クリスマスシーズンに入り、デートプランを立てている方も多いはず。なかでもディナーには気合いを入れて、普段よりも高級なレストランに予約を入れた方もいるのでは？そんな時心配なのがレストランでの「テーブルマナー」。知っているか知っていないかであなたの品格を判断されてしまうかも。

そこで、今回はクリスマスディナーのみならず、勝負のディナー前に知っておくべき「レストランマナー」をご紹介いたします。これさえ知っておけば、絶対に恥をかくことなく素敵な一夜を楽しめるはずですよ！

まずはディナー前に考えなくてはいけないのが「服装」。予約したお店にドレスコードがあるか事前に調べてから服装を決めましょう！ここでは一般的なドレスコードをご紹介いたします。

男性はダークスーツ・タキシード・ディナースーツ・蝶ネクタイ、ポケットチーフなどの演出が無難。一方女性はドレッシーなスーツやワンピース、イブニング・カクテルドレス、和服などエレガントな装いがベターです。女性は食事の邪魔にならない小ぶりで上品なアクセサリーを合わせてみて。

男性はジャケットやサマースーツ、ネクタイ必須（ループタイやアスコットタイもOK) 。一方女性はワンピースやスーツにアクセを施すさりげない装いが良いかも。ブラウスとスカートのアンサンブルもOKですよ！女性が持つハンカチは、タオル地など実用的なものと、人に見せても良い素敵なものを2枚用意するのが良いです。和食の場合は懐紙を！

男性は襟付きのシャツに、カジュアルなジャケットなどを着用。短パン・サンダルはダメですよ！一方女性はブラウスとスカート、スラックスなどの快適な服装を。こちらもショートパンツ、サンダルはNGなので要注意！

電車の遅延など、予想外の出来事で予約時間に間に合わない！なんてことが起きてしまうかもしれません。もちろん、店にはオンタイムで行くことが基本ですが、10分以上の遅刻は直接お店に連絡をしておくといいですよ。

グループのうち一人だけが遅れるときは、店に迷惑をかけないためにも先に入店してオーダーすることがマナーです。30分以上の遅刻なら、1皿目を出してもらい料理を楽しみながら遅れてくる人を待っていて大丈夫！

洋風のレストランなどではお決まりの「ワイン」。ワインの勉強をしている人だったら知識はあるけど、普通ならいつも飲むワイン以外わからないはず。安いものから高いものまで揃うお店ならなおさら。そんな時はワインリストを上手に使ってオーダーしましょう。

しかし、「3000円台のワインをお願いします」と予算をストレートに口にするのは厳禁。ワインリストの金額欄を指差し「このあたりでお食事に合うものを」と好みを伝えてみてください。ワインについて詳しくないのなら、お店にいるワインソムリエにお願いしてみて！きっと素敵なワインを提供してくれますよ。

「ナプキン」の使い方と言っても、ただ膝の上に乗せるだけでは完璧ではありません。まずナプキンはふたつ折りし、輪の方を手前にして膝の上に置くのが基本。手や口元を拭くときは、ナプキンの内側を使って拭くこと。

口元が汚れたら、ナプキンをねじるようにして内側で拭けば汚れが隠れますよ。ちなみにこの時自分のハンカチで口を拭くのはNG。また、退店時ナプキンをきっちり折りたたむのは「おいしくなかった」サインになるので要注意！これをやっちゃう方、意外に多いのでは？

よくビールのジョッキなどをカチンと当てて乾杯しますが、もちろんそんな乾杯の仕方をレストランでしてはいけません。カトラリーでカチャカチャと音を出すのがNGなのと同様、グラスを合わせて音を出すのも好ましくないマナーです。

食前酒やワインの乾杯は、顔の辺りでグラスを持ち、お互いの目を見てグラスを合わさずに乾杯をしてみて！さらに女性の場合、ついつい自分でワインを注いでしまいそうですが、これはタブーなので注意！もちろん、テイスティングでのワイン交換もマナー違反になってしまうのでお気をつけて。

お互いに違う料理を選んだ場合、普段だったら「これ美味しいから食べてみなよ！」と交換して食べちゃうことありますよね。しかし相手のお皿に手を伸ばして料理を取ったり、相手の皿に料理を渡すのは下品に見えてしまいます。

そのため、お互いの料理をシェアしたいときは、お店の人に声をかけてみるといいですよ。たとえば、料理に手をつける前に「美味しそうなのでシェアをしたい」など、先にお店の人に声をかけてお願いしちゃいましょう！