと総称されるパイアやハイク、マカワオといった町はローカルの人々が多いエリア。
絶好のサーフスポットが所在することから、世界中からプロサーファーが移り住んでいるエリアでもあり、彼らが心身を整えるために持ち込んだヨガやオーガニックフードなどによるライフスタイルが独特のカルチャーを形成しています。
絶好のサーフスポットが所在することから、世界中からプロサーファーが移り住んでいるエリアでもあり、彼らが心身を整えるために持ち込んだヨガやオーガニックフードなどによるライフスタイルが独特のカルチャーを形成しています。
街の中には、ふらりと立寄り参加できるヨガスタジオも。
海をながめながらピクニック。近くのスーパーで買ってきたデリをつつきながら、ただのんびりするだけの休日なんて、最高の贅沢ですよね。
③大迫力の波に乗るサーファーたちに会えるから/パイア
アップカントリーの海側、パイアのホオキパビーチは、ウインドサーフィン、カイトサーフィンの聖地とも呼ばれ、世界各国からプロサーファーが集まるスポット。豪速で海面を駆け抜け、時折、華麗なジャンプを決めてみせる。そんなサーファーの姿は見ているだけで飽きることがありません。
ちなみにカイトサーフィンは、文字どおり、専用のカイト=凧で風をつかみ、ボードに乗って水上を滑走するウォータースポーツ。日本ではあまり見かけることのないスポーツですが、マウイでその格好よさに触れ、ハマってしまう人も多いのだとか。
町なかにはプロショップも。各国からプロが集まるエリアだけあって、熟練の職人が常駐して、体型やスキルに合わせてボードを削るなど絶妙の状態に調整してくれます。
さらに11月から3月にかけての冬場には、ホオキパビーチに程近いペアヒというエリアに「ジョーズ」と呼ばれる巨大な波がやってきます。
高さ20メートル、時速50キロをゆうに超えるという波に挑む姿には、興奮させられること間違いなし。
高さ20メートル、時速50キロをゆうに超えるという波に挑む姿には、興奮させられること間違いなし。
④クジラや熱帯魚が歓迎してくれるから/モロキニほか
ジョーズの波がやってくるのとほぼ同じ時期、1月から4月にかけての冬場には島の近海に数多くのクジラたちも訪れます。
北太平洋に生息するザトウクジラの半数以上にあたる1万2000頭あまりが出産のためにハワイにやってくるのだそう。赤ちゃんを交えたクジラの家族が、雄大な動きで泳ぐさまやジャンプするさまは海辺から見られるほか、ホエール・ウォッチングのツアーに参加することで、より間近に見ることもできます。
北太平洋に生息するザトウクジラの半数以上にあたる1万2000頭あまりが出産のためにハワイにやってくるのだそう。赤ちゃんを交えたクジラの家族が、雄大な動きで泳ぐさまやジャンプするさまは海辺から見られるほか、ホエール・ウォッチングのツアーに参加することで、より間近に見ることもできます。
美しい海が見せてくれるのは、クジラたちだけではありません。たとえば、南東のマケナから約5キロの沖にある三日月型の無人島・モロキニ島は、シュノーケリングのベストスポット。
環境保護地区となっているこのエリアでは、約250種類の熱帯魚たちに出会えます。
特筆すべきはその透明度。約50メートルの先までクリアに見えるマリンブルーの海で、トロピカルカラーの魚たちや珊瑚礁を思う存分、観察。年間通じて水温も20度〜と温かく、いつ訪れても楽しめるのも嬉しいところですね。
特筆すべきはその透明度。約50メートルの先までクリアに見えるマリンブルーの海で、トロピカルカラーの魚たちや珊瑚礁を思う存分、観察。年間通じて水温も20度〜と温かく、いつ訪れても楽しめるのも嬉しいところですね。
⑤素晴らしい星空と雲海を堪能できるから/ハレアカラ
そしてマウイ島でおそらく最も人気といえる観光地がこちらハレアカラ山。
標高3055メートル。ハワイ語で「太陽の家」「神の家」の意味を持つ世界最大の休火山で、夕刻からの日の入りの光景、そして広がる一面の星空がとにかく素晴らしいんです。
標高3055メートル。ハワイ語で「太陽の家」「神の家」の意味を持つ世界最大の休火山で、夕刻からの日の入りの光景、そして広がる一面の星空がとにかく素晴らしいんです。
雲海を鮮やかに染めながら沈んでいく太陽の姿は圧巻の一言。レンタカーなどで頂上に行くこともできますが、天体観測つきのツアーに参加すればプロ仕様の望遠鏡で夜空の星たちをよりクリアに見られてオススメです。
⑥大人のリゾートも充実してるから/カアナパリほか
もちろんリゾートホテルも充実しています。特にラハイナのある島の西側から南側にかけての、カアナパリ、ワイレアといったエリアには、ウェスティンやフォーシーズンズ、リッツ・カールトンやアンダーズといった高級リゾートホテルも多く所在。
と言っても、数多くの旅行者が集まり賑やかなオアフ島のワイキキビーチのリゾートなどとは異なり、静かでのんびりとした大人時間が流れています。
と言っても、数多くの旅行者が集まり賑やかなオアフ島のワイキキビーチのリゾートなどとは異なり、静かでのんびりとした大人時間が流れています。
レストランやバーからビーチアクティビティまで何でも揃うのが、こうしたリゾートホテルの魅力。敷地内から一歩も出ず、思い思いの過ごし方で休日を楽しむのも素敵ですね。
夕暮れ時には美しい日の入りを見ながら、乾杯。。。とろけそう。
マウイで素敵な休日を!
いかがでしたか?
大自然のパワーを感じられる海や山の景勝地から、ローカルの町から充実のリゾート地まで。次のお休みには、暮らすように過ごせるハワイ、マウイ島にいらしてみてはいかがでしょう。
大自然のパワーを感じられる海や山の景勝地から、ローカルの町から充実のリゾート地まで。次のお休みには、暮らすように過ごせるハワイ、マウイ島にいらしてみてはいかがでしょう。